米Microsoftは中国の検索エンジン「百度(バイドゥ)」との提携を発表した(Computerworld、本家/.)。 MicrosoftはBingの英語の検索結果を百度に提供するとのこと。契約金額などの詳細は公表されていない。 検索市場の世界的なシェアはGoogleが91.07%、MicrosoftのBingが3.21%とGoogleの圧倒的な独占が確立している。ただしGoogleは中国からのサイバー攻撃を受けたとされる2010年の一連の事件を受け、中国市場からは撤退している。 中国のインターネットユーザは4億8000人に上ると言われており、百度はその中国の検索市場で8割のシェアを占めているとのこと。MicrosoftとしてはGoogle不在の中国市場を拠点にシェアを伸ばす狙いなのであろう。