結婚情報サービス会社、オーネットが28日発表した未婚女性の意識調査によると、「結婚したい」と答えたのは20歳代で81・0%と、2009年の前回調査から5・7ポイント増えた。 調査は数年おきに行っており、8割を超えるのは2001年以来、10年ぶり。東日本大震災後に結婚志向が高まっていることを裏付けた。 調査は5月中旬、インターネットを使い、20~40歳代の未婚女性900人が答えた。「結婚したい」と考える30歳代は前回調査より0・8ポイント増の69・3%、40歳代は2・6ポイント増の52・0%と、いずれの年代も増加した。 オーネットへの資料請求は震災後に急増し、5月には関東地方で前年同期比で約45%増えた。「震災後の余震や計画停電などで不安を感じ、安心感を得るために家庭を持ちたいと考えた」といった声が寄せられているという。