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ブックマーク / www.art-annual.jp (10)

  • コレクション展「現代美術に魅せられて」でたどる、原美術館の歩み | Art Annual online

    「現代美術に魅せられて-原俊夫による原美術館コレクション展」が、東京・品川の原美術館で6月3日まで開催されている。今展は、同館の創立者で現館長の原俊夫が初めてキュレーションを担当した展覧会。展示作品を通し、同館のコレクションの独自性が感じられる内容となっている。 同館は1979年、日における現代美術館の先がけとして開館。1977年設立の現・公益財団法人アルカンシエール美術財団を母体に、1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーション等を丹念に収集しつづけ、現在のコレクションは約1000点となる。 原俊夫が日に現代美術館をつくろうと決意したのは、40歳の頃だった。デンマークでルイジアナ美術館を訪れた際、個人の邸宅が心地よい美術館へと変貌を遂げた様に感銘を受け、当時空き家となっていた祖父(実業家・原邦造)の屋敷を利用することを決める。1988年には群馬県渋川市に、磯崎新設計の別

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    hyougen 2018/05/11
  • 草間彌生氏に文化勲章―世界を水玉で埋め尽くす「前衛の女王」 | Art Annual online

    10月28日、平成28年度の文化勲章が発表され、草間彌生氏(87)らの受章が決定した。 草間彌生(名:草間弥生)氏は、1929年長野県松市生まれ。10歳頃から水玉と網模様をモチーフに絵を描き始め、49年に京都市立美術工芸学校(現・京都市立銅駝美術工芸高等学校)を卒業。57年に渡米してニューヨークのアート・スチューデント・リーグに学び、巨大な平面作品やソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使った環境彫刻などを次々と発表して注目を集める。65年頃よりはハプニングや映画製作、新聞発行など活動の幅を広げ、ヨーロッパ各国でも発表。73年の帰国以降も国内外で精力的に活動を続け、93年ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加。2009年には文化功労者の顕彰を受けた。 今年10月20日に発表された米Art Review誌「2016 POWER 100」では、日人で唯一ランクイン。来年には東京・国立新

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    hyougen 2016/10/30
  • 伊藤若冲を見るならここ!Google、美術館…「若冲展」の代替案を考える | Art Annual online

    Animals in the Flower garden Right hand screen ITO Jakuchu Google Cultural Institute 最大で5時間超の入室待ちを記録し、大きな話題を呼んでいる東京都美術館の「生誕300年記念 若冲展」(~5月24日)だが、その行列に観覧をあきらめる声も少なくない。そこで「どうしても伊藤若冲の作品が見たい!」という方に向けて、代替案を探ってみた。 ①生誕300年記念 伊藤若冲-京に生きた画家-(細見美術館、京都) 今回の「若冲展」にも作品を貸し出している京都の細見美術館は《糸瓜群虫図》や《雪中雄鶏図》など約19件の若冲作品を所蔵している。6月から開催されるこの展覧会ではこの所蔵品が全て展示されるほか、相国寺を含む若冲ゆかりの寺院からも作品が出品される予定だという。会期は6月25日(土)~9月4日(日)。 ②生誕300年記念

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    hyougen 2016/05/22
  • 日本初!現代写真の巨星 トーマス・ルフ、東京国立近代美術館で回顧展開催決定 | Art Annual online

    現代ドイツが生んだ、世界で最も重要な写真家の一人であるトーマス・ルフ(1958年生まれ)の日初の回顧展が東京国立近代美術館で開催される。 ルフは、デュッセルドルフ美術アカデミーでベッヒャー夫に学び、常に写真がもつ情報性と表現性を検証しながら、写真への新しいアプローチを展開してきた作家。これまでに大判カラーによる友人のポートレート、典型的なドイツ人家庭の室内風景、夜空の星、建築物、新聞写真、ヌードなどをテーマに、トーマス・シュトゥルートやアンドレアス・グルスキー同様、コンセプチュアルな写真作品を制作している。その作品を語る上で欠かせないのがデジタル画像との深い関わりだ。近年の作品では、どれもルフ自身が撮影を行わず、インターネット上の画像など、他者が撮影した写真を素材にしてイメージを再構築し、写真に対する既製概念を揺さぶり続けている。 写真術の発明からおよそ200年が経つが、ルフ自身は「写

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  • 「春画展」キーパーソン・浦上満氏に聞く―日本初の「春画展」開催の舞台裏  | Art Annual online

    9月19日(土)より、東京・目白台の永青文庫で日初となる全て春画で構成された展覧会「春画展」が開幕する。5月に開催が発表されてから今日に至る約4カ月の間、数多くのメディアに取り上げられ、今美術界で最も注目を浴びている同展。その発起人の一人である浦上蒼穹堂代表・浦上満氏に開催に至った経緯や、日での春画の受容、また展覧会の見どころなどを聞いた。(取材・文/橋爪勇介) ■20以上の美術館が拒否した「春画」 ―まず最初に今回、日初の「春画展」が開催されることになった経緯についてお聞かせください。 浦上:大英博物館で「春画展」が2013年から翌14年にかけて約3カ月間開催されましたが、実はそれよりも前から話はありました。2011年の夏に大英博物館からアジア部門で日セクション長のティモシー・クラーク氏とロンドン大学のアンドリュー・ガーストル教授が私の春画コレクションを調査しに来ました。その時に

