テーマ 未来社会の柱となる博士学生の育成を目指して 近年、博士後期課程への進学は、キャリアパスに対する不安から、進学者数及び進学率のいずれも減少傾向にあります。文部科学省の調査(2021)では、修士課程修了者の7割以上が就職を念頭に置いており、博士進学への準備・検討するものは12%程度にとどまると報告されています。 このような状況を打破するには、既存の研究室の枠組みを越えて、優秀な博士後期課程学生に対して社会で幅広く活躍するための多様なキャリアパスを整備していく必要があります。そこで、本学では、博士後期課程学生が学士課程学生の学びを支援し、教えることを通じて他者理解を深める教育プログラムを開発して、自らの適性を見極め、専門と社会の関わりを考える機会を提供することを計画しています。 このような大学院生を対象にした「教育に関する能力開発」は、プレFD、またはPFF(Preparing Futu
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