国の未来を考えるとき、気にかかるのが科学技術の実力です。科学技術立国を掲げる日本ですが、様々な場面でその衰えが指摘されています。いま、どんな状況にあり、なぜなのでしょうか。 科学技術を支える土台は大きくふたつあります。ひとつは基礎研究や応用に取り組む大学や研究機関、もうひとつは先端技術をみがき、新製品やサービスにつなげる企業です。車の両輪のようなその両面で、日本は苦戦しています。 企業の成長力や技術力が反映される株式の時価総額。今年8月下旬時点の順位をみると、世界の上位を独占するのは米国のIT企業です。日本企業で最上位のトヨタ自動車は30位台、それより上にアリババやサムスンなど中国や韓国企業がいます。 大学や研究機関の研究力はどうか。他論文での引用数が上位10%に入る注目論文数で、日本の順位は2000年代初めから下がりだし、16年は11位。この間に中国は順位をあげ、10年から米国に次ぐ2位
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます SAPジャパンは9月6日、「SAP Institute for Digital Government(SIDG=シッジ)」を設立し、本格的な活動を開始したと発表した。SIDGは、日本でのデジタルガバメントの推進や社会課題解決に向けて、公共機関との活動を強化するための官民協創型シンクタンク。グローバルでは、2015年6月にオーストラリアのキャンベラに本拠を置く形で活動を開始し、既に欧州、米国、韓国でも活動している。 同社では、民の力を官に生かし、官の政策に沿って民がビジネスを創生するといった日本型のデジタルイノベーションのフレームワークに則った、社会と産業、公共機関をつなぐエコシステムを完成させ、経済発展と社会課題の解決の両立に貢献したい
リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。 著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進 日本には数多の組織があり、多くの人がその中に属しています。組織は、ある目的のために集まった人た
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