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ブックマーク / essa.hatenablog.com (21)

  • ロードマップ指向とエコシステム指向 - アンカテ

    IT業界の世代間ギャップを「ロードマップ指向 VS エコシステム指向」という図式でまとめるとうまく整理できるような気がしてきた。 他の業界でも、常に勉強してないと仕事にならない所では、似たような問題があるかもしれない。普通の人は「ロードマップ」の中では真ん中を進むべきで、「エコシステム」の中では真ん中を避けるべきだ、という話。 私は、80年代からずっとプログラマをしていて、今でも現場でコードを書く仕事をしているので、同世代の人から、彼らと現場の若い人との仲裁役というか通訳のようなことを期待されることが多い。 確かにそこには微妙なギャップがあって、自分はどちらの言い分にも共感する所があるので、なんとかそれを言葉にしたいのだが、なかなかうまく言えなかった。 プログラマという仕事は、今も昔も勉強をしてないと普通の仕事も成立しないのだが、その勉強の仕方というか意味づけが、違ってきていると思うのだ。

    ロードマップ指向とエコシステム指向 - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2014/08/25
    「自分が「エコシステム」の中のどういう位置にいて、何と協力して何と戦うのか、そういう自己認識がないと、これから何を勉強したらいいか、何を勉強させたらいいか考えようがない。」
  • RailsとMerbの合流についてあれこれ - アンカテ

    これって、ある意味、オープンソースプロジェクトの凄みが見えてくるすごく衝撃的なニュースです。そこで、なるべく、IT業界に関係ない人にもわかるように、このニュースの意味をいくつかの側面から考えてみたいと思います。 ビジネスではあり得ないことが起きた まず何が起きたのかひとことで言うと、RailsというプロジェクトがMerbというプロジェクトと合流して、次のバージョンを共同で開発することを発表したということです。 Rails 3高速化Merb技術採用、Rails 2非互換の可能性 | エンタープライズ | マイコミジャーナル 簡単に言えば、Windowsの次期バージョンをMac OSXベースで開発することになったようなものかな。 Ruby on Railsは、「RubyのWebアプリ開発用フレームワーク」というジャンルで一番メジャーなソフトです。その分野に関係する人ならば誰も知らない人がいない

    RailsとMerbの合流についてあれこれ - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2008/12/26
    RailsとMerbの統合について、どのような意味があるか。
  • ネットの重心とリアルの重心の中間 - アンカテ

    iPhoneの自由とオープンさは最上級でなくて常に比較級というエントリに書いたことはグーグルにもあてはまるような気がするので、それを一つの抽象的なモデルにしてみたいと思う。 つまり、この両社の戦略は「ネットの重心とリアルの重心のちょうど真ん中」という位置をキープすることであるということ。 ネットの重心とは、ユーザの行動をユーザの選択に完全にまかせるようなサービス。携帯であれば、中身が公開されていて、ユーザがソフトを全ていじれるような携帯電話。検索であれば、一切の広告が無くて、クローラーの集めたデータから自動生成された検索結果だけを見せるサービス。 ユーザにとってのメリットは極大だが、サービス提供者には一切見返りが無いような形態。 リアルの重心とは、ユーザの行動をサービス提供者側の論理だけで制限するようなサービス。従来のキャリア主導の携帯やバナー広告つきのポータルサイトのようなもの。 他に選

    ネットの重心とリアルの重心の中間 - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2008/09/12
    「ネットの重心とリアルの重心のちょうど真ん中をキープする」「そこに近づき過ぎると絶対に儲からないけど、そちらを向いてないと絶対に儲からない、そういう位置があるという仮説」
  • 自分の経験の枠組みは自分で変えられるか? - アンカテ

    例によってメタな方向に話を広げようと思うんだけど、Ruby VS PHP論争の背後には「自分の経験の枠組みは自分で変えられる」という発想の有無という問題があるのではないだろうか。 そう思ったきっかけはこれ。 影響力のある人 - L'eclat des jours(2008-01-31) artonさんは、Matzにっき(2008-01-29)のコメント欄にあった、「影響力の大きい人が発言してるので怒ってます」という一言レスに着目して、興味深い考察をしている。 影響力のある人ってのは、つまり権威ってことなんだし、自分で吟味しない人は常に一定の割合でいて(そうでなければ、世の中に権威という存在はありえないわけだが、実際、存在している)その人たちに影響を与える。 ってことは、権威がある人は、だめなものはだめ(良いものは良い)、と言うべきですね。 私も全くその通りだと思ったけど、冒頭のように考えて

