本州の玄関口として山口県西部に位置する下関市。ふぐや瓦そばといったグルメが有名なことは周知の通り。歴史をたどれば、巌流島の戦いや壇ノ浦の戦いなどの舞台としても知られている。 そんな下関市には、これまた有名な場所がある。日本一美しいとも言われる橋……豊北町神田と角島間の海士ヶ瀬戸(あまがせ)に架かる「角島(つのしま)大橋」がそう。ここは国内屈指の絶景スポットであり、全国各地から観光客がやってくる。 ・角島大橋とは 平成12年度に開通した角島大橋は、無料で渡れる一般道路として日本屈指の長さ(1780m)を誇る。絶好の観光時期は夏場らしいが、せっかく山口県に来たので実際に見てみることにした。下関インターから車を走らせること1時間弱、ナビに従って海を広く見渡せる場所へ出ると……ほげえぇぇ! な、なんという美しさ! 当日は快晴に恵まれたこともあって、海はエメラルドグリーン色で透き通って見えるではない