ポーランド語版序文 トロツキー/訳 水谷驍・西島栄 【解説】これは、レーニンの古典的名著『共産主義の左翼小児病』のポーランド語版にトロツキーが寄せた序文である。この序文の中でトロツキーは、極左主義に対する批判よりもむしろ、極左主義批判に名を借りた右翼日和見主義を批判し、どのような場合にどのような条件下で統一戦線が許されるのかを詳細に論じている。 この序文はすでに現代思潮社刊の『社会ファシズム論批判』に訳出されているが、今回、水谷氏が英語版から改めて訳しなおし、それを西島が『反対派ブレティン』のロシア語原文にもとづいて入念にチェックし、修正をほどこした。 Л.Троцкий, К польскому изданию 《Детскои болезни левизны в коммунизме》, Бюллетень Оппозиции, No.32, Декабрь 1932. Transla