サッカーグラウンドに新たなる“罠”が仕掛けられ、ここ何日か世界中の話題を独占している。18日に行われた2010年ワールドカップ(W杯)欧州予選のプレーオフ第2戦、フランス対アイルランドで、すべての人を不幸にする不当なジャッジがなされた。第1戦を1−0で制していたフランスは、この試合を延長戦の末に1−1で引き分け、本大会進出を決めた。 だが、103分のウィリアム・ギャラスの同点ゴールをアシストしたティエリ・アンリは明らかにオフサイドポジションにおり、さらに手を使ってボールをコントロールした後、ゴール中央のチームメートへとボールを送った(リプレーは言い訳の余地がないハンドの瞬間――しかも2度ボールに触れている――を映し出している)。だが、主審をはじめとするレフェリーはこのシーンを見逃しており、アイルランドの選手たちの抗議も実らず、フランスの得点が認められた。 この場面について、倫理的に議論