シアンス・アールは2014年12月18日、スマートデバイス(Android/iOS)上で利用するアプリケーションに業務用無線機(トランシーバー)機能を組み込むための開発ライブラリーを発表した。12月24日に提供を開始する。TCP/IPベースのトランシーバーソフト「Aldio」の基盤をベースに、自社開発のアプリケーションにトランシーバー機能を組み込んで利用できるようにした。 Aldioは、多人数が参加するグループ内で、音声の送信と受信が同時にできない形で音声メッセージをやり取りできるトランシーバーソフト。指令者から現場への、音声による一斉連絡などが可能になる。専用のクライアントソフトを動作させたモバイル端末やパソコンが、トランシーバーになる。これらのクライアントからクラウド上にあるサーバーにログインして使う。 今回、専用のクライアントとは別に、任意のアプリケーションにトランシーバー機能を組み
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