    自分の経験の枠組みは自分で変えられるか? - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2008/02/16
    「PHPは『人間には環境は変えられない』という信念にマッチしている分だけ、旧世界には受けがいいけどネットという新大陸では叩かれやすい、ということになる。」なるほどなー。
  • はてなスターとはてなメッセージはEメールを駆逐する - アンカテ

    はてなスターは、とりあえず、何をするサービスなのかわかりにくいことが一番面白い所だと思う。何なのかわからないので、しばらくの間、これを読み解く記事でブログ界がにぎわうことになるだろう。 それで私も頭をひねって考えてみたのだけど、はてなスターは認証系プラットフォームと見るべきではないかと私は思う。 その意味は、難しいことを言うより、ブログ以外のサービスに星がついている様子を想像すればわかってくる。つまり、YouTubeや2ちゃんねるの個々のアイテムに星がついていることを想像するのだ。 その星をクリックすると、その動画やレスを投稿した人に拍手を送ることができる。その人が自分のFriendになっていれば、コメントをすることができる。 これは、サイトの運営者、つまりYouTubeや2ちゃんねるはてなスターの機能を実装しないとできないことだ。だから、それが実現するかどうかはわからないが、はてなスタ

    はてなスターとはてなメッセージはEメールを駆逐する - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2007/07/14
    「SNSは、コンテンツ自体を特定の人にしか見せないで囲いこむが、はてなスターは、コンテンツはオープンにして、その上にメッセージを送り合う関係のみを上からかぶせるように構築するものだ。」
  • Flickrが公共Nシステムになる日 - アンカテ

    Flickrというサイトには、一般人が撮った写真が大量にアップロードされている。 Flickr - Wikipedia ブロガーに人気の写真共有サイト『Flickr』 現在は、この手のサイトはユーザが付加したタグによってしか写真を検索できないが、もうすぐ写真の中に含まれる文字を自動的に認識して、その文字列で検索できるようになるだろう。自動顔認識で一時話題になったRiyaというベンチャー企業は、既にそれを可能にしているようだ。 さらに、このソフトウェアは画像の中にあるテキストも探すため、たとえば「フロリダへようこそ」という看板の横に立つ人物の写真は、「フロリダ」というキーワードで見つけ出せるという。 Riyaの顔認識はやや話題先行気味で、実用的なサービスとしてはまだブレークしてないようだ。実用化にあたって何らかの困難が発生した可能性もあるが、顔認識がデモ程度でも行えるなら、文字認識の実用化は

    Flickrが公共Nシステムになる日 - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2007/06/27
    「『写真集積サイト』と『写真からの自動文字認識』という二つの技術をマッシュアップすることで、『権力』というどちらにも無い属性が創発する。」
  • Gマシーンの目覚め - アンカテ

    Long Tail World: 見えすぎるGoogleストリートビュー:Google Street View Knows... Google Map に追加された「ストリートビュー」という機能が、たくさんの悲喜劇を生み出しているという話。 ひとつひとつの事件がそれぞれ面白くて、ニコニコ動画のようなコメント機能とこれがマッシュアップされたりしたら、もっと楽しいだろうなと思った。 しかし、注目すべきは、これを正当化するGoogleの論理。 米国では公共の場で撮影するのは合法だ。グーグルは「人が道を歩いていて見える風景となんら変わらない画像を見せている」という理屈。 これは、一般化すると「公的領域に存在する物体は全部スキャンします」と言っているのだと思う。つまり、「1人が見るのも60億人が見るのも同等であり、パブリックであるというのはそういうことだ」と宣言しているのだ。グーグルは、公的領域と私

    Gマシーンの目覚め - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2007/06/12
    「公的領域にあるものは全てスキャンし、私的領域にあるものは全てクランチしようとしている。」
  • ダークマター主導経済 - アンカテ

    天文学の用語である「ダークマター」というメタファーで、ネットによる経済の構造変化を語ってみる。 今年の新書ベスト3 ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) グーグルGoogle 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501) ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書) 私は新書をそうたくさんは読まないけど、2006年という年を語る上で、この3冊は欠かせない気がする。そして、この3冊に共通するテーマとして「ネット列強は個人のエンパワーメントを促進する」ということがある。 「ウェブ進化論」のその側面については、アドセンスは21世紀のフルブライト留学制度だで論じている。佐々木さんのについては、佐々木氏のググルに自助努力系の人が登場する理由に書いた。どちらの記事も、読みかえすと、自分が書いた所にはいろいろ直したい所があるが、引用はいい所を引用して

