「第1回ウェブ学会シンポジウム」が12月7日、東京大学安田講堂で開かれる。第一線の研究者や技術者による講演やセッションを通じ、世界に影響を与えるような革新的なWeb研究やビジネス創出のきっかけになることを目指す。 国立国会図書館の長尾真館長が基調講演を行うほか、“Twitter議員”こと藤末健三 参議院議員や、批評家の東浩紀さん、ジャーナリストの津田大介さんがWebと政治について議論するセッション、はてなの伊藤直也CTOやGoogleの工藤拓さんなどが参加するデータマイニングをテーマにしたセッション、産業技術総合研究所の江渡浩一郎さんや弁護士でクリエイティブ・コモンズ・ジャパン常務理事の野口祐子さんなどがWeb上のコラボレーションをテーマにしたセッションを開く。 「Webの存在感はこの15年で圧倒的に増したが、国内からは、世界に影響を与えるような革新的なWeb研究やビジネスが生まれていない