アドルフ・ヒトラーの著書「わが闘争」。ドイツの首都ベルリンの図書館で(2015年12月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/TOBIAS SCHWARZ 【1月4日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)の指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の著書「わが闘争(Mein Kampf)」を第2次世界大戦(World War II)後初めてドイツ国内で再出版したミュンヘン(Munich)の現代史研究所(IfZ)は3日、同著が予想外のベストセラーとなったと発表した。 ヒトラーの反ユダヤ思想などが記された同著は、2015年末で著作権の保護期間が切れたことを受け、昨年1月に注釈付きで再版されていた。同研究所によると、これまでに約8万5000部が売れたという。 再版により極右のイデオロギーが広まるのではないかとの懸念が上がっていたが、同研究所はこれを否定。その代わりに、今日の欧米社会で再び台頭
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