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ブックマーク / www.advertimes.com (36)

  • 黒沢清監督の映画『散歩する侵略者』の見どころは?(ゲスト:長谷川博己)【後編】

    【前回コラム】「『シン・ゴジラ』制作秘話~セリフが早口だった意外な理由とは?(ゲスト:長谷川博己)【前編】」はこちら ※記事は8月26日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。 9月公開の『散歩する侵略者』 権八:長谷川博己さん出演の映画『散歩する侵略者』が9月9日から公開されるということですが、澤さんは既にご覧になったんですよね? 澤:見ました。面白かったです。黒沢清監督の作品は毎回難しくて、「黒沢清監督の映画を好き」と言わないと、「お前は映画についてろくに知らないんじゃないか」という、「ゴダールが好き」と言わないといけない雰囲気に近いものがあって。 権八:黒沢清監督を好きというと、“わかってる感”がありますからね(笑)。 澤:さらに言うと、僕は大学のときに蓮實重彦という映画評論家の授業を受けていて。 権八:さすがですね。めちゃくちゃ贅沢だな。 澤映画に詳しかったわけじゃ

    黒沢清監督の映画『散歩する侵略者』の見どころは?(ゲスト:長谷川博己)【後編】
  • 『シン・ゴジラ』制作秘話~セリフが早口だった意外な理由とは?(ゲスト:長谷川博己)【前編】

    今週のゲストは俳優の長谷川博己さん。大ヒットになった映画『シン・ゴジラ』で主役を演じた長谷川さんがセリフの言い回しや庵野監督のこだわりなど、制作秘話を公開します。 ※記事は8月19日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。 マガジンハウスでのアルバイトで、リリー・フランキーさんと出会った 澤:こんばんは、CMプランナーの澤です。 権八:こんばんは、CMプランナーの権八です。今回はWeb野郎こと中村洋基くんがお休みなので、2人で進めてまいります。澤さんはいかがお過ごしでしょうか? 澤:何か忙しいんですよ。よかったなと思って。 権八:忙しくて。 澤:忙しいと忙しいって文句言うじゃないですか。暇だと暇だと文句言うじゃないですか。でも、忙しいって文句言えてるのは人生のうちでそんなにないじゃない、恐らく。忙しいって文句言ってたいなって。 権八:そんなことないでしょ。ずっと忙しくないで

    『シン・ゴジラ』制作秘話~セリフが早口だった意外な理由とは?(ゲスト:長谷川博己)【前編】
  • 24年前の電通はこんなところだった(ゲスト:田中泰延)【中編】

    先週に引き続き、ゲストは田中泰延さん。24年前に電通に入社した頃の話を振り返ります。そこで「俺は何もしなくてもえる」と思ったという田中さん。その理由とは? ※記事は8月5日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。 24年前、電通に入社した新人が思ったこと 権八:泰延さんは「青年失業家」と名乗ってますが、これは一般的に言うと「コラムニスト」みたいなことですかね? 田中:コラムもね、それでってるわけではないので。 権八:原稿料ありますよね? 田中:一応あるけど、必要経費ぐらいのものですね。 権八:映画見るときもいつも自腹でね。 田中:映画観て、サントラとパンフレット買って。メモ取るのに2回見ますから、残らないぐらいのお金ですね。だいたい計算できますよね。そんなものですよ。 権八:コラムも映画評もめちゃくちゃ面白いわけですよ。「日一の映画評」と言われておりますぞ。 澤:リアルに映画

    24年前の電通はこんなところだった(ゲスト:田中泰延)【中編】
  • 電通から「青年失業家」に転身した理由(ゲスト:田中泰延)【前編】

    今回から3週に渡って登場するゲストは「青年失業家」の田中泰延さん。1回目の今回は電通を辞めた真の理由に迫ります。 ※記事は7月29日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。 権八:すみません、先週お休みしました。 中村:権八さん、声もおかしい。 権八:声もおかしいし、いろいろ境遇というか。 澤:境遇もおかしい(笑)。 権八:大変な目にあったりしながら。詳しくは言えません。頑張りましょう! 中村:これは広告業界のトップクリエイター2人におかれましては、夏はどういう風に過ごされたんですか? ワイハに行ったりするんですか? 澤:行く(笑)。 権八:当に? 何しに? 澤:遊びに。3泊5日。弾丸で。ほぼ時差だけで終わりましたね。 権八:何島に行くんですか? 澤:オアフ島。何もしない。 権八:誰と行ったんですか(笑)? 澤:家族で。 中村:誘導尋問(笑)。 澤:バカなことを言うんじ

