<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年02月14日 (月)時論公論 「"エジプト革命"の衝撃」 エジプトのムバラク政権が、ついに崩壊しました。 30年近くに及んだ強権政治がもたらした不公正な社会への 民衆の怒りが一気に爆発し、18日間の抗議デモで、 盤石とも言われた政権があっけなく倒れました。 インターネットや携帯電話の呼びかけで集まった 無名の若者たちの力を結集した、21世紀の「民衆革命」と言えます。 そして、ムバラク前大統領の権限を引き継いだのは、 エジプト軍の最高評議会です。 今後、半年の間に、民主的な政権に移行する計画を明らかにしました。 チュニジアからエジプトに飛び火した未曾有の政変を分析しながら、 ▼今後のエジプトに、どのような政権が誕生するのか。 ▼中東の国際政治にどのような影響を与え、 ▼周辺の国々にさらに波及する可能性があるのかどうかを考えます。