一連の地震で大きな被害を受けた熊本城で、崩落した石垣の石から戦国時代に彫り込んだとみられる観音菩薩が見つかり、インターネットで話題になっています。 熊本城調査研究センターによりますと、この観音菩薩は、戦国時代に一般の人たちが先祖を供養しようと、「板碑(いたび)」と呼ばれる板状の石碑に彫り込んだものだということです。その後、江戸時代に、熊本城の石垣を造る際、急いで石を集めたために、身近にあった板碑を石垣の石に転用したものとみられ、およそ400年の時を経て今回の地震で出現したのではないかということです。 発見した加藤神社の湯田崇弘宮司は、フェイスブックを通じて「永い時を経て現れたこの観音様に思いをはせると胸が揺さぶられる」と思いをつづり、13日までの3日間に1600人以上の反響がありました。湯田宮司は「地震の被害が大きく、悲しいことばかりでしたが、観音様を見て自然と手を合わせました。私たちのこ
3年前に急死した東京・神田神保町の古書店創業者の80代の妻が、東京国税局の税務調査を受け、相続した約3億円の財産について遺産隠しを指摘された。創業者は生前、仏壇など見つかりにくい場所に割引債や現金を置いていたが、妻はそれを知らなかったという。夫の死後、偶然見つけたが申告していなかった。 追徴税額は重加算税を含め1億数千万円。妻は納付を済ませたが、「隠すつもりはなかった。夫がひとこと言っておいてくれれば」と話している。 創業者は別の老舗古書店で修業を積み、約60年前に独立した。店は史料的価値の高い書籍を取りそろえ、作家の松本清張や著名な歴史学者も生前よく利用したという。しかし、3年前に急に体調を崩して入院し、まもなく亡くなった。遺言は書いていなかった。 代理人弁護士らによると、妻は夫の死後、預貯金などの相続財産を整理して申告。ところがある日、自宅で仏壇と天井の隙間の拭き掃除をしていて、計約1
世界には数百年、数千年の歴史を持つ文化的遺産とも言うべき場所や建造物が存在している。人類が発見するずっと前から存在し、時を刻みながらその美しさを今に伝えている。 だが地球環境はめまぐるしく変わる。自然災害などに人為的な問題が加わり、今世紀が終わるころには消滅してしまうかもしれないものもある。 ここで上げる10の素晴らしい場所は、近い将来消える可能性の高いものである。 10. グレイシャー国立公園の氷河 :アメリカ・モンタナ州 この画像を大きなサイズで見る 約1万年前、グレイシャー国立公園エリアの氷は1.6kmの深さを誇っていた。1910年にこの公園が発見された時には約150の氷河が残っていたが、現在は25の氷河しか残っていない、そして今残っている氷河も2030年までにはなくなるだろうといわれている。 公園の中心にあるグリネル氷河は過去数世紀の間にその90%以上を失った。地球温暖化の影響によ
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