    電通から「青年失業家」に転身した理由(ゲスト:田中泰延)【前編】
  • 履歴書に「トラック運転手。元気です」と書いて、電通に入社した(ゲスト:田中泰延)【後編】

    先週に引き続き、ゲストは田中泰延さん。ノープランで電通を退職したと話す田中さんに対して、誰もが気になる質問「今後、小説を書くことはあるか?」を聞いてみました。 ※記事は8月12日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。 入社試験の履歴書には「トラック運転手。元気です」と書いた 権八:この番組は広告業界に行きたい学生の子も結構聞いてるらしいんですよ。 田中:なんと、申し訳ございません(笑)。 権八:泰延さんは糸井重里さんの話などがあって、ものを書くことを自覚されたと思うんですけど、若い頃はそういう自覚は全くなかったんですか? 田中:全くないですね。就職のときの履歴書があるじゃないですか。今でいうエントリーシートには「トラック運転手やってます」とだけ書いて。当にそれしかわからないから、「元気です」と。 一同:(笑) 田中:電通の採用の人が「トラック運転手なのか。元気なのか。これはいいな

    履歴書に「トラック運転手。元気です」と書いて、電通に入社した(ゲスト:田中泰延)【後編】
  • 紙の雑誌の可能性を使い切れ!3号連続完売『レタスクラブ』復活の舞台裏 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    創刊30周年を迎える老舗雑誌『レタスクラブ』の快進撃が続いている。今年3月25日のプレ月刊化号から3号連続の完売を達成。売れ行きの芳しくなかった老舗主婦雑誌が、復活を遂げた舞台裏には、何があったのか。1年前に就任した松田紀子編集長に、編集部再生の取り組みを中心に語ってもらった。 松田紀子(まつだ・のりこ) KADOKAWA『レタスクラブ』編集長。長崎県出身。大学卒業後リクルート九州にて『じゃらん九州発』の編集に3年間携わる。その後、メディアファクトリーにてコミックエッセイを立ちあげ、『ダーリンは外国人』などのミリオンを創出。2013年コミックエッセイ編集部編集長就任。KADOKAWA合併後の2016年6月より、コミックエッセイ・レタスクラブ編集課 編集長就任。書籍と雑誌両方の編集長を務める。

    紙の雑誌の可能性を使い切れ!3号連続完売『レタスクラブ』復活の舞台裏 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議
  • オーケー、認めよう。広告はもはや「嫌われもの」なのだ — LINE 田端信太郎

    アジア最大級の広告をテーマにしたイベント「Advertising Week Asia 2017」が5月29日から6月1日に東京で行われる。その開催を記念して、同イベントのアドバイザーによるコラムがスタート。第1回は、LINE 上級執行役員 コーポレートビジネス担当 田端信太郎氏です。 この文章は広告についてのものだ。広告業界では、未だに議論が続いているだろうが、私の中では結論は出ている。 オーケー、認めよう。広告はもはや「嫌われもの」なのだ。デジタルネイティブ世代にとって「熱狂」する対象ではない。例えば、その証拠に2016年半ばからiOSの有料アプリランキングのトップにいるアプリをご存知だろうか。それは、広告ブロッカーだ。多くのユーザーがお金を払ってまで、広告など見たくないと思っているのだ。 なぜ広告は、そこまでユーザーから嫌われるようになったのだろうか。多くの広告業界人はなぜ広告が嫌われ

    オーケー、認めよう。広告はもはや「嫌われもの」なのだ — LINE 田端信太郎
  • シャープSNSの「中の人」に佐治敬三賞 大阪広告協会賞は小林製薬、特別賞にひらパー

    大阪広告協会は14日、大阪や関西地区の広告界に貢献した企業や個人を顕彰する「第60回大阪広告協会賞」「第50回やってみなはれ佐治敬三賞」の受賞者をそれぞれ発表した。 優れた広告活動を行った企業や地域広告界の発展に貢献した企業・個人に贈る「大阪広告協会賞」には小林製薬(大阪市)が、同賞の特別賞にひらかたパーク(運営会社・京阪レジャーサービス、大阪府枚方市)がそれぞれ選ばれた。 小林製薬は、ニーズを先取りした製品開発力とユニークな広告や店頭プロモーションを起点に、多くのヒット商品を送り出してきた。また訪日外国人旅行客によるインバウンド需要も取り込み業績向上につなげていることも評価された。 ひらかたパークは、関西私鉄が運営する遊園地が軒並み苦境に陥る中、ユニークなアイデアによる集客策と広告展開で集客増に貢献した。2009年から「ひらパー兄さん」キャンペーンを展開し、翌2010年に黒字化。2013

