ビートルズのメンバーだったジョン・レノンさんの遺品で、盗難の被害にあっていた日記や楽譜などおよそ100点がドイツで見つかり、現地のメディアが日本円にして4億円余りの価値があると伝えるなど話題を呼んでいます。 遺品には、レノンさんが銃撃されて亡くなる当日までつけていた日記や、眼鏡、それに、手書きの楽譜などが含まれているということで、レノンさんの妻のオノ・ヨーコさんが、今月、本物だと確認したということです。 捜査当局によりますと、遺品は2006年までに、アメリカ・ニューヨークのオノさんの自宅から、当時運転手を務めていたトルコ人の男によって盗まれ、行方がわからなくなっていましたが、3年ほど前、ベルリンの競売会社に持ち込まれたということです。 この競売会社はその後破産し、ことし7月、管財人が遺品の存在に気付いて警察に届け出たということです。 遺品を盗んだ元運転手の男は、現在はトルコにいるということ