NHKは24日、12月1日に本放送がスタートする「BS8K」で、同日午後1時10分からSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」(68年、スタンリー・キューブリック監督)を世界で初めて8K放送すると発表した。 「2001年宇宙の旅」は、当時35ミリフィルムが主流だった映画界において、巨大なスクリーンで上映するため、最高クオリティーの70ミリフィルムで撮影された作品。4Kを超える情報量を有し、8K並みのクオリティーを持つものの、現在70ミリフィルムを上映できる環境は非常に限られ、本来のポテンシャルで見る機会がほぼなくなっている。 同作の世界初の8K放送を呼び掛けたNHKに、作品を管理しているワーナーブラザースが応えて実現した。オリジナルネガを8Kスキャンし、本来の臨場感を家庭で楽しめることになった。漆黒の宇宙空間や、謎の物体モノリス、極彩色のクライマックスなど、作業チームも思わず息をのんだという
【2018年3月5日13時00分追記】本記事初出時のタイトルは『B-CASカードは4K/8Kになると"悪質化"する』でしたが、本記事が、現行B-CASカードではなく、広くCASについて述べたものであることを明確にするため、『CASは4K/8Kになると"悪質化"する』に修正しました。 総務省は今年1月、2018年12月1日から4K/8Kの実用放送を開始することを明らかにした。それにともない、各メーカーは対応チューナーの開発を始めなければならないタイミングに差し掛かっている。 ところが、この次世代放送に際し、消費者の目線からは看過できない運用ルールの変更が、NHK主導で進められようとしていることが筆者の取材で明らかになった。 チップの価格がレコーダーに上乗せされる その実態を端的に説明すると、「消費者の負担増」である。 これまで消費者は放送の暗号化および契約者識別に用いるICチップ(現行方式で
デルは2月22日、米Dellが家電見本市「CES 2017」(1月5~8日、米ラスベガス)で発表した世界初の31.5インチ8K(7680×4320)ディスプレイ「UltraSharp 32 Ultra HD 8K Monitor」を、今春をめどに国内で発売することを同日に開催した法人向け製品発表会で明らかにした。価格は未定。 UltraSharp 32 Ultra HD 8K Monitorは、8K解像度の60Hz表示に対応したPC向けワイド液晶ディスプレイ。クリエイティブ用途を想定し、画素密度は約280ppi、色域はAdobe RGB、sRGB、Rec.709・100%、DCI-P3・98%、Rec.2020・80%、輝度は400cd/m2、コントラストは1300:1、視野角は上下/左右とも178度を確保した。 インタフェースは、DisplayPort 1.3×2、USB 3.0ハブ×4
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
総務省は、2018年からBSと110度CS(衛星基幹放送)で始まる4K・8K実用放送について、現在市販されている4Kテレビ・4K対応テレビではそのまま見ることができないことを通知。現行の衛星放送とは異なった仕組みで放送されるため、今後発売される予定の「外付けチューナー」等の機器が別途必要だと説明しています。 4K・8K実用放送に関しての情報を知らせるポスター 4K・8K実用放送は、2016年8月からの4K試験放送を経て、2018年からBS(右旋、左旋)・110度CS(左旋)で家庭向けに放送を開始。そのため、アンテナも「右旋左旋対応」のものが必要になる場合があるとしています(124/128度CS放送、ケーブルテレビ、IPTVによる4K放送、インターネットによる4K配信サービスは現在販売されている4Kテレビで視聴可能)。 その他、テレビ受信機についての詳しい内容についてはJEITA(電子情報技
2016年5月26日(木)から29日(日)まで一般公開されているNHK技研公開2016の会場ではフルスペック8Kスーパーハイビジョンを再生できる「8K PC」が実働展示されているのですが、そのスペックが明らかにされていました。 NHK技研公開2016 〜進化が続く放送技術をご体感ください〜 https://www.nhk.or.jp/strl/open2016/ 展示会場の片隅に置かれていた85インチ8Kディスプレイと再生用に使われている「8K PC」など。さらに、22.2マルチチャンネル音響用のアンプやスピーカーなども接続されており、フルスペック8Kスーパーハイビジョンを余すことなく再生できる環境が整えられています。 接続の様子がよく見えるように背面を向けて置かれている8K PC。「8K映像出力」で示されたグラフィックカードにはDisplayPortケーブルが4本ささっており、全て8Kデ
日本テレビ放送網は2月22日、長寿番組「笑点」を8K(7680×4320ピクセル)番組として制作したと発表した。現行HDの16倍高精細な画像での「8Kスペシャル版」は、通常の演芸コーナーに加え、8Kにちなんだ大喜利を含む45分となっている。 1966年の放送開始から50周年を迎えた笑点は、多くの番組が白黒放送だった中、カラー放送でスタートした。その後もステレオ放送やデジタルVTR規格「D2」を初期から採用し、2014年には「笑点特別版」として司会者・桂歌丸さんの落語を4Kで収録するなど、常に新技術を取り入れてきた。 日テレ・テクニカル・リソーシズのWebサイトでは、1月の収録の様子をリポートしている。8K用に調達したカメラと収録機はそれぞれ3台。8Kモニターはほとんど存在しないため、画面チェックは4Kモニターで運用したそうだ。 8K撮影の大きな課題は「フォーカスが“超”シビア」なこと。専用
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く