    シャープSNSの「中の人」に佐治敬三賞 大阪広告協会賞は小林製薬、特別賞にひらパー
  • 佐々木宏・菅野薫・椎名林檎・MIKIKOがタッグを組んだ、リオ五輪・東京パフォーマンス | AdverTimes

    8月21日(日時間22日)、リオデジャネイロ市のマラカナンスタジアムでリオデジャネイロオリンピック閉会式が行われた。 2020年東京オリンピックに向けて、IOCのトーマス・バッハ会長から小池百合子都知事にフラッグが手渡された後、次期開催国である東京のパフォーマンスが披露された。 「君が代」の斉唱に続き、フィールドには大きな日の丸が登場。その後、東京都、岩手県、宮城県、福島県の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の27校、1万人以上の児童・生徒によってつくられた日語、英語、フランス語、ポルトガル語の「ありがとう」の人文字がフィールドいっぱいに広がった。 その後に流れた東京を紹介する映像には、日を代表するアスリート、そしてドラえもんやキャプテン翼、ハローキティ、マリオなど人気キャラクターが登場。東京からリオに向けてドラえもんのドリルが地球を掘り進むと、スタジアムの真ん中には「スーパーマ

    佐々木宏・菅野薫・椎名林檎・MIKIKOがタッグを組んだ、リオ五輪・東京パフォーマンス | AdverTimes
  • Ingress、ポケモンGOの開発現場。Niantic川島優志さんに聞く。【前編】

    さて、日でもとうとう「ポケモンGO」がローンチされました。皆さんも恐らくご存知の通り、一足先にリリースされたアメリカではもはや社会現象になっています。ローンチからたった一週間ですでにモバイルゲーム歴代最高のユーザー数を獲得し(!)、アクティブユーザー数ではTwitterを追い越しました。僕が住む比較的郊外でさえ、道を歩けばポケモンGOをプレイしている人と何度もすれ違います。アメリカに住んで12年、こんなことは初めてです。とにかく話題で持ちきりのポケモンGO、このゲームを任天堂と共同で開発している会社がサンフランシスコにあるNiantic, Inc.です。 Niantic, Inc.は元々Googleの社内スタートアップとして始まり、これまでにIngressというモバイルゲームを開発してきました。Ingressゲームコンセプトは陣取りゲームゲームフィールドは私たちが住む現実の世界そのも

    Ingress、ポケモンGOの開発現場。Niantic川島優志さんに聞く。【前編】
    hiroyukixhp
    hiroyukixhp 2016/07/25
    人の行動を変えるデザイン
  • 『ほぼ日』のコンテンツのつくり方を、編集者とデザイナーに聞いてみた | AdverTimes(アドタイ)

    田口:ありがたいですね。あのコンテンツは菅野が記事を、杉がデザインを担当しました。僕も気になるのですが、あれはどのようにつくったんですか。 杉:対談のきっかけは、糸井(重里)が「バルミューダ ザ・トースター」を購入したことでした。「これはすごい商品だ」と社内でも話題になって。その後、糸井がバルミューダ社の寺尾玄社長とお会いする機会があったんです。社長同士が知り合いになり、さらに互いの社員同士も意気投合して「何かやりましょう」となって、自然とあの対談企画が生まれました。 菅野:寺尾社長と糸井の対談は、寺尾社長の一代記を糸井が聞き出すという流れでした。対談に同席しながら、記事にすれば、きっと“男子成長物語”のような読まれ方をするかもしれないと思っていたのですが、私としては、女性やべ物が好きな方々にも読んでもらいたくて。対談の後は、Webサイトの「ほぼ日ストア」でのトースターの販売、TOB

    『ほぼ日』のコンテンツのつくり方を、編集者とデザイナーに聞いてみた | AdverTimes(アドタイ)
  • ネットがざわついた衝撃のクリエイティブ——ハト駆除の雨宮のCMはなぜ生まれたのか

    「あまりにシュールすぎる」「異常な中毒性」「狂っている…!」——YouTubeに公開されたあるムービーが、こうしたコメントと共に次々とシェアされ、話題が広がった。 ムービー内でひたすら繰り返される「♪鳩に困ったら雨宮~」という独特のフレーズが耳について離れなくなる、1分あまりのムービー。愛知・岐阜・三重の東海3県に事業所を置き、害虫・害獣駆除サービスを手掛ける雨宮が、同社のハト対策・駆除サービスの認知拡大を目的に制作したものだ。 企画制作は、新東通信と、「NHKみんなのうた」のアニメーションなどを手掛けるクリエイティブユニット・AC部、名古屋のクリエイティブエージェンシー・kura-kura、そして名古屋のデザイン事務所・テリーファンクプロダクツによる。 競合が多く、ネット業界や外壁塗装業界など他業種からの参入もあるというハト駆除業界。競争が激しい市場環境にあって、自社の認知を高めたいと、

