6月20日、総務省が「AIネットワーク化検討会議 報告書2016」を公表した(総務省の発表、産経新聞)。 公表された報告書は「AIネットワーク化の影響とリスク -智連社会(WINS)の実現に向けた課題-」と題されている。AIネットワーク化によって新たな製品・サービスやビジネスモデルが創出できるとする一方、人間はAIに代替されない能力を身につけさせるよう、教育の在り方の抜本的な検討が必要、とされている。さらに、「伝統的な労働法制」についても抜本的な見直しが必要ともされている。 いっぽうでリスクとして、ロボットやAIネットワークが攻撃されて不正に操作されるリスクや、ネットワークのトラブルによってそこに接続されたロボットが動作しなかったり意図しない挙動を行うリスクなどが挙げられている。 そのほか、以下のような現時点ではSFのような話についてもリスクとして検討がされている。 親しみのある見た目の人