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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/sunafukin99 (8)

  • 民主党の次を予測すると - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/walwal/20090830/1251663355民主党政権のひとつの山場は、今年の冬じゃないでしょうか?「脱貧困経済学」で触れられていましたが、失業率が今年の冬にピークを迎えるらしいので、ここで何かしらの手を打たないと、有権者にそっぽを向かれるんじゃないかなあ*1。気がかりなのはむしろこちらの方だろう。現状民主党主流派の経済認識が現代の世界の主流*1からかけ離れてるとしたら事態が好転する可能性はあまり高くないように思う。そしてマスコミの関心は相変わらず財政支出の財源問題だ。社会保障関係に支出するのは望ましいがその財源はどこから持ってくるのかという問題設定自体は正しい。しかしなぜか日経済が今後「成長しない」ことを前提にしてしまってるようなところがある。それでは原理的に大である財源の維持は今後不可能になることは明白なのに、である。制度の破綻

  • 「脱貧困の経済学」 - すなふきんの雑感日記

    貧困経済学-日はまだ変えられる作者: 飯田泰之, 雨宮処凛出版社/メーカー: 自由国民社発売日: 2009/08/21メディア: 単行(ソフトカバー)Amazon.co.jpで詳細を見る一気に読んだ。エキサイティングで内容充実。ぜひいろんな立場の人に読んで欲しい。特に印象に残った箇所。P36:アメリカの格差拡大はスーパーリッチ層とその他との格差拡大、日は上位層はほとんど変わらず下層の落ち込みが激しい。P47:飲店で人を雇うとき旦那が上場企業社員で家計の足しにするため働く主婦と生活に困ってる独身者、どっちを雇う?たいてい前者。P66:「税金を払いすぎてる」金持ちは年収1000万以上。それ以下はみんな「貧乏人」。P86:当の新自由主義ならば海外企業の参入自由化も求めないと筋が通らないが、日の財界は「金持ちには保守主義を、貧乏人には新自由主義を」というふうに使い分ける。P87:「

  • 民主党政権の次に来るもの - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20090613/p2郵政騒動の成り行きを見る限り、総選挙の自民は「改革回帰!劇場よもう一度、痛いの大好き!」なんだろうね。で、民主がこれまでどおりなら「自民より穏やか」路線はとりづらいから「自民より過激なハードプレイ」を目指すのだろう。あーあhttp://sikkojikken.at.webry.info/200906/article_10.html民主党というのはこの10年間、党勢は郵政解散を除き、ずっと登り坂一辺倒でありました。永田メールや西松事件などがあれど、これまでの自民党のような、オールバッシングはありませんでした。だけど、政権を取ったらそうは行かないでしょう。もっと言えば、政権交代を取ったその直後が山の頂上であり、後は失点を取れば取る程バッシングが待っています。そのときに、ダメージコントロールが出来るのです

  • 不可解な日本の世論 - すなふきんの雑感日記

    http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d8c7.html大阪大学の大竹文雄教授が、1年ほど前の週刊東洋経済に寄稿していらっしゃった(面白かったのでとっておいた)のですが、ちょっと要約します++++++++++++++++++++市場競争とセーフティネットという、経済学者が考える標準的な組み合わせは、日人の常識ではないようだ。「貧富の格差が生じるとしても、自由な市場経済で多くの人はより良くなる」という考え方にあなたは賛成するだろうか。PEW研究センターと言う米国の調査機関が2007年に各国で意識調査をしている。 日では49%しか、この質問に賛成していない。米国 70% カナダ 71% スウェーデン 71% イギリス 72% 韓国 72% イタリア 73% 中国 75% スペイン 67% ドイツ 65% フランス 56% ロシア 

  • あれ、本当に日本オワタの? - すなふきんの雑感日記

    の家電メーカーはもうダメかもわからんねぇ〜くまくまことkumakuma1967の出来損ない日記二月以降に納品された製品の初期不良率が並じゃない。コメント欄より銅鑼衣紋 2009/03/06 23:33 危機のたびに劣化が進むのは僕も実感する。メーカーも丁寧な仕事とか表に見えないところへのコストとかカットするからねぇ・・・昔予言した、不況の長期化が不可逆的なサプライサイドの劣化を引きおこし、構造不況説が自己実現するのは、もう避けられないのかもしれん。当になれば、日終了のお知らせだわなぁ。はてぶより2009年03月07日y-mat2006労働 モラルとコストのトレードオフ。改革でサプライサイドの改善を促し経済成長力につなげてゆくという構造改革主義者の思惑は、不況の長期化により皮肉にも裏切られている、ということが言えそうだ。人間は豊かになると傲慢になりモラルを喪失し堕落してゆくといった固

  • 誰かがズルをしているといった感覚 - すなふきんの雑感日記

    以前の拙エントリに田中先生のTBをいただいた。http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090220/p1不況のときに労働分配率は上昇し、好況のときは低下している。もちろん不況のときは失業は増加し、ワーキングプアの状況はますます困難を極める。なのに多くの運動系ないし比較的レフトな経済学者・社会政策学者は、この労働分配率の低下(いまの日ではこれは好況時の現象)を目の敵にしている。これほど非合理的なことはないんだけどなあ。どうもこのあたり、いまだに何か搾取バイアス*1と言うか、「誰かが我々の取り分を横取りしてる」みたいな感覚が(いわゆる左系論者たちの)意識の根底に居座っているようにも思える。そしてこれは今では必ずしも左だけでなく、右派と言えそうな政治的「改革」系論者*2たちやマスコミ、さらには世論一般の思考パターンにも合致しそうだ。とにかく不都合の原因はけ

  • 「不況に慣れる」ことの恐ろしさ - すなふきんの雑感日記

    生まれたときから日はこんな感じで今さら不況だからどうとか言われてもよくわからない〜Economics Lovers Live ところで僕がいま知りたいのは、生まれたときにすでにデフレ不況で、そしてそれが基的にず〜っと続いている人たちの心性というか、あえていうなら「思想」=心の技術、とでもいうもの。水無田氏風にいうならばさきほどの「落差」さえも知らない世代である。 年齢的には、いまちょうど14,5歳の人たちかな。バブル崩壊してすぐにどつぼの不況というわけではないので、当に「やばいんじゃないかな」と世間が思い出したのは、97年くらいだから、そのとき以降で物心がついた世代だからなあ。となると上限はもっとあげて17,8歳でも可か。 この世代はどんな「社会」をどうみるのだろうか? 田中先生とほぼどんぴしゃ同世代の私なんかにしてみれば、このあたりの問題意識は共有するところがあるようだ。慢性的なデ

  • 企業の社会的責任論について - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090114#p1もし内部留保の自発的活用(ただし企業が社会的責任果たさないという社会からのプレッシャー前提)と失業保険の充実とが、一時的な所得再配分の点で同じだとしたら、前者の(あまりあてにならない)自主性に期待するよりも、失業保険の充実に走ったほうが望ましいように思える。一時的な直接雇用*1で対応してももちろん同じ。あと解雇された非正規雇用の人たちに現金をばら撒いても同じ*2。http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20090113/1231860076少なくとも株式会社を前提とすれば、その対象は、企業経営者ではあり得ません。企業経営者には、企業が蓄積した内部留保を雇用の維持に活用する権限はありません。うったえるべき対象は、株主を含めた企業(法人)の総体、ということになるでしょう。問

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