    ネットがざわついた衝撃のクリエイティブ——ハト駆除の雨宮のCMはなぜ生まれたのか
  • ユーザー目線で考えよう、ここが変だよ「ネット広告業界」

    ネット広告業界には、ユーザー視点で考えれば当然に思えることが、見えなくなってしまう人が意外に多い気がするのは何故なんだろう。そんなことを感じるようになったのは、私がアジャイルメディア・ネットワークの立ち上げを手伝うようになる前のこと。2006年の頃の話です。 特に当時、問題意識を持っていたのが「ペイパーポスト」と呼ばれるブログの広告手法。ペイパークリックがクリック単位でお金を支払うのに対し、ポスト(記事)単位でお金を支払うことからペイパーポストと総称されていたものです。 要は、ブログを持っている人に100~300円で記事を書かせることができる、というサービスで、100万円ぐらい予算があると簡単に数千記事ブログを書いてもらうことができるという分かりやすさから大流行し、数十のさまざまな事業者が乱立しました。 何しろ2007年にはあのヤフーまで、「ヤフーBR+」という名前のサービスで参入してます

    ユーザー目線で考えよう、ここが変だよ「ネット広告業界」
  • 「好きなのにやめてしまう」人が6割~博報堂が習慣行動と意識の関係を調査 ――博報堂行動デザイン研究所

    博報堂行動デザイン研究所(生活者の新しい行動習慣をデザインすることをミッションとした博報堂の専門組織)が、生活者の「習慣行動」のモデル化を通じてその行動を促進する打ち手を明らかにすることを目的としたリサーチを行った。(協力:東京大学渡邊克巳准教授)。それによると、習慣的な消費行動と意識の関係性に関してこれまでの広告コミュニケーションの常識を大きく覆す結果が分かったという。調査内容とそこから見えてきた今後のマーケティングのポイントについて、博報堂行動デザイン研究所所長 國田圭作氏に聞いた。 企業の広告マーケティング活動は伝統的に「認知」→「好意」→「行動(購買)」という3ステップ・モデルで運用されてきました。しかし昨今の実務の中では最後の「行動」(購入やサービス利用)が最も質的な指標として重視されるようになってきています。 今回の調査は、「認知」「好意」という意識レベルでの変化を起こすこと

    「好きなのにやめてしまう」人が6割~博報堂が習慣行動と意識の関係を調査 ――博報堂行動デザイン研究所
  • auが描く“自由すぎる”桃太郎×金太郎×浦島太郎/au「あたらしい英雄」篇 ほか3篇 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    桃太郎、金太郎、浦島太郎。日を代表する3人の「英雄」は、実はトモダチだった。——2015年1月、そんなユニークな設定のテレビCMがオンエアを開始した。 auのブランドコミュニケーションの一環で制作されたもので、俳優の松田翔太さん、濱田岳さん、桐谷健太さんがそれぞれ桃太郎、金太郎、浦島太郎を演じている。 メインコピーの「あたらしい英雄、はじまるっ」は、auが2012年1月に打ち出した事業コンセプト「あたらしい自由。」と連動しており、CM中では、互いを「桃ちゃん」「金ちゃん」「浦ちゃん」と呼び合い、「あ、それ分かる~」「ガチで?」「んなワケないじゃん!」といった“今風”の言葉を使う3人の、家のストーリーを無視したコミカルで自由な掛け合いが描かれる。

    auが描く“自由すぎる”桃太郎×金太郎×浦島太郎/au「あたらしい英雄」篇 ほか3篇 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議
  • 経営とは、マネジメントではない。マーケティングである。——ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO 高岡 浩三氏 - AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    バブルが崩壊してからの失われた20年、日はGDPが増えることもなく、経済大国として米国に次ぐ2位のポジションも中国に奪われ、さらには長期にわたるデフレを経験し、私たち品業界にとっても厳しい環境が続いてきました。日政治、そして経済のモデルは戦後の高度経済成長期に成功体験を築いてきた「新興国」のモデルと言えます。来は先進国の仲間入りをし、経済成長がピークに達したバブル経済下で、新興国から先進国モデルへと転換を図るべきだったと思いますが、それができなかったことが失われた20年の要因です。 来は経済環境に左右されることなく、売上そして利益を伸ばしていくのがプロの経営者の仕事です。それができないのは企業、そして経営者の中に「先進国型のマーケティング」が欠落しているからだと思います。 ——高岡社長はトップになってからも“企業都合”で発想するのではなく、お客様の目線になって、自社の商品や提供

