ドイツ南部ミュンヘンのオクトーバーフェスト会場のテント内で、ビールを楽しむ人々(2018年9月22日撮影)。(c)Christof STACHE / AFP 【10月16日 AFP】忙しかった一日の終わりにビール1杯(もしくは2杯)が欠かせないという人は、気をしっかり持って聞いてほしい。気候変動が原因で、お気に入り銘柄のビールがいっそう不足し、価格も高くなる日が間近に迫っている。 15日に発表された研究論文によると、熱波と干ばつが深刻化している現在の傾向が続けば、大半のビールの主原料であるオオムギの収穫高の急減が今後、周期的に発生するという。 論文の主執筆者で、英イーストアングリア大学(University of East Anglia)の关大博(Dabo Guan)教授(気候変動経済学)は「オオムギの世界供給量が減少するとそれに比例して、ビール原料用のオオムギはさらに大幅に減少する」と説