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ブックマーク / jp.rbth.com (14)

  • ロシア絵画に見るモスクワの地下鉄(絵画特集)

    Alena Dergilyova; Ekaterina Kornilova, Private collection; Semyon Agroskin モスクワの地下鉄は単なる交通機関ではなく、息づかいと伝説と秘密に満ちた地下に広がる大きな一つの世界であり、またその信じがたいほど豪華な内装はまるで美術館さながらである。そんな地下鉄をロシアの画家たちはどのように描いたのだろうか?

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    hyougen 2021/01/30
  • ソ連時代どの家庭にも必ずあった5つの家具(写真特集)

    古い家具にはそれぞれ物語が隠されている。数十年のときを振り返り、ソ連時代のほとんどの家庭にあった基的な家具を選んだ。 ルーマニア製もしくはユーゴスラヴィア製の大ヒットになったセット家具は、1970年代から1980年代にかけて人気を集め、ソ連家庭のリビングルームにはなくてはならないものであった。その時代に人気のデザインといえば、チーク、ウォルナット、マホガニーなどのくすんだ秋色に透明ラッカーを塗って光沢を出したものであった。 見てみよう!その当時に流行ったのが、ステンカ(ウォールファニチャー)と呼ばれた重厚な戸棚で、「必要のない」機能を排し、実用位につくられていた。これにはこの目的に沿った、扉のついた洋服ダンス、大きい引き出しがついており、さらに大量の、酒瓶、美しいチェコ製ガラス器、陶磁器製のティーセット、青と白のグジェリ人形、プラスチック製おもちゃ、親戚から贈られた数多くのプレゼン

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    hyougen 2020/09/19
  • 戦争映画の最高傑作『炎628』について知っておくべき9つのこと

    第二次世界大戦を描いたこの映画は、最も恐ろしく最も難解な映画でもある。一度見たらなかなか頭から離れない。 『炎628』はしばしば戦争映画史上最高の傑作と言われ、間違いなく世界で最も人気のあるソ連映画だ。この映画は第二次世界大戦の一部分を、ベラルーシの十代の少年の視点から描いたものである。『炎628』は劇中ずっと戦争の残酷さを憚ることなく見せつける。リアリズムを徹底したこの映画は、戦時中の人間の暗い所業ほど恐ろしいものはないということを教えてくれる。 この映画を見たことがないなら、絶対に見るべきだ(Russian Film Hubで『炎628』を見るにはこちら)。もし見たことがあっても、これらの9つの事実を知れば、映画がもっと面白くなるだろう。だが気を付けてほしい。最後の事実はネタバレだ。 1. 撮影中、実包を使用した

    戦争映画の最高傑作『炎628』について知っておくべき9つのこと
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    hyougen 2020/06/18
  • プーシキンが偉大である10の理由

    6月6日は、ロシアの大詩人アレクサンドル・プーシキンの誕生日、そしてロシア語の誕生日。誰もがなぜプーシキンを知らなければならないのか、またなぜプーシキンがロシア文学の最重要な財産なのかを、ロシア・ビヨンドがご説明する。 プーシキン(1799〜1837)は間違いなく、現代ロシア語の確立者とされている。それまで代々の皇帝に捧げる頌詩を書くのに用いられていた古典的規範文体を放棄し、高踏的な文体と生きた会話語の境界を克服した。彼の作品は、現在もなおロシア人が書き、話している言葉で書かれている。 2.ジャンルの多さの記録保持者 プーシキンの創作は、信じられないほどに広範だ。古典的頌詩、ロマン主義的長編詩、愛と世俗の抒情詩、韻文小説(詩型小説)、歴史的戯曲、リアリズム散文、中編・短編小説、昔話、紀行文などだが、彼の創作ジャンルのリストはそれでも足りないくらいだ。 3.すべての主題を書いた。 彼は、彼の

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    hyougen 2020/06/11
  • ロシアのアフォリズム5選

