人気キャラクター「妖怪ウォッチ」が、世界に飛び出す。5日から米国のアニメ専門チャンネルでアニメの放送が始まるほか、11月にはゲームソフトと漫画を北米で発売。2016年冬以降には、玩具の北米発売も予定されている。 ゲーム制作会社のレベルファイブ(福岡市)が発表した。8月末に電通と共同で、「妖怪ウォッチ」などの作品の海外展開を手がける新会社「レベルファイブ アビー」を、米カリフォルニア州サンタモニカ市に設立した。 米国で放送されるアニメでは、主人公ケータは「ネイサン・アダムス」になる。ジバニャン、ウィスパーの名前は、そのままだ。 同社は、一つのコンテンツをゲーム、アニメ、漫画、玩具など様々な形で売り出し、相乗効果をもたらす「クロスメディア戦略」を、北米を中心に海外でも展開する方針だ。(村上晃一)