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2009年6月14日のブックマーク (9件)

  • 『ものつくり敗戦』について - 池田信夫

    私もちょっと前に読み、特に前半の「産業革命」と「勤勉革命」の差が、その後の日の工業化が労働集約的技術に片寄る原因になった、という指摘はその通りだと思いました。ゼロ戦や戦艦大和のように、技術水準では世界最高峰の作品を完成させながら、戦争では負けてしまう、というパターンを日は繰り返してきたわけです。 ものづくりではなくシステム最適化を行なう「第3の科学革命」に日が立ち後れた、という指摘にもなるほどと思いましたが、そこから先の話が深まらない。日でも戦後はソフトウェアを学んだし、コンピュータでも一定の水準には達しました。しかし1980年代以降、決定的に取り残されてしまう。これは池尾さんの専門の金融がだめになったのと軌を一にしています。 80年代まであれほど成功した日の電子産業が、突然だめになったのはなぜか――これは私の専門領域でも重要な問題です。ところが木村英紀氏は、その原因を「システム

    『ものつくり敗戦』について - 池田信夫
  • 桜プロジェクト「派遣切りという弱者を生んだもの、第2弾」その壱 - 定年暮らし

    池田信夫 上武大学大学院教授が2009年1月に出演されたテレビ番組、桜プロジェクト「派遣切りという弱者を生んだもの、第2弾」のテキスト起こしです。 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。発言が重なっている場合など、極一部に聞き取れない箇所がありますが、ご容赦ください。 桜プロジェクト「派遣切りという弱者を生んだもの、第2弾」その壱 キャスター;前田有一氏 コメンテーター:井尻千男氏 ゲスト:池田信夫教授 (テキスト中は敬称略、長い部分は適宜段落をつけました) 前田有一 「はい、えー、【派遣切りという弱者を生んだもの】というテーマでお送りしておりますけれども、ここでですね。ゲストの方をお迎えいたしました。上武大学大学院教授のですね 池田信夫先生ですね。えー、まあ、派遣村の色々な問題点などについてですとか、野

    桜プロジェクト「派遣切りという弱者を生んだもの、第2弾」その壱 - 定年暮らし
  • ひろゆきの持つ貴重な「ユーザ目線」

    ひろゆきの持つ貴重な「ユーザ目線」 先日のインタビュー記事で梅田望夫に対する最後の期待を打ち砕いた我らがゆかたんの、次の仕事ひろゆき×夏野対談というのは、辛辣というか意地が悪いというか。いいぞもっとやれ! 読んでいて感心するのは、取り上げられているひろゆきの発言が、キッチリことごとくユーザ目線なことだ。例えば冒頭: 夏野 ここにいる方で、Twitter分からない人いらっしゃいます? ひろゆき そういう風に聞くと挙げづらいでしょ。Twitterを過去24時間以内に使った人? ユーザ(聴衆)が答えやすい、しかも効果的に成果を知ることができる質問を、その場ですぐに思いついてる。どんなに有名になっても、どんだけ深くネットを使いこなしていても、すぐに普通の人の目線に戻ることができる。ひろゆきの持つ最大の才能はこれじゃないかと思う。 (追記: 上の発言には「発言者が逆だ」という指摘があった(→Y

  • その夜、彼女は静かに幕を下ろした - Attribute=51

    「今、好きな人がいて、付き合おうとしてるんだ」と話していた同い年の彼女は、 半年ぶりに飲んだ夜に「彼氏と別れたんだ」と告白してきた。 「細かく言えば付き合ってはいなかったんだけどね」と笑いながら。 そして、今回うまくいかなかったことではっきりと思ったという。 「私は恋愛に向いていない」と。同時に、 「もう、こういうことはしない」と決心したと。 「こういうこと」とは恋愛のことで、 30歳間近の彼女にすれば、結婚をしないということにもなる。 そのセリフは、恋が終わった人の常套句かもしれないけど、 この数年悩んで試行錯誤を繰り返してきた彼女にとっては、人生を決断する重い意味を持つ。 今回の相手は賭けだった。賭けというより、今まで成長してきた自分にとっての集大成だった。 彼女の理想は「一緒にいて落ち着く人」だ。だから、そういう人と付き合う。 けれど、一緒にいるうちに少しずつ違和感が出てきてしまう。

