冥王星からまたサプライズ。 太陽系のはるか辺境にある冥王星からは、近ごろ驚きの発見が続いています。氷の火山や青い空、そして窒素にあふれた平原などいろいろな現象が見つかっていますが、今回さらに地面の下に水の海があるかもしれないことがわかってきました。 去年冥王星についてわかったことでもっとも驚きだったのは、その氷の表面全体に地殻運動の証拠がみられるということでした。太陽から遠く離れた星としては考えにくいため、天文学者たちもその説明に苦慮していました。 が、今週「Geophysical Research Letters」で発表された論文では、冥王星の地殻運動をシンプルかつ魅力的に説明しています。その論文によると、地面の下の海が、部分的に凍結していると考えられるのです。 「我々のモデルは、最近冥王星で確認された地殻活動は氷の相変化によるものだという可能性を示しています。つまり潮流や未知の物質、珍
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