本日、2006年3月から約8年間勤務したサイボウズ株式会社を退職しました。 サイボウズは稀にみる優良企業で、働きやすく社会的に意義のある仕事ができる会社です。業績も好調で、僕が担当したサービスも多くの方に高い評価をいただいています。そんな会社を辞めるというのは道理に合わない選択に見えるかもしれません。 昨年の夏頃に自分の長期的なキャリアを考えるきっかけがあり、以来自分が進むべき道を逡巡するなかで、プロダクトマネージメントを自分の天職としプロフェッショナルとしてさらに成長したい、と強く思うようになりました。そのためには慣れ親しんだサイボウズから卒業し、これまでと違う事業領域でゼロからチャレンジすることが必要だという結論に至りました。 世の中には0から1を生み出すことが得意な人間と、1を10に育てていくのが得意な人間がいます。僕はどちらかというと前者だろうと思います。もやもやとした不確定要素だ