    その夜、彼女は静かに幕を下ろした - Attribute=51
  • サルでも分かる構造改革入門 : 金融日記

    小泉・竹中の構造改革と言うのは最近一部の人たちからバッシングを受けていますが、小泉内閣の時代には国民にもっと希望がありましたし経済もずっと好調だったのは事実です。 もちろん、当時は世界経済全体が好況で、輸出産業を中心として日も大きな恩恵を受けており、経済が好調だったのはすべて小泉・竹中構造改革のおかげと言うつもりはありません。 しかし、当時は既得権益層でがんじがらめにされている日をひょっとしたら変えられるんではないかと言う期待がありました。 ところでこの構造改革はなぜこれほどバッシングをされるのでしょうか? それは大きな損失を被る人たちのグループがいろいろといるからです。 さて、構造改革とは簡単に言うと次のようなことです。 1.官から民へ 2.中央から地方へ 3.規制緩和をして自由競争 まず「官から民へ」を見ていきましょう。 要は政府の官僚が国民から税金を召し上げてやってるものの中で、

    サルでも分かる構造改革入門 : 金融日記
  • 『正社員の既得権益を奪えば世の中ハッピーになるのか?』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんと、慶応大学教授の金子勝さんの対談(対談収録『湯浅誠が語る現代の貧困』新泉社)がおもしろかったので、ほんの一部ですが要旨で紹介します。(いつもの勝手な要約ですのでご了承ください。byノックオン) 「年越し派遣村」で「現代の貧困」が大きく可視化されたにもかかわらず、新自由主義者は、今度は「恵まれている正社員が悪い」「正社員の既得権益が問題だ」「ワークシェアリングが必要だ」などと主張している点について、金子勝さんは、次のように語っています。 新自由主義者が言うように、全員非正社員にしたら世の中ハッピーになるのかと言ったら、もっとひどい不況になります。めちゃくちゃな主張なのですが、メディアもそれを見抜けない。構造改革の中で正常な感覚がまひし

  • 派遣切りという弱者を生んだもの - 池田信夫 blog

    今年の1月にCS「桜プロジェクト」で放送されたYouTube映像(40分)を、全文を逐語的にブログで書き起こしてくれた人がいる。ありがとう。これに出演したきっかけは、菅直人氏が製造業の派遣労働を禁止する法案を出したことだった。司会者が問題を理解していないため後半は話が混乱しているので、パート1だけ読めば私の主張はわかると思う。 パート1 パート2 パート3 パート4 私がここで提起した問題は、今も変わっていない。日で起こっている格差問題は、「市場原理主義」による所得格差ではなく、ノンワーキング・リッチとフリーターの身分格差が固定されていることであり、これは失業給付や生活保護では是正できない。明治維新で士農工商の身分制度を廃止したように、正社員だけに絶対的な身分保護を与える制度を変えないかぎり、問題は解決しない。 結果的には、お膝元の人材サービスユニオンにも反対され、菅氏の法案

  • 【衝撃事件の核心】とまる「指」がない!…突然停止した超有名サイト「ゆびとま」に何があった? (1/5ページ) - MSN産経ニュース

    【衝撃事件の核心】とまる「指」がない!…突然停止した超有名サイト「ゆびとま」に何があった? (1/5ページ) 2009.6.13 13:00 350万人以上が登録しているとされる国内最大の同窓会サイト「この指とまれ!(通称・ゆびとま)」が5月上旬に突然停止した。開設当初は「ITベンチャーの星」と期待されながらも、その後はビジネスモデルの構築に難航して伸び悩み、一時は暴力団関係者が経営に関与するなど不可解な側面も持ち合わせていた。一方、サイトは14日に再開されるというが、運営会社が入居するビルの一室は空っぽで連絡先も不通のままだ。同窓生の再会をネット上で支援してきた超有名サイトの裏側で、一体何があったのか−。(花房壮)  事務所はからっぽ…「甚大なトラブル」で停止 東京都中央区日橋。隅田川の支流を見下ろすオフィスビル7階にある一室は、もぬけのからだった。 「確か、事務所が出ていったのは昨

  • <プロレスラー>三沢光晴さん、試合中倒れる(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    13日午後8時45時ごろ、広島市中区基町の県立総合体育館アリーナで行われていたプロレスリング・ノア広島大会で、試合中に男性プロレスラーが倒れ、救急搬送された。 広島市消防局によると、男性は、心肺停止状態という。 大会関係者によると、男性はプロレスリング・ノア社長の三沢光晴さん(46)という。三沢さんは2代目タイガーマスクとして人気を集めた。 【関連ニュース】 昭和毎日:「プロレスごっこ」で死亡 1955年3月 腎臓がん克服:小橋建太さん「自分信じ生きる」 キン肉マニア:ミノワマンと夢の超人対決 必殺技連発、最後に“奇跡”が インリン様:ハッスル引退試合 感謝状:日立市消防部、人命救助の3人に /茨城