    ダークマター主導経済 - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/12/21
    ダークマター、膨大な数の個人、反・見える物質指向/中心指向。
  • リリースは政治パフォーマンス - アンカテ

    mputの日記。 - リリースは政治パフォーマンスなんだよ。 これは、面白いエントリで重要な指摘だと思うけど、プログラマ以外にはわかりにくい部分もあると思うので、リポジトリという概念を含めて解説してみたい。 集団作業におけるバージョン管理システムの意味 キーワードは「リポジトリ」と「CVS」。どちらも、プログラムのソースコードを管理する為の専用データベースに関わる専門用語である。そのようなツールを指す一般名詞が「バージョン管理システム」で代表的な実装として「CVS」と「subversion(SVN)」がある。リポジトリとは、そのデータベースのことで、これは、Wikipediaの履歴ページを見ていただくのが一番いい。 このページはWikipediaのメインページの履歴ページで、Wikipediaの全てのページには、このような履歴ページが付属している。というか、Wikipediaはこのような状

    リリースは政治パフォーマンス - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/09/12
    「『オープンソース開発のターゲットは、リリースなのかリポジトリ』なのか」
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - Web2.0の中の無知の知

    三上のブログ:梅田×西垣対論 横浜逍遙亭:メディアの憂 朝日新聞に対論「ネット新時代 何もたらす 梅田望夫さん 西垣通さん」という記事が載ったそうだが、この二つの感想を読むと、なんとなく、よく見慣れた構図が繰り返されているように見える。 梅田ファンの多くは、こういう反論に傷しているのではないかと思うが、それは別にWeb2.0や梅田さんを何が何でも礼賛したいわけではない。むしろ、梅田さんと釣り合うような批判的見解を求めていて、当の意味での「対論」を見てから、どちらが正しいか自分なりに考えてみたいと思うのだけど、なかなかそれが見つからないという感覚だと思う。少くとも私はそう感じている。 ネットやシリコンバレーについての実践的知識で比較して梅田さんに釣り合う人というのは、基的には業界関係者になるから、それでいて批判的な人というのは、見つけるのが難しい。私の望みは無理難題だろうか。 いや、

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - Web2.0の中の無知の知
    hiro_y
    hiro_y 2006/08/08
    「ネットをちょっと使いこむことで、誰にでも自分の『無知』にアクセスできる。」
  • RailsとYouTubeは「自転車創業」だ - アンカテ

    Ruby on Rails(以下Rails)は、Linux、Apache、Firefox等に続く、最も成功したオープンソースソフトウエアになりそうである。そして、それは同時に、これまでのオープンソースに無い、全く新しい質を持つ新しい現象の芽生えでもある。オープンソースという現象が、WikipediaやDiggの成功を通して、プログラマのコミュニティの外にインパクトを与えているように、Railsの中に芽生えつつある新しい「質」も集団知や新しい社会システムのデザインについて、ひとつの大きな参照点を構築するだろう。 その新しい「質」とはひとことで言って「スピード感」である。 成功したオープンソースソフトウエアは、全て、モジュールあるいはプラグインシステムを持っている。つまり、多様なニーズとシーズを持つ多数のプログラマがエコシステムを築くことが可能になっていて、それが特定の有力なニッチに最適化する

    RailsとYouTubeは「自転車創業」だ - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/07/20
    「彼らには思想という重みが無い」「Railsはプログラマの為の純粋に技術的な素材である。そのことが、立ち上がりのフェーズで古い世代を効果的に排除した。」
  • 複雑さに金が落ちる時代は本当に終わるのか? - アンカテ

    RailsやChuraのいけてないところ これは、Ruby on Railsに対する実に的確な批判だと思う。だが、これによって逆にRailsの意味が見えてきたような気がする。 (このエントリ、入口はソフトのやや専門的な話ですが、例によって大風呂敷で、そこから"The World is Flat"の話につながっていくので、できればプログラマ以外の方もおつきあい下さい) Railsというソフト開発ツールの良さは、単に便利とかフルスタック(必要な全ての機能盛合せ)ということではなく、実践的な仕事の流れが背後に想定されていることだ。頭をひねってツールを使いこなすというより、ツール(が想定しているソフト開発手順)に「乗る」という感覚で開発を進めることができる(まさに On Rails)。 だから、Railsの個々の機能の過不足を問題にするのはあまり意味が無い。仮に不足があったとしても、オープンソース

    複雑さに金が落ちる時代は本当に終わるのか? - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/06/21
    Railsの思想、難しいことはしない。複雑さは普通かどうか。
  • 梅田望夫と「Web進化論」の間にある軋轢 - アンカテ

