立命館大学はこのほど、甲骨文や金文など古代文字の4400字のフォント「白川フォント」を、研究者など向けに無料で公開した。研究・教育目的などに利用できる。この規模の古代文字の無料公開は国内初という。 常用漢字・人名漢字のうち古代文字が判明している漢字を収録。立命館大名誉教授だった故・白川静博士が漢和辞典「字通」などに収録した古代文字をもとに、同大情報理工学部と共同でフォント化し、12日の「漢字の日」を前に公開した。 フォントをインストールすれば、専用Webサイトから、1文字ずつ検索したり、文字列で検索できる。営利目的での利用は、別途許可申請が必要。