ゼロから分かる安倍政権の統計不正問題

統計不正の本質が分からないままでは、この問題の重大さを理解できない Issei Kato-REUTERS ＜どんな不正が、なぜ起こったのか、どこが問題なのか。複雑怪奇な厚生労働省の統計不正問題を解説する＞ 厚生労働省の統計不正をめぐって国会での論戦が続いている。野党はこの問題を徹底追及したいところだが、世論はあまり盛り上がっていない。 統計不正は国家の基盤を揺るがす大問題であり、多くの人がその重大性に気付いているはずだが、専門性が高く「よく分からない」のが正直なところだろう。不正の中身が分からなければ、それを評価できないのは当然である。本稿では統計不正の中身について可能な限り平易に解説したい。 今回、不正が発覚したのは厚生労働省の「毎月勤労統計調査」である。これは賃金や労働時間に関する統計で、調査結果はGDPの算出にも用いられるなど、基幹統計の1つに位置付けられている。アベノミクスに関する

[bloglider]

わかりやすくまとまっている。"統計というのは近代民主国家としての礎であり、これが信用出来なくなったら民主国家としては終わりである"と言う大前提すら、世間的にはあまり理解されて無いのかも知れないけれども。

[el-condor]

「事実関係と官僚の習慣からここまでは言える」レベルの慎重な表現での統計不正問題の説明。本来であれば2018年初頭で事態を公表するなどの対応をすべきだったところ現政権がどうしたか、というのは問題の核心の一つ

[haruhiwai18]

"①全数調査すべき調査をサンプル調査に勝手に切り替える、②サンプル調査の場合に必要となる補正作業を忘れる、③全データを訂正せず2018年からの訂正のみにとどめる…"　→実に悪質である。(④は省略)

[yasudayasu]

部分入替え方式を検討した会議の阿部座長が言うように「部分入替え方式でギャップは小さくなるが、必ず賃金が高くでるとは限らない」のだが、たまたま高く出た結果論から物事を考えるとこの手の陰謀論のようになる。

[howlingpot]

これだとゼロから誤解すると思う。前年比を知る為の連続性のある参考系列(共通事業所)は当初から公表しており、本系列は平均賃金の水準と過去の政策判断材料としての補正なしの増減率を示す。公式上はそういう感じ。

[dorje2009]

テレビニュースとかは報道の仕方がショボくて、ことの本質がどれくらい理解されてるんだろうって思う

[mmsuzuki]

“2004年までさかのぼって全てのデータを訂正しなければならない。ところが厚労省はこうした訂正作業を行わず、どういうわけか2018年以降のデータだけを訂正するという意味不明の対応を行い、その結果、2018年から急激に

[Gim]

「厚生省」の統計不正問題としないと、0から分からない。客観的な記述にしないと、後で騙された！と反発される。だからサヨクは支持が持続しないのだ。

[croissant2003]

「忖度の度合いはともかくとして、同省の組織劣化がかなり進んでいるのは間違いない」根拠なく現政権関与を断定するタイトル付けてんじゃねえよ。雑な議論するメディアは社会に害だから滅びろ