「萌え」って健康的でいいじゃん!という人は、たとえば、この本の表紙を見てみよう。 萌え経済学 作者: 森永卓郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/10/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 131回この商品を含むブログ (123件) を見る これは著名な経済評論家、森永卓郎による本である。どうして表紙の少女のスカートが不自然にめくれあがって、白い下着と見紛うものが見えているのか。ここにあるものこそが、「萌え」の裏面にあるロリコン・ペドフィリアの心性であり、その事実はほぼ誰でも知っているはずなのに、マスメディアの場ではみんなでよってたかって、そんなものはないことにしているところのものなのである。 ――「ロリコン化する社会雑考」 さて、ぼくとしては多少違和感を感じざるを得ない記事です。 ある種の「萌え絵」あるいは「キャラ絵」*1を見て、そこに「ロリコン・ペドフィリア的心性」
「あるある」について、少し補足しておく。民放の番組がくだらない原因は、視聴者がくだらない番組を求めるからだが、もう一つの原因は制作能力の低さにある。私も昔、NHKをやめたあと、民放の仕事をしたことがあるが、民放の(というかフリーの)ディレクターの原稿が、てにをはもできていないことに驚いた。発想も構成も幼稚で、事実関係の裏も取れない。NHKでいえば、地方局にいる3年生ぐらいの水準だ。 これは前にも書いたように、民放が番組を丸投げし、下請けプロダクションの雇用が流動化しているため、ノウハウが蓄積しないことが原因だと思う。日経ITproに松原友夫氏の「日本のソフトウェア産業、衰退の真因」という記事が出ているが、これを「コンテンツ」と入れ替えても、ほとんど同じことがいえる。 下請けプロダクションも、フリーディレクターの人材派遣業にすぎない。彼らは月単位で入れ替わるので、系統的な教育もできない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く