    自分に都合が悪いものを見るための枠が言説の信頼感につながるで梅田さんと村上春樹の共通点について書いた。その続きというか蛇足。 二人の共通点を別の言葉で言えば、「異質なものと向かいあうことが仕事の中の重要な要素を占めている」ということ。 梅田望夫という名前を「Web進化論」で知った人が多いから無理もないことだけど、梅田さんという人が「Web進化論」にたどりつくべくして当然のようにたどりついたように見る人が多い。あるいは、「はてな」の経営陣に加わったことを当然の選択と見なす人が多いように思える。 そうではなくて、「Web進化論」は梅田さんの人生が脱線して生まれたであり、「はてな」は梅田さんが理解できないものの象徴である。梅田望夫と「Web進化論」の間には相当な軋轢がある。 下にあげたエントリ等から、その事情の一端を窺い知ることができる。 ブログ・ブームは私の勉強法をどう変えたか 「やめること

    梅田望夫と「Web進化論」の間にある軋轢 - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/05/26
    「『はてな』は梅田さんが理解できないものの象徴」
  • 「オオヤケ」的階層化のYahooと「Public」でフラットなGoogle - アンカテ

    成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 『家族の痕跡』読書会チャット報告が面白い。 たくさんの興味深い論点があるが、一番興味を引かれたのが、主として井出草平さんが提起されている「『オオヤケ』と『Public』」という観点。 日人はもともと社会と直接接続する回路を持っていない。自分はまず「家」の一員であり、家を代表する家長が会社という「オオヤケ」に接続している。でもその家長も会社の中では、単なる「ワタクシ」の一員としてふるまう。会社が公的な存在であるのは、社長が会社を代表して、例えば業界という「オオヤケ」に接続しているからだ。 この図を見た方がわかりやすいかもしれない。 日人にとって社会参加とは、この階層構造のどこかにポジションを得るということである。 一方「Public」とは、全ての成員が同一の立場で直接接続するものである。西欧近代の社会はこの意味での「Pub

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    hiro_y 2006/05/25
    「オオヤケ」と「ワタクシ」の階層構造。
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 人工知能は人間不信でWeb 2.0は人間過信

    世界Aの始末書: Web 2.0 と人工知能 この比較は面白い。それに、 バズワード的な熱狂とバブル狂騒曲 ルールベースからエージェント指向への流れ という二つの点で両者はよく似ている。そして、理論があいまいだから、バズワード的な商売に走る奴にとって使い勝手がいいという点で、この二つは関連していると思う。 でも、大きな違いもひとつある。 人工知能の推進者は、人間に対する不信感が強かった。定型業務がシステム化され、コンピュータにできることと同時にできないことがハッキリしてきた頃に、コンピュータによって人間を管理できる部分が意外と少ないことに幻滅していた人たちだ。彼らは、コンピュータによって人間を置き換えようとしていた。人間が信頼できない人たちだ。 Web2.0に熱狂している人たちは、そういうニュアンスの人間への不信は無いと思う。というか、むしろ、これを批判する人たちが「Web2.0の人は普通

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - 人工知能は人間不信でWeb 2.0は人間過信
    hiro_y
    hiro_y 2006/05/25
    「『人間が人間を信じて何が悪い』と開き直っているようだ。」
  • 自分に都合が悪いものを見るための枠が言説の信頼感につながる - アンカテ

    ちょっと前のエントリだけど いま僕は毎朝数時間を費やして、SNSの中も含めて、ネット上に書かれた「ウェブ進化論」への感想や書評をできるかぎり読み、気になった内容は記録しながら考えるという作業を続けている。発売から二ヶ月以上たった今でも、捕捉できる限りで一日に最低100個くらいは新しい感想・書評がアップされているから、月に数千、これまでに累計で5,000以上の感想や書評を読んだ勘定になる。 このエントリの主張は、5000以上の他者の言説を背景にしているそうだ。そして、この5000以上の言説は、基的には各種サイトの検索で機械的に選び出されたものだと思う。 「機械的に」ということは、恣意的に自分の見たくないものを落とすことを自分に許さないということだ。 村上春樹氏も、膨大な読者の手紙やメールを集めたを時々出す。「恣意的に自分の見たくないものを落とすことを自分に許さない」という点では、梅田氏と

    自分に都合が悪いものを見るための枠が言説の信頼感につながる - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/05/24
    「全件に当たることで自分が知らないうちに持っている恣意性を排除する」「個別性の集積全体に丸ごと体当たりする覚悟」=「実証的」
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 鍛えられてない老人の大量発生

