QRコードやバーコードでお金を支払うスマホ決済の「ポイント還元率」の改定が相次いでいる。条件は事業者ごとに異なるが、還元率が下がるケースが多い。大規模還元で利用者獲得を狙ってきたが、その動きが一段落している。ケータイジャーナリストの石野純也さんがリポートします。【毎日新聞経済プレミア】 ◇ドコモはハードルが大きく上がる 5月10日に還元の仕組みを大きく変えたのが、NTTドコモのd払いだ。同社は通信回線契約者向けに最大7%還元の「dポイントスーパー還元プログラム」を実施してきたが、この適用条件を大幅に見直した。 それまでは、ドコモの通信料金の支払いにdカードを利用することで1%、ドコモのコンテンツサービスを利用することで各1~2%と還元率が積み上がっていった。サービスを利用契約することで、比較的簡単に7%までの還元が受けられた。 5月10日以降、このコンテンツサービス利用分がなくなり、代わり
陸上自衛隊は18日、隊員たちが携行する新たな小銃と拳銃を報道陣に公開した。小銃の更新は1989年度以来で31年ぶり、拳銃は82年度以来で38年ぶりとなる。 【31年ぶりに更新する陸自の小銃】 新小銃は、肩に当てる銃床部分が隊員の体格に合わせて調節できるなど安定性が増し、命中率アップが期待される。渡河や上陸戦を念頭に置き、耐水性も強化された。 今回の小銃は陸自にとって国産では3代目。3代続けて豊和工業(愛知県清須市)が製造している。2020年度予算で9億円を投じ、陸自の中心である普通科や離島防衛専門部隊「水陸機動団」などに計3283丁が21年度から配備される。 拳銃はドイツの名門銃器メーカー、ヘッケラー&コッホ社製。手の大きさに合わせてグリップの取り換えが可能になり、装弾数も15発と現行の9発より増えて操作しやすくなったという。20年度は計323丁(計約2000万円)を購入し、21年度から指
外出自粛が続く5月上旬、『連ちゃんパパ』なる漫画が突如としてネット上で大きく拡散するという出来事があった。 【写真】パチンコライター・ナミのセクシーショット 『連ちゃんパパ』は、かつてパチンコ漫画誌『パチプロ7』(辰巳出版)で連載されていた、ありま猛によるパチンコ漫画。単行本化はされていないマイナーな作品ではあるが、電子版で読むことができる。コミカルなタッチにもかかわらず、登場人物たちがあまりにも“クズすぎる”と、一部の掲示板やツイッターなどで話題となり、12日~13日にはツイッタートレンドにもランクイン。その結果、同作の無料版が配信されている漫画サイト『マンガ図書館Z』が一時繋がりにくくなるという事態にも発展した。 その物語は、パチンコにのめり込んだ元高校教師・日之本進が、パチンコで300万円の借金を作って夜逃げした妻・雅子や息子・浩司とともに、パチンコ漬けの日々を過ごしていく…というも
いま、世界を席巻している「ベリングキャット」と呼ばれる謎の調査集団について聞いたことがあるだろうか? あるいは、彼らが採用している革命的な技法「オープンソース・インベスティゲーション」については? ラップトップ一台を武器に、世界中、いつどこからでも調査報道を行い、プーチン大統領や中国政府など、国際政治を動かす強大な権力と対峙して、世界の耳目を集める事件の真相を暴いていく。 【写真を見る】ゲーマーたちはこうして闇を暴いた ロシアの関与が疑われる、ウクライナ上空でのマレーシア航空機撃墜事件の真相や、アフリカでのカメルーン軍兵士らによる母子銃殺、あるいは新型コロナウイルスの震源となった武漢での惨状の実態など、いずれも政府当局が隠蔽しようとした「不都合な真実」の真相を次々と暴いていく。 NHKBS1で5月24日(日)午前11時から再放送するBS1スペシャル「デジタルハンター~謎のネット調査集団を追
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのマイケル・J・フォックス(マーティ役)、クリストファー・ロイド(ドク役)、リー・トンプソン(マーティの母ロレイン役)、メアリー・スティーンバージェン(ドクの恋人クララ役)、エリザベス・シュー(第2弾からマーティの恋人ジェニファー役)、ロバート・ゼメキス監督が再結集し、ファンを喜ばせた。 【動画】『バック・トゥ・ザ・フューチャー』チームが再結集 これは、『アナと雪の女王』のオラフ役や実写版『美女と野獣』のル・フウ役で知られるジョシュ・ギャッドが新型コロナウイルスで困窮する人々を救う基金を集めるべく、YouTubeで始めた「Reunite Apart」という企画で実現。『グーニーズ』チームが再集結した第1回に続き、今回は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』キャスト&製作陣がリモートで再会を果たした。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は科学者ドクの作
TBS系情報番組「グッとラック!」(月~金曜・朝8時)では12日、検察庁法改正案について取り上げた。 居住地のパリから中継で出演したインターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者・西村博之(ひろゆき)氏(43)は、今、審議する必要性について「IR、カジノの問題で中国から賄賂を貰った政治家が自民党にいましたとか、広島で選挙の時に賄賂を配ってた政治家がいましたというので、現在進行形で自民党の政治家の事件を扱っているので、来年だと間に合わないというのがあると思うんですよね。なので、コロナの中で法案変えなきゃいけないというのが、多分、自民党の中でもやらなきゃいけないことだと思う」という見方を示した。 一方で、「それにしても、それを含めて皆さんが投票して自民党を与党にしているわけだから、別に堂々と変えちゃっていいと思うんですよね。自民党としては黒川さん残しますと。僕らの民意を得てやっているわけですから、
