動物の安楽死に使用される薬品がドッグフードに混入したとして、アメリカのペットフード会社「エヴァンジャーズ」が主にアメリカ国内で流通した製品の自主回収をすると発表しました。同社は82年の歴史がある老舗で、自主回収が行われるのは初。 回収となったドッグフード 問題の製品「Hunk of Beef」は年間約100万缶を売り上げている同社の看板製品で、少なくとも200匹の犬がすでに回収対象のロットから食べてしまったと見られています。現在のところ問題が報告されているのは1世帯のみ。大晦日に「Hunk of Beef」を食べた5匹の犬が体調を崩し、そのうち1匹が死んでいます。回収対象の「Hunk of Beef」の商品番号は次の通り――「1816E03HB, 1816E04HB, 1816E06HB, 1816E07HB, 1816E13HB(賞味期限は全て2020年6月)」。 同社が問題を把握したの