仕事のやりがいや働きがいを求める人が増えている。コロナ禍でリモートワークが推進される中、会社との関係や働き方を見直す機運が生まれていることも、その流れを後押ししている。どうすれば生きがいを見いだせるのか。ベストセラー『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』で紹介されているような強みと、幸せとの関係は? 幸福学研究の第一人者である慶応義塾大学大学院の前野隆司教授が解説する。 前野隆司(まえの・たかし) 慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。東京工業大学修士課程修了後、キヤノン、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、慶応義塾大学理工学部教授、ハーバード大学客員教授等を経て現職。2017年より慶応義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長を兼任。幸福学研究の第一人者。著書に『脳はなぜ「心」を作ったのか』『錯覚する脳』(いずれも、ちくま文庫)、『幸せのメカニズム』(講談社現代
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