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2009年5月19日のブックマーク (4件)

  • 忌野清志郎と「公共性」に関する試論 - 梶ピエールのブログ

    批評家の吉隆明は、1980年代から忌野清志郎をしなやかな感性を持ったアーチストとして高く評価をしていたが、1988年に発売されたRCサクセションの反原発ソング「サマータイム・ブルース」(アルバム『COVERS』に収録)の歌詞を、個人発行していた雑誌『試行』誌上で紹介し、「聞きしにまさるハレンチな歌詞」であるとして厳しく批判した。 ここで、吉の反原発批判の是非はひとまず置いておき、なぜ、吉隆明は忌野の反原発ソングをこき下ろしたのか、を考えてみたい。このことにこだわることは、むしろ忌野の偉大さ、およびそのパフォーマンスが持つ意味を、改めて浮き彫りにすることになるはずだからである。 まず最初に、社会学などでよく使われるらしい、「生活世界」と「システム」という二分法が便利なので、これを援用して論じてみよう。 忌野清志郎は、初期のころから一方で「システムの介在なしに魂が直接触れあえる世界」を高

    忌野清志郎と「公共性」に関する試論 - 梶ピエールのブログ
  • 土田晃之の「アウェイ」観 - はてなでテレビの土踏まず

    15 日放送のフジ系「僕らの音楽」で土田晃之が新人女性ミュージシャンの阿部真央という人からのオファーを受けて対談してました。土田にしてみれば「僕らの音楽」という番組にも阿部真央という人にもこれまでまったく接点がなかったらしく「なんでオレ?」と驚いた様子。阿部さんが個人的に前々から好きだったんですって。 トークは終始穏やかに進行していきましたが、阿部真央が自分の音楽活動について「なんの興味もない人に観てもらいたい」「アウェイのライブが好き」とやや好戦的に述べている流れに乗じて、土田もまた自分自身にとっての「アウェイ」観について語ってました。 オレなんかは今ほら、 「吉興業」ってすごい大きな会社で、 だいたいどこの番組にいっても吉さんが中心で。 そこに(太田プロの)オレひとりだけ こうハメこまれたりすることも多いわけさ。 ちょっと楽しいんだよね、なんか。 「このぬるい現場を潰してぇ」 みた

    土田晃之の「アウェイ」観 - はてなでテレビの土踏まず
  • 中村圭介「企業は、「大騒ぎ」を利用してモードチェンジしてきた」 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    海老原嗣生さんの『雇用の常識「当に見えるウソ」 』に、中村圭介先生が短いエッセイを寄せておられます。言い得て妙と申しますか、なかなか鋭い見方を示しておられるのでご紹介したいと思います。 日型雇用の崩壊については、過去3回大きく騒がれたことがあります。1960年代の資・貿易自由化時、75年のオイルショックから安定成長への移行期、そして90年代のバブル崩壊期です。ただ、この3回の大騒ぎを経ても、「長期勤続」と「年功賃金」、「新卒一括採用」と「定年」などの日型雇用は崩れなかった…ではなぜ、壊れもしないのに日型雇用は崩壊する崩壊すると騒ぐのか… 一つには、…壊れてほしくない、という不安がある…いつの時代でも、「10年後に日型雇用は崩れているか」という問いに「YES」と答える人の数が非常に多かった。つまり不安を持っていた。その不安に対して「壊れる」とリードすることは、マスコミ受けがかなり

    中村圭介「企業は、「大騒ぎ」を利用してモードチェンジしてきた」 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)
  • Twitterでシンポジウム「生中継」 津田大介さんに聞く

    の代表的な雑誌の編集長たちが公開の場で「週刊誌の将来」を考えるシンポジウムが2009年5月15日に、上智大学キャンパスで開かれた。その模様をミニブログ「Twitter」で実況中継したジャーナリストの津田大介さんに、レポートの狙いやシンポジウムの感想を聞いた。 >>「週刊誌の将来」考えるイベント 詳報したのはネットだった 「電波がうまく入らなかったのが大変だった」 ――なぜ今回のシンポジウムをTwitterでレポートしようと思ったのですか? 津田   Twitterは不特定多数のユーザーに今現場で起きていることを効率的に発信するのに適したツールですから、これを使ってイベントの内容をリアルタイムで編集してアップしていくと面白いだろうと思って、同様のテキスト中継を2年前くらいから適宜やっています。今回のイベントもその延長ですね。 今回のイベントは、日の主要な週刊誌の編集長・元編集長が集まっ

    Twitterでシンポジウム「生中継」 津田大介さんに聞く