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  • 伝説の展覧会“再演” 「映像表現 ’72」展がMOMATで再び | Art Annual online

    Re: play 1972/2015 ‒「映像表現 ’72」展、再演 1972年に京都市美術館で開催された「映像表現 ’72」展は、映画館ではなく美術館で、美術家による複数の映像作品を一堂に展示した世界的に見ても先駆的かつ画期的な展覧会だった。その展覧会が43年の時を経た今、『Re: play 1972/2015 ‒「映像表現 ’72」展、再演』として東京国立近代美術館で再び開催される。 「映像表現 ’72」展の正式名称は「第5回現代の造形< 映像表現 ’72>もの、場、時間、空間-Equivalent Cinema-」。1972年10月、京都市美術館でわずか6日間だけ開催された展覧会は、大陳列室約400㎡を使用し、映画館やホールでの上映ではなく、展覧会形式で複数の作家の映像作品を発表した国内初の試みだった。当時の出品作家は石原薫、今井祝雄、植松奎二、植村義夫、柏原えつとむ、河口龍夫、庄司

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    hyougen 2015/09/02
  • 二子玉川にテオ・ヤンセンがやってくる!「FUTAKOTAMAGAWA ENNICHI」 | Art Annual online

    「二子玉川ライズ」オープニングイベントに、商業施設としては世界初 4月24日、5月3日に開業を迎える「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」(東京都世田谷区)が、オープニングイベントとして開催する「FUTAKOTAMAGAWA ENNICHI」にて、オランダの彫刻家・物理学者であるテオ・ヤンセンのアート作品「ストランドビースト」の展示およびデモンストレーションが行われる。 「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」は、2011年3月19日に開業した二子玉川ライズ・ショッピングセンターの第2期事業としてこのたび開業を迎えるもので、「OPEN NEIGHBORS(オープン・ネイバーズ)」をコンセプトに、商業店舗、シネマコンプレックス、フィットネスクラブ、スタジオホールなどの目的性の高い施設や中央広場、噴水広場、ルーフガーデンなど多彩な広場空間が設けられている。

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  • 【ニュース】「バーネット・ニューマン 十字架の道行き」展 ゲストキュレーターに大島徹也氏 | Art Annual online

    バーネット・ニューマン《十字架の道行き》展示風景(1986年6月4日―11月15日「七人のアメリカの巨匠展」より) Photo by Kathleen Buckalew. National Gallery of Art, Washington, Gallery Archives 来年3月にMIHO MUSEUM(館長:辻惟雄)で春季特別展「バーネット・ニューマン 十字架の道行き」が開催されるのに伴い、メディア向けセミナーが11月17日に東京・大手町で行われた。 会場には辻館長のほか、同展ゲスト・キュレーターの愛知県美術館主任学芸員・大島徹也氏、同展と同時開催される「曽我蕭白『富岳図屏風』と日美術の愉悦」を担当する同館学芸員・岡田秀之氏が出席。2つの展覧会について、セミナー形式で詳細を紹介した。 「バーネット・ニューマン 十字架の道行き」展はジャクソン・ポロックやマーク・ロスコらとともにア

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    hyougen 2014/11/22
  • 【訃報】赤瀬川原平氏 | Art Annual online

    戦後の日現代美術史に大きな足跡 前衛美術家、漫画家・イラストレーター、小説家・エッセイスト、写真家といった複数の顔を持ち、日の戦後美術界で大きな存在感を示した赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい<名・克彦=かつひこ>)氏が26日午前6時33分、敗血症のため東京都内の病院で亡くなった。享年77歳。千葉市美術館での個展を間近に控えての事だった。 赤瀬川氏は1937年神奈川県横浜市生まれ。1958年に第10回読売アンデパンダン展に初出品を果たし、1960年に篠原有司男、吉村益信、荒川修作らとともに「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」の結成に参加。1963年には中西夏之、高松次郎と「ハイレッド・センター」の活動を開始し、「反芸術」を代表する作家となった。またこのころ制作した一連の《模型千円札》が「通貨及証券模造取締法」違反に問われ、1965年より「千円札裁判」を闘うことで、その名は現代美術界の

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    hyougen 2014/11/02
  • 笠間日動美術館開館40周年インタビュー 長谷川徳七館長・智恵子副館長に聞く 〈1〉 | Art Annual online

    日動画廊創業者の長谷川仁・林子夫により創設された笠間日動美術館が11月に開館40周年を迎える。この機会に日動画廊の二代目社長で同館館長の長谷川徳七氏と副社長で同副館長の長谷川智恵子氏に、開館からの歩みやコレクションの形成、震災後の美術を取り巻く現状などをお聞きした。 昭和、平成という時代に日動画廊があって、美術館を通して地域文化に寄与 ―40年を振り返っての思いは。 館長 日動画廊創業40周年の時に作家ご自身のパレットに絵を描いてもらい150点ほどが集りました。このコレクションを私蔵する訳にも行かず、さらには展示する場所がなければならないことから父の長谷川仁が、郷里に錦の御旗を上げる、「笠間に小さいながらも美術館を」という志が大前提にあります。ですから、当時のコレクションはパレットのほかに、コレクションらしいコレクションはなかったんです。 その後父が倒れ、美術館の運営は荷が重いと思った時

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