厚生労働省の「毎月勤労統計調査」で、去年1月に、労働者数の変化などを反映させる処理を行った際、過去にさかのぼって補正しなかったことについて、国の統計を所管する総務省の幹部は、十分、議論していなかったという認識を示しました。 これについて政府は、国会審議で、「過去にさかのぼって補正しないという対応は、総務省の統計委員会の指摘や答申に沿ったものだ」と説明しています。 6日に開かれた総務省の統計委員会で、西村委員長が、改めて政府側の見解をただしたのに対し、国の統計を所管する総務省の幹部は、「いま考えると、統計委員会で議論しながら進めていくべきだった。厚生労働省からの情報提供なども足りておらず、反省すべきことだ」と述べ、十分、議論していなかったという認識を示しました。
![「毎月勤労統計調査」 さかのぼって補正せずは十分議論せず | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f180027020c5ee456319d62f1d53fb468e0eb43/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190306%2FK10011838381_1903062043_1903062112_01_02.jpg)