近年、大学は教育研究だけでなく、産業界や地域社会への貢献などステークホルダーからの多様な要望への対応に迫られている。大学を取り巻く環境は年々厳しくなっており、効果的・効率的な経営が求められている中で、大学の「自律性」という要素は、より重要性を増している。しかしながら、現在、大学に求められている自律性とはどのようなものなのかを同定する研究は日本では管見の限り見られない。そこで本研究では、大学の自律性をどのように評価するかという点に関して、日本と諸外国の先行研究を比較することによって、課題を整理し、日本の大学における自律性の指標の策定に知見を得ることを試みた。結果として大学の自律性は、学術的自律性、経営的自律性、組織的自律性の3 つの共通特質を持つことが明らかになった。課題としては①大学の自律性の特質ごとの主要アクターの役割に関する研究の必要性、②大学の自律性が実質的なものであるか、単に手続き
The purpose of this paper is to investigate the effect of studying abroad in the undergraduate and postgraduate years on wages in Japan. There has been some prior research examining the effect of studying abroad on income from the perspective of the Transnational Human Capital. However, the study analyzing Japan’s case had two problems in terms of methodology: (1) the sample was not collected rand
神戸大学では、2016年9月にグループウェアを更新し、新たなグループウェアを導入した。その更新過程では、システムの更新だけでなく、運用ルールの見直しとこれまでグループウェアを利用していなかった教員の利用についても検討を行った。本稿では、その更新過程及び検討結果について説明する。 大学ICT推進協議会 2016年度年次大会; [開催日時] 2016年12月14日(木)〜16日(金); [会場] 国立京都国際会館 [主催] 大学ICT推進協議会.
Career Path of the Ministry of Finance and the Financial Service Agency Executives
近年, 日本では学齢期の子どもの多くが, 学習塾や通信教育などの学校外教育を利用するのが一般的となっている。 このような学校外教育投資が子どもの学力にどのような影響を与えるのかについては, 今のところはっきりとしたことはわかっていない。 日本のデータを用いた過去の研究は, 学校外教育投資の学力への効果はほとんどないと結論付けているものが多いが, 子どものモチベーションなどの観察不可能な要因が, 学校外教育投資と学力の両方に影響している可能性があり, こうしたバイアスを除去する必要がある。 一方, 米国では, ランダム化実験を用いて, 学校外教育プログラムの効果を測定する動きが広がっている。 こうした一連の研究成果をみてみると, 学校外教育投資の多くは学力や素行にプラスの影響を与えていることが明らかとなっている。 この意味では, 今後日本においても, 実験データを用いた学校外教育投資の効果測
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