国会で審議されている検察庁法改正案への反対運動の勢いが増している。内閣の判断で、本来なら定年を迎えるはずだった検察幹部の任期を延長することができる本法案。判断基準が曖昧なことから検察の独立性を揺るがしかねないとして、野党からは批判の声が相次いでいる。 5月9日にはTwitter上で「#検察庁法改正案に抗議します」というタグが生まれ、たちまち拡散。タレント、漫画家、ミュージシャンなど様々な著名人にも広がりを見せ、同タグは500万件以上(5月11日15時時点)も呟かれる事態に。 俳優の城田優(34)は《大事なことは、ちゃんと国民に説明してから、順序に則って時間をかけて決めませんか? そんなに急ぐ必要があるんですかね》と違和感を綴った。ハマカーンの神田伸一郎(43)、くるりの岸田繁(44)、声優の緒方恵美(54)、漫画家の羽海野チカなど多くの著名人が反対の声をあげていた。 こうした著名人の意見表
未曾有の疫禍が奪ったものは、患者の生命だけにとどまらない。長きにわたって人々に慕われた名店の数々も、無念のうちに廃業に追い込まれている。コロナ禍の最中に暖簾を下ろした老舗の胸中とは――。 コロナ自粛で増加中「闇営業」酒場から実況中継 *** 〈母と共に歌舞伎座へ入ると、先(ま)ず〔辨松(べんまつ)〕の五十銭の弁当を予約しておく。そのうれしさというものは少年の私にとって、まったく、 「こたえられない……」 ものだったといえよう〉 池波正太郎は『日曜日の万年筆』で、歌舞伎座前に本店を構える「木挽町(こびきちょう)辨松」についてこう綴っている。錚々たる役者や観劇客に愛された高級弁当販売店が、152年の歴史に幕を下ろしたのは4月20日のことだ。 「渋谷の“東横のれん街店”の閉店が決まった昨年の夏から廃業を決意していたんです。私は高齢ですし、後継者もいなかったので」 5代目社長の猪飼信夫さんはそう明
2020年3月3日、JR東日本は山形新幹線に新型車両E8系を2024年から投入すると発表した。E8系は東北新幹線内でE5系と連結し、宇都宮―福島間で最高時速300km運転を実施する予定だ。 この記事の写真を見る 現在山形新幹線ではE3系1000番代、2000番代を使用している。E3系は秋田新幹線「こまち」用として開発された車両で、1000番代、2000番代は山形新幹線用にアレンジしている。 現在秋田新幹線にはE6系が投入されているが、山形新幹線にはE6系の仕様変更車を投入するのではなく、新形式を投入することになった。それはなぜか? その理由は山形新幹線の歴史を振り返ると見えてくる。 ■ミニ新幹線のパイオニア「400系」 ミニ新幹線とは在来線を標準軌の1435mmに改軌してフル規格新幹線と直通させる構想で、本来は整備新幹線の建設費抑制策として考えられたものだ。実際に整備新幹線では東北新幹線
「J1」の強豪に-。J2、V・ファーレン長崎の高田春奈社長(42)がビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を通じて西日本新聞の単独インタビューに応じた。親会社のジャパネットホールディングスが2023~24年完成を目指し、長崎市内に新スタジアムの建設を計画。社長は新たな本拠地にふさわしいチームとして「J1で優勝争い」を目標に掲げた。また自ら広告塔となって18年の「ゼイワン(J1)」初昇格を呼んだ父で前社長の高田明氏(71)に対し、春奈社長は組織に関わる全員の総合力でクラブと地域の発展につなげる決意を示した。(聞き手・構成=末継智章) 【写真】ジャパネットHDが描く新スタジアムのイメージ図 【前編】 -社長就任の経緯は。 2017年からV・ファーレン長崎はジャパネットグループに入った。父(明氏)は一回ジャパネットから離れたのに戻ってきてもらい、3年近く社長をやってきたので、誰かが引き継がないと
「不要不急の外出は自粛しようとこれだけ言われている中で、ANAとJALの羽田那覇線のプレミアムクラス・ファーストクラスは満席便も出ている」 【写真】新型コロナ騒動のウラで、「格安LCC」で大損した30代女性の悲劇 ある旅行業関係者からのこんな情報提供をもとに取材を進めたところ、マイルポイントを目的に搭乗を繰り返す「修行僧」と呼ばれる人々の存在、そしてこの「不要不急の沖縄行き」の背景に、両社が3月後半から開始したマイルポイント2倍キャンペーンがあることがわかった。 大型連休も直前に迫った4月中旬、東京羽田空港。沖縄の那覇国際空港から到着したばかりの機内で、こんなアナウンスが流れた。 「沖縄那覇にお乗り継ぎの〇〇様、お乗り継ぎのお時間がわずかになっております。お近くの地上係員までお申し出ください」 いま東京に着いたばかりの乗客が、すぐさま那覇へ引き返すべく、急いで搭乗口へ向かう――。 何もせず
女優・柴咲コウ(38)が30日、自身の公式ツイッターで、新型コロナウイルス感染拡大の中、種苗法の改正が行われようとしていることに警鐘を鳴らした。 種苗法の改正案には、農作物を新たに生み出した人や法人に「育成者権」を与えることなどが盛り込まれる方向で、ゴールデンウイーク明けから国会で審議される見通し。育成者の知的財産権が保護される反面、各農家による株分けや種取りなどが制限され、農業崩壊が起きる可能性も指摘されている。 そんな流れに対し、柴咲は「新型コロナの水面下で、『種苗法』改正が行われようとしています。自家採取禁止。このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます。これは、他人事ではありません。自分たちの食卓に直結することです」とつづった。 柴咲は以前から自給自足生活への憧れを語るなど、農業や環境問題に強い関心を持っていることを告白している。昨年は政府の環境特別広報大使にも任命された
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く