    ロシアは頭ではわからぬ」、「ロシアには二つの災難がある…」。ロシアロシア人に関する最も人口に膾炙した諺、格言、箴言の類を集めた。これらの意味は?そして起源は? 1. 「ロシアは頭ではわからぬ」  フョードル・チュッチェフの肖像画、S. アレクサンドルフスキイ=トレチヤコフ美術館 これは、詩人フョードル・チュッチェフの言葉。彼が1866年に書いた4行詩の1行目だ。 ロシアは頭ではわからぬ 並みの尺度では測れぬ ロシアならではの特質がある ロシアは信じることができるのみ このチュッチェフの詩の1行目は、ロシアの非合理的な文化、文明を語ろうという場合には、いつでも引き合いに出されるようになった。ところが時とともに、ロシア人またはロシアの、予想外な行為なら何でも、その評価に関係なく、「ロシアは頭ではわからぬ」が引かれるようになる。 例えば、1939年にチャーチルは、ラジオでこう語った。「私はロ

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    hyougen 2019/07/01
  • ロシアとソ連の映画トップ100

    怠惰をテーマにしたロシアの主要な小説を読むのすら怠惰だという人にオススメの一作。才能溢れるロシアの俳優、オレグ・タバコフ演じるオブローモフは、作品の大部分の間、ただソファに横たわり、退屈している。ある一人の女性が彼の人生を変えるまでは・・・。 99.令嬢ターニャ ピョートル・トドロフスキー 1989 ソ連で撮影された映画とは信じがたい作品。外貨を受け取る娼婦、セックスシーン、警察の横暴・・・。当時、映画界に革命をもたらす一作となり、16歳未満の鑑賞を禁止するという年齢制限が設けられた。外国人を見つけて外国に脱出することを夢見る娼婦を主人公は、ついに夢を叶える。しかし新しい土地に馴染めず、誰にも必要とされていないと感じるのだが、もはやソ連に戻ることはできないのだった・・・。 98.小さなヴェーラ ワシーリー・ピチュル 1988

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    hyougen 2019/01/09
  • 背筋が寒くなるソ連アニメ3作:人生に絶望させてくれる実存的恐怖

    なぜ、たいていのロシア人は、むっつりと押し黙り、悲観的に見えるのか?ここに一つの解答があるかもしれない。それは彼らの子供時代にさかのぼる。ソ連時代のテレビは、死、喪失、そして無駄な試みといった実存的なテーマをもつ、実に不気味なアニメを放映していた。そのなかでもとくに重苦しいものをいくつか選んでみた…。 ソ連のアニメは巨大産業で、子供のための娯楽だけでなく、いわゆる「大人のためのアニメ」も生み出した。だが、「大人のための…」といっても、セックス、冒涜、アル中などはほとんど含まれていない。いや、そんな類のものとはぜんぜん違うのだ。 「大人のアニメ」の多くは、人間のようにしゃべる動物など、子供向けのテーマで始まるが、やがて重苦しいストーリーの展開を経て、暗い帰結に至る。しかも、そういう「大人のアニメ」には、放映時間が指定されていなかったため、あらゆる時間帯で放送される可能性があった。その結果、ア

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    hyougen 2018/04/21
  • 来館者の多い美術・博物館TOP5

    権威ある美術専門紙「芸術新聞(The Art Newspaper)」ロシア版は、2015年最も来館者の多かったモスクワおよびサンクトペテルブルクの美術・博物館ランキングを発表した。特に驚きはないものの、新しい施設が入っていた。 ランキング入りしたのは23館で、うち4館は私立である。モスクワの「ユダヤ博物館」は、博物館デザインの巨匠ラルフ・アッペルバウム氏が設計したインタラクティブな展示や多数の展示会(アニッシュ・カプーアの個展など)にもかかわらず、第15位(来館者21万人)であった。オランダの建築家レム・コールハースが改築にかかわり、昨年夏に開業した、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィチとダーシャ・ジューコワ夫人の現代美術館「ガレージ」は、第11位だった(53万8205人)。 第10位は、モスクワの「マルチメディア・アート美術館」。昨年、61万人がここを訪れた。創設者であるオリガ・スヴィブ

