変化強調、他党批判=声枯らし最後の訴え―師走の舌戦に幕・各党首【12衆院選】 時事通信 12月15日(土)22時3分配信 選挙戦最終日の15日、各党首は首都圏で最後の舌戦に火花を散らした。慌ただしさを増す師走の繁華街で、多くの有権者らが1票を託す先を見極めようと耳を傾けた。 野田佳彦首相は午後7時半ごろ、コートを脱いだスーツ姿でさいたま市のJR大宮駅前に立った。「古い政治に戻っていいのか」「公共投資をばらまいてつくった借金は誰が返すんですか」。大きな手ぶりを交じえ、長い遊説でかすれた声を裏返らせて自民党批判を繰り返した。 同8時の選挙運動終了時刻ぎりぎりまで演説を続け、ロータリーの通路を埋めた聴衆から拍手が湧いた。一方、「うそつき、なぜ謝らない」と叫んだ男性が警察官ともみ合う場面もあった。 自民党の安倍晋三総裁は、東京・秋葉原で「3年前の自民党とは違う」と惨敗した前回衆院選時からの「