マネックス証券創業者の松本大氏の仕事術本。さくっと読めますが、身につまされる話が多くて非常におもしろく勉強になりました(下部に抜粋しておきます)。松本氏は超一流のビジネスマンであると思います。 一方で、新しいものを生み出す例としてあげられていたのが、アービトラージ(裁定取引)と元上司の立ち上げたLTCMというのにはちょっとがっくりしました。マネックス証券の理念でもある「日本の資本市場をよくする」、というのはアービトラージ的な意味であり、「何かを創造する」とはだいぶ違うのだろうなと思いました。「ビジネスとアートとは、対極の関係にあると私は思います」とも書かれています。 個人的には、アービトラージではないアートとビジネスの狭間を考えて行きたいと思いました。 <抜粋> ・(何か新しいことをやる時にメールで意見をもらうようにしたが、徐々に少なくなってきたので、期限を作るようにした。しかし、それでも