    GW前後になぜか老人がらみの話題がいくつか。 ……といっても、空気の読めないタイプの人間はどこにでもいるもので、こういう(誰もがとっとと終わりたいと願っているような)場で、質問と称して自説を長々とぶち上げる人が何人か。高齢化の進む自治会ということもあって、多くの参加者がリタイアしたオジサンたちなんだけど、まぁなんだ、年とってるがゆえにずいぶん視野の狭いことをおっしゃるものである。 彼のように力のある人が老いる事を知らないというのは、実は結構な悲劇だ。いつまでも若くあることを踊に暗に諭されては、物理的に若い者達の居場所はいつできるのだろうか? あれっと思った二つのことがあった。一つは銭湯の老人だ。私は当時銭湯が好きでよく通っていたのだが、老人のマナーが崩れだしたという感じがしていた。老人の裸体などというのは美しいものではないのだが、みな公共空間のなかでその分をわきまえていた。水の使い方にも歩

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - 鍛えられてない老人の大量発生
    hiro_y
    hiro_y 2006/05/08
    「経験によって鍛えられてない老人」
  • グーグルの閉店大セール=全てのサービスの有料化 - アンカテ

    グーグルの経営者が「閉店在庫処分大セール」をしようとしたらどうなるだろうか?つまり、店をたたんで明日から悠々自適の生活を送ろうと考えたらどうするだろうか。 もちろん彼らは、何もしなくても手持ちの資産だけで、一生、贅沢三昧で暮らしていけるだろう。だから、これを「会社の潜在的な資産を全て現金化する」と言いかえてみる。 普通の店だったら、全ての商品を値下げして、大安売りすることになる。ところがグーグルの場合は、全てのサービスの有料化になるだろう。検索エンジンからGMailから最近始まったカレンダーサービスから、何もかも有料化する。広告関係は仲介手数料の大幅値上げ。 有料化することで、ユーザは激減し、どのジャンルでも無料の対抗サービスが立ち上がり、企業イメージは最悪のものになる。インターネット自体が変質すると言ってもいいような大騒動になるだろう。 だが、どのサービスにも、「これがなくては何も始まら

    グーグルの閉店大セール=全てのサービスの有料化 - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/04/17
    Googleが潜在的に持っている資産とは?
  • シェアを拒否する身体感覚とmobile2.0、鍵はエビちゃんの歩き方 - アンカテ

    moblie2.0というコトバは、こちらのエントリーから DESIGN IT! : 「フィジカル」と「デジタル」のあいだで (2) 「Web2.0」から「Mobile2.0」へ これを図式化すると、 シェア指向 囲いこみ指向 身体感覚無し Web2.0 旧式マスメディア 身体感覚有り mobile2.0 ケータイ それで、この枠組みの縦を区切る線と横を区切る線のどちらが強いか?という話になると思う。 ちょうど、こういうエントリーもあって アメリカの大学生より日の高校生の方が実はかなり衝撃的:できる!CSSを使いこなす 私の図式にあてはめると、y-iwebさんは、縦の区切りより横の区切りの方が質的でよりラディカルだと見ている。つまり、(Web2.0+旧式マス)が(mobile2.0+ケータイ)によってぶっとばされつつあると。 渡辺保史さんは、シェア指向+身体感覚による「フィジカルな世界の

    シェアを拒否する身体感覚とmobile2.0、鍵はエビちゃんの歩き方 - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/03/27
    「ケータイ族には強烈にシェアを拒否する強い傾向」
  • 「プル」タイプの静かなムーブメント - アンカテ

    ケータイのポータルページと「Web 2.0」の違いは、プッシュとプルの違いではないだろうか。そして、「プッシュ」の世界と「プル」の世界を隔てる壁はとても高い。 日に「ケータイ」が存在する限り「Web 2.0」が普及する日は来ないと思う。 これはそうかもなとも思うし、ある意味、梅田さんも似たようなことを言っている。 また、こうした指摘を発端としてネット上の議論からリアル世界も巻き込んだ何か大きなうねりが生まれるかと言えば、そういうものではない。提示された多様な視点を総合判断した読者の心に、何かが静かに残っていくだけである。今のところ、そんな不思議なメディアだ。 何もアクションを起こさない人の目前に、「大きなうねり」がプッシュされて来ることはないけれど、「プル」する意思があれば、「大きなうねり」にいつでもアクセスすることは可能だ。 日に「ケータイ」が存在する限り「Web 2.0」が日に普

    「プル」タイプの静かなムーブメント - アンカテ
    hiro_y
    hiro_y 2006/03/25
    「『ケータイ』の国と『Web 2.0』の国が並立」