NHKの朝のニュースで、保育所のモンスターペアレントに関する報道があって、非常に冷静で良い内容であった。 これまでのモンスターペアレントは、こんな異常な親がいる、とセンセーショナルに取り上げるだけで、行政にものを言うことすべてモンスター扱いされかねないような取り上げ方であった。 今回の報道では、モンスターペアレントが発生する原因を検証した尾木直樹さんの調査を紹介し、尾木さんのコメントとして、預ける保護者の職場が過酷になっていて余裕がなくなっていることに原因が大きい、と指摘していた。新古典派経済学全面展開の社会になって、金儲けが何よりの価値となった職場がモンスター化しているということである。 保護者の保育参加で保育所の実情を知ってもらってモンスター化しないコミュニケーションのあり方を模索している品川区の事例も良かった。 一方、苦情対応ということで、ISO規格を取得しようという取り組みが紹介さ
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