    経営とは、マネジメントではない。マーケティングである。——ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO 高岡 浩三氏 - AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議
  • じぶんのなかに狂気をちゃんと飼っておく

    高1の夏。N君が死んだ。ガスの元栓につないだホースをくわえて。彼は、僕たちのバンドのヴォーカルで、ロバート・プラントばりというわけにはさすがにいかなかったけれど、ポール・ロジャースばりでは明らかにあった。ものすごく人気があって、女のコたちにはもちろん、同じくらい男子からも。この両立は実は、なかなか難易度高い。でも、そうじゃないと、スター、ましてやカリスマにはなれない。ま、1970年代の渋谷区港区の一部地域だけのカリスマだけどね。N君は、かっこよかったのはもちろんだけど、なにしろアタマがよかった。ついでに学校の成績もかなりよかった。 高校生男子にとって、いちばん重要なこと、つまりモテるために必要なのは、ルックス、スポーツ、バンド。以上終わり。なのであって、つまり、モテの道はかなり限定されていた。想像するに、今もそうだろう。これが、大学生になると、将来性だの、家が金持ちだの、いいクルマ乗ってる

    じぶんのなかに狂気をちゃんと飼っておく
  • 米国先進企業に学ぶ、透明性の時代におけるオープン・コミュニケーション - AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議 - Page 2

    ドミノピザによる社員投稿動画によるブランド毀損、炎上とその対策 もうひとつの事例、それは2009年4月、オーストラリアのドミノピザ店舗内で業務時間中に悪ふざけしていた男性社員が、チーズやサラミなどのピザの材料を鼻に入れるなどして不衛生に扱い、それを女性社員が動画として撮影。動画サイト「ユーチューブ」に複数件の投稿をしたことが事の発端だ。 これらの動画は、ソーシャルメディアなどを通して一気に広まる。そして、おきまりのパターンだが、ニュース・メディアに飛び火し、結果として “Dominos” というキーワードでグーグル検索結果の1ページ目に登場することになる。多くの人々がこの世にも不愉快なイタズラを自らの目で直接体験したのだ。 当然だが、この動画は利用者の嫌悪感を大いにあおり、ユーチューブには「二度とドミノピザで頼まない」「これからは自分で料理を作る」といったコメントが多数寄せられた。何の前触

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  • 「なぜ外国人はさっさと帰るのか」の謎はいかに解けたか - AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    【前回のコラム】「13時間の時差。ゆえにPARTYは24時間営業中」はこちら 2日間編集室にこもるレベルのものができていた 「あれ? 結局何を不思議に思ってたんだっけ?」 ニューヨークに移ってからの私は、完全に「必死こいてる」状態で、一心不乱に新しい状況と新しい人たちへの対応を続けてきました。 日仕事をしている間、外国で仕事をする、という上で私にはとても不思議に思っていたことがあったのです。その秘密を解き明かしたい、というのも海外に移った理由だったはずなのです。 しかし、後ろから迫ってくる巨大な岩から必死で逃げたり、あと数秒で爆発する時限爆弾を解除したり、迫り来る究竟な男たちの大群と一人で対峙したり、みたいなレベルのスペクタクルな日々を送っているうちに、その謎が一体何だったのかを忘れてしまったのです。 cut/copy「We Are Explorers」は、同時に配布した主人公たちの3

    「なぜ外国人はさっさと帰るのか」の謎はいかに解けたか - AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議
  • デザイナー「佐藤可士和」氏に、経営者が行列をつくる理由。 - AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    佐藤可士和氏というデザイナーがいます。佐藤氏は私が在籍していた博報堂の出身ではありますが、特に面識があるわけではありません。ただ、コラムのタイトルにある「経営のとなりにあるデザイン」というテーマを考える上で、佐藤氏の仕事のスタイルは、ひとつの参考になると思っています。 外から見た私の推測ではありますが、今回は多くの経営者が佐藤氏に仕事を依頼する理由とは何か。他のデザイナーとは何が違うのかについて、デザイナーの視点で考えていきたいと思います。私はその理由は3つあると考えています。 「佐藤可士和」さんに関連する記事はこちら 佐藤氏はCI(ここでは、主にロゴ)開発を得意としています。CI開発は、ブランディングファームが得意とする領域ですが、佐藤氏のCI開発アプローチには少しオリジナリティがあります。 CIは企業理念を可視化したものです。しかし佐藤氏の手がけるCIは、そのCIがメディアを介したコミ

    デザイナー「佐藤可士和」氏に、経営者が行列をつくる理由。 - AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議