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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (5)

  • テレビでダラ視するニコ動の可能性 - 雑種路線でいこう

    プラズマテレビを買ったついでに加入したOnDemand TVが我が家で大活躍している。は連日のようにCSIをみているし、息子どもも初代ウルトラマンとかポケモンを視まくっている。レンタル料金を考えれば優に元を取れている感じ。 ただ、アニメとか映画をそこそこ視られるだけで、ニュースとかバラエティは視れないし、割安でアグリゲートできそうなコンテンツばかり定額で視るVoDでは広がりとか夢がない。テレビ2.0どころかテレビ0.3って感じかなー。確かに便利なんだけど、コンセプトとしてはテレビとレンタルビデオの劣化コピーというか新味がない。画質はYoutubeやニコ動がずっと酷いけど、明らかに何か新しいことが始まったというドキドキ感があった。 だが、テレビからアクセスするというユーザーを特定でき、そのユーザーグループへのレコメンデーションを提示できたらどうなるだろうか。User Agentから可能かも

    テレビでダラ視するニコ動の可能性 - 雑種路線でいこう
  • 転換期を生き抜く術 -『ウェブ時代をゆく』を読んで - 雑種路線でいこう

    そうか僕が「雑種路線」という言葉で表現したかった何かは、書でいうところの「けものみち」だったかと腑に落ちた。これまで漠然と属人的にしか語ることのできなかった時代の転換期を生きる知恵のようなものが、精緻に言語化されている。IT産業に身を置くひと、これからIT業界を志すひとに限らず、これからの時代を生き抜く上で誰もが得るところのあるではないか。 「けものみち」という誰にとっても現実的な新しい生き方の智恵を示した上で、自分に合った「けものみち」を模索するための「ロールモデル思考法」という方法論にまでブレークダウンしているところが特に秀逸といえる。コンサルタントとしてIT社会で起こっている変革を、噛み砕いて説き起こしてきた著者の面目躍如といったところか。 書を読んで僕を含めて多くのヒトが勇気づけられただろう。これから就職活動をする学生は特に、何となく憧れから有名企業や羽振りのいい業界ばかり受

    転換期を生き抜く術 -『ウェブ時代をゆく』を読んで - 雑種路線でいこう
  • 意外と裾野の広いウィキノミクス - 雑種路線でいこう

    『フラット化する世界』は月並みだったが,書は意外とバランスが取れていて驚いた.オープンソースとかマッシュアップの話ばかりでなく,イノベーションの民主化,例えば製薬業界に於ける遺伝子情報の共有とか,ボーイング787に於けるモジュール化とか,設計段階からの部品ベンダの参画とか,全般的な内容としては何となく気付いていることが,豊富な事例で例証されているところが目から鱗.ピア・プロダクションの時代にどう振る舞うべきかについて,ベストプラクティスを例示しているところも興味深い. 確かに活用されていない知的資源を組織化する方法として,ピア・プロダクションは極めて有効だが,ではそれが適正な評価システムなどを通じてB2B取引の主要な経路となるのか,altanativeであり続けるのかは考えさせられる.書がピア・プロダクションと呼んでいる範囲は広く,例えば取引関係の水平化なども含むので,そういった意味で

    意外と裾野の広いウィキノミクス - 雑種路線でいこう
  • RimoはYoutubeよりもテレビ局を刺激する - 雑種路線でいこう

    Rimoをひとめみて,これはやられたと思った.Youtubeってカウチポテトできないから駄目じゃんと思っていた私からすると,Rimoは実に魅力的なサービスだ.Wiiを持ってないので試していないが,Wiiリモコンで操作できるのもいい. Wiiリモコンを使った動画ザッピングは,やたらボタンが多い上にパソコンの悪いところを全て引き継いでしまったテレビの双方向サービスが如何に的外れであったかを教えてくれる.テレビの商品企画とかTVポータルの関係者は,今からでも遅くないのでRimoの爪の垢を煎じて飲むべきではないか.まだ今なら間に合う. とはいえこれからRimoがどう発展するかとか,儲かるかと考えてみると,結構ハードルが高い.例えばアニメチャンネルで流れている「ナルト」とか,バラエティチャンネルで流れている「タモリ倶楽部」とか,著作権的にどうなのか.RimoはYoutubeのコンテンツを呼び出してい

    RimoはYoutubeよりもテレビ局を刺激する - 雑種路線でいこう
  • iPhoneの割り切りと次の一手 - 雑種路線でいこう

    ユーザー体験を軸にニュースを探していた私にとって,CES期間中で一番の衝撃は皮肉なことに同時期に開催されたMac World ExpoでのiPhoneの発表だった.iPod以来Appleはデバイスからユーザーに分かりにくい機能は全て省き,連携するパソコン側に持たせる戦略を取ってきた. これはデバイスに詰め込める機能は全て詰め込むという日の家電メーカーや世界のITベンダの姿勢と対照的である.利用者から分かりにくい機能とは,単に煩雑な操作だけでなく,意識しなければ困ったことの起る状態や一貫性の欠如を含む. 中島氏は「アップルはいったい全体、なんでiPhoneを使って直接iTune Music Storeから購入できるようにしなかったのだろうか?」と謎かけしているが,この割り切りはAppleの戦略を端的に示している. まず操作の煩雑さ.小さな画面と指を使った操作は既存コンテンツを快適にブラウズ

    iPhoneの割り切りと次の一手 - 雑種路線でいこう
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