すね毛、必要あった? タラ夫3.0、登場 こんなに攻めてて、いいの? 東京都美術館で開催されている「バベルの塔」展のマスコット「タラ夫」が注目を集めています。自身も魚にもかかわらず口に魚をくわえ、ふっくらとした体からのびた足にはすね毛が・・・。思わず「なんのメッセージ性やねん」とツッコみたくなるその姿ですが、タラ夫に会えるイベントには多くの女性客が集まります。「タラ夫」が生まれた背景とは--、企画展の「裏方」に焦点をあてると、見えてきたのは展覧会における日本独特のシステムでした。 「バベルの塔」とは旧約聖書の物語に登場する、架空の塔です。人間が天まで届く塔を建設しようとしたことが、神の怒りに触れ、人々が話す言語をバラバラして散開させられた、と言われています。 さまざまな芸術家に作品のモチーフとして描かれてきた「バベルの塔」ですが、中でもピーテル・ブリューゲル1世の作品は、バベルの塔に住む人
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