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  • 20世紀の文学者、4つの愛の物語

    ふたりの詩人は、かつて互いに異なる世界に住んでいた。オシップ・マンデリシュターム(1891–1938)はユダヤ人商人の息子であり、マリーナ・ツヴェターエワ(1892-1941)は、モスクワ大学名誉教授にしてプーシキン美術館創設者という人物の令嬢であった。 ロマンスは半年しか続かなかった。1916年2月に始まり、6月には幕を閉じた。当初ふたりを包んだ歓喜は、間もなく寒気に取って代わられた。ツヴェターエワは惚れっぽい人間だった。マンデリシュタームへの関心は急激に萎んでいった。女流詩人は次の結論を下した。なるほどオシップは、いい人だ。しかし「ひどくひ弱で、利己主義的」。いつか彼が「自己の名のもとにではなく、相手の名のもとに」愛することを知る日が来ればいいが・・・。 二人の短い、嵐のようなロマンスは、双方の手になる切ない詩篇のいくつかを、文学史に遺した。 アンナ・アフマートワ &ニコライ・グミリョ

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    hyougen 2016/02/18
  • ロシア発の現代美術

    現代美術見市ウィーン・コンテンポラリーが9月末、ウィーンのマルクス・ホールで開催された。この催しにはロシアの六つのギャラリーを含む100を超える欧州の有名ギャラリーが参加した。世界的に著名なロシアの現代美術家たちと最近の動向について、ロシアの主な画廊主宰者たちに紹介してもらった。 世界ではアナトリー・オスモロフスキー、ビノグラドフとドゥボサルスキのデュエット、グループAES+F、セルゲイ・ブラトコフといった、ペレストロイカ以後に登場したロシア美術のスターたちが知られている。 今は、オリガ・チェルニシェワに人気があり、彼女はベネチア・ビエンナーレの基プロジェクトに参加している。 ロシアの現代美術といえば、第一に、幅広い人気を博するエリク・ブラトフやイリヤ・カバコフといった現存する巨匠たちの名が浮かぶ。 エカテリナ・イラギ氏(ギャレリエ・イラギ) ロシア美術のスターの筆頭はイリヤ・カバコフ

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    hyougen 2015/10/10
  • 現代美術館「ガレージ」新館がオープン | ロシアNOW

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    hyougen 2015/06/19
  • 『ズボンをはいた雲』 | ロシアNOW

    刊行:2014年5月 ウラジーミル・マヤコフスキー 著 小笠原 豊樹 訳  土曜社 詩の翻訳は難事である。たとえ比喩や視覚性が優越していようと、詩である限りは情緒を湛えた音楽性と無縁ではありえないからだ。異質な音声体系のロシア語詩の翻訳の際、訳者は意味を正確に伝えると同時に、日語詩としての声調を創造する必要がある。 1950年代にロシア未来派の代表的な詩人マヤコフスキー(1893-1930)の翻訳で、この困難に果敢に挑戦し、衝撃を与えた小笠原豊樹は、半世紀以上の時を経て、同じ詩人の新訳を世に問おうとした。書を嚆矢とする「マヤコフスキー叢書」である。残念ながら氏は7冊まで改訳したところで逝去されたが、叢書は旧訳も交えて全15巻を刊行中。1世紀前のロシア前衛詩人の苦闘は、詩人岩田宏でもあった訳者の言葉を通して、現代日にいかなる相貌を現すだろうか。 マヤコフスキーについて読む:陰な美:”

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    hyougen 2015/02/10
  • インタビュー: 詩人マヤコフスキーの娘が語る父 | ロシアNOW

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    hyougen 2014/03/12
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