夏が近づくにつれて、自分のボディラインを気にする人が多くなる。テレビCMでも、ダイエット系の「トクホ」飲料や、スリム系のエステなどが一段と華やかだ。 これは毎年のことだが、この事実はいったい何を物語っているのか。毎年のようにダイエットをしているのに、実際は「成功」している人が少ないのではと思い、ちょっと調べてみた。すると、面白いデータが見つかった。 アメリカの大手リサーチ会社が、ダイエットについて6万人を超える男女からアンケート調査をした。その結果、「医師から生活習慣病と診断された」など深刻な動機でダイエットを始めた人は「73%」という高い成功率を誇っていた。しかし、「カッコよくなりたい」「健康のためにもう少しやせたい」という比較的ライトな理由でダイエットをした人の成功率は「8%」しかなかったのだ。 一般的なダイエッターは9割が「失敗」する。この数字はなかなか興味深い。では、なぜダイエット