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ブックマーク / www.classicajapan.com (23)

  • 「英国音楽大全」(三浦淳史著/音楽之友社) - CLASSICA - What's New!

    ●これは驚いた。三浦淳史さんが書いたイギリス音楽に関するエッセイや楽曲解説を集めた一冊、「英国音楽大全」(音楽之友社)が刊行された。日のイギリス音楽受容に決定的な功績を残した三浦先生(と言いたくなってしまう)だが、亡くなったのは1997年とずいぶん前の話。著書はいずれも品切で、復刊することもないだろうと思っていたら、400ページを超える堂々たるハードカバーの新刊が登場。帯に「三浦淳史没後25周年&ヴォーン・ウィリアムズ生誕150周年記念」と記されており、この機を逃すともうチャンスはないという編集者の意気込みが伝わってくる。インターネットもなにもなく、英語で書かれた情報へのアクセスが今とは比較にならないほど難しかった時代、日にイギリス音楽の魅力を伝えるにあたってどれだけ三浦先生が頼りになる存在だったか……。ワタシ自身も大昔、「レコ芸」編集者時代にずいぶんお世話になった。一頃は毎月、原稿取

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    hyougen 2022/11/17
  • クシシュトフ・ペンデレツキ逝去 - CLASSICA - What's New!

    ●3月29日、ポーランドの作曲家、クシシュトフ・ペンデレツキ逝去。86歳。AFP通信の訃報では、作品が映画「シャイニング」やドラマ「ツイン・ピークス」他で使用されたことが紹介されていた。 ●日語メディアならまっさきに挙がるのが、トーン・クラスターの使用例としてよく言及される「広島の犠牲者に捧げる哀歌」。よく覚えているのだが、まだ自分が10代だった頃、そんな曲名の作品があることを知って感激した。世界的な作曲家が広島の犠牲者に思いを寄せて曲を書いてくれたなんて! ところが、すぐに曲は当初「8分37秒」と題されていて、作曲後に「広島云々」というタイトルに変更されたとなにかので知って、すっかり混乱してしまった。そんな都合のよい話があるものか、それでは曲と広島はなんの関係もないではないか、と(実際、関係ないわけだが)。 ●訃報では映画「エクソシスト」の音楽を手がけたという紹介も多い。ただし、「エ

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    hyougen 2020/03/30
  • 着色された大作曲家たち - CLASSICA - What's New!

    ●少し前に、ディープラーニングによってグレースケール画像に自動的に着色する手法が話題になった。学習データに基づいてモノクロ写真から来の色彩を推定させて、カラー写真に変換する。写真によってうまくいったりいかなかったりするのだが、ふと、これで昔の大作曲家のモノクロ写真を着色したらどうなるだろうと思いついた。以下、その作成例を。いずれも前述のサービスで自動着色させたもので、明暗のバランスのみ当方で補正している。 ●まずは晩年のサー・エドワード・エルガーから。いかにも英国紳士。 ●続いて、ジャン・シベリウス。コワモテ。飲むと手が付けられない感じの頑固オヤジ系。 ●イーゴリ・ストラヴィンスキー。顔色が悪くなってしまったが、光と影のコントラストがいい感じ。エキセントリックな人物像を想像させる。 ●モーリス・ラヴェル。これがいちばんうまくいったかも。ドキッとするくらいリアル。なんか、生きているっぽいし

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    hyougen 2016/08/24
  • 「一柳慧コンテンポラリー賞」創設 - CLASSICA - What's New!

    ●「一柳慧コンテンポラリー賞」という賞が創設される。「芸術音楽を基軸に、優れた活動を行っている音楽家(作曲家、パフォーマー、指揮者、評論家など)を対象に選ぶ」ということなので、作曲なら楽譜を、パフォーマンスや指揮ならDVDを、批評や論文なら原稿を提出するという異種格闘技方式(すべて過去3年以内に制作または発表されたものに限定)。一柳慧氏が審査を行い、原則1名の受賞者が決められる。賞金は100万円、年齢制限なし。事務局はカメラータ・トウキョウ内に設置されている。 ●11月の一カ月間が応募期間という短期決戦で、応募申込料5,000円が必要。どういう種類の作品がどれだけ集まるものなのか。受賞者の発表は2016年1月初旬。

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  • フランス・ブリュッヘン(1934-2014) - CLASSICA - What's New!

    ●昨日、フランス・ブリュッヘンがアムステルダムの自宅で世を去った。享年79。 ●リコーダー奏者としてのブリュッヘン。18世紀オーケストラを立ちあげて指揮者になったブリュッヘン。新日フィルを指揮して数々の印象深い演奏を披露してくれたブリュッヘン。いくつものブリュッヘンの顔が思い出される。 ●自分にとっていちばん思い出深いのは18世紀オーケストラとの初来日の頃と、このコンビの録音がフィリップスから続々とリリースされていた時期。なにしろ今と違って、ピリオド楽器のオーケストラによるベートーヴェンやモーツァルトの演奏なんて、まだみんなほとんど聴いたことがなかったわけだから。実演のみならず録音であってもその一枚一枚が新鮮で、リリースが待ち遠しかった。ちょうどメジャーレーベルから次々と大量の新録音がリリースされていた頃で、しかも日のバブル経済とも重なった。彼らの出現がもう10年遅かったら、その後の展

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    hyougen 2014/08/14
  • 2014年 音楽家の記念年 - CLASSICA - What's New!

    ●そろそろ来年の音楽家の記念年について。 ●2013年はヴェルディ、ワーグナー、ブリテン、コレッリ、アルカン、「春の祭典」初演等々、やたら豊作だったが、2014年は地味めなラインナップになる(一般的な知名度という意味で)。主な人を以下に。 [生誕100年] 伊福部昭(作曲家)1914-2006 小山清茂(作曲家)1914-2009 早坂文雄(作曲家)1914-1955 アンジェイ・パヌフニク(作曲家)1914-1991 ラファエル・クーベリック(指揮者)1914-1996 キリル・コンドラシン(指揮者)1914-1981 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮者)1914-2005 フェレンツ・フリッチャイ(指揮者)1914-1963 アルヴィド・ヤンソンス(指揮者)1914-1984 ホルヘ・ボレット(ピアニスト)1914-1990 ポール・トルトゥリエ(チェリスト)1914-1990 ヴォル

  • 「戦後のオペラ 1945~2013」(山田治生、渡辺和/新国立劇場運営財団情報センター) - CLASSICA - What's New!

    ●これは必携の一冊では。「戦後のオペラ 1945~2013」(山田治生 編・著、渡辺和 著/新国立劇場運営財団情報センター)は、戦後に書かれた代表的なオペラ57作品を取り上げて、それぞれの作品の概説、あらすじを紹介している。戦後のオペラっすよ? まず57作品を選ぶというのが大変そう。メシアンの「アッシジの聖フランチェスコ」とかリゲティの「ル・グラン・マカブル」クラスの有名作品はだれが編者になっても入ってくるが、そういう作品は決して多くない。ブリテンやストラヴィンスキー、プーランク、シェーンベルクあたりが健在だった40年代、50年代あたりはまだいいとして(いや、それでも難問だけど)、60年代はどれを選ぶか。ここでは芥川「ヒロシマのオルフェ」、ヘンツェ「若き恋人たちへのエレジー」、マルティヌー「ギリシャ受難曲」、ヒンデミット「ロング・クリスマス・ディナー」、ブリテン「カーリュー・リヴァー」、ツ

  • サイモン・ラトルとベルリン・フィルの契約は2018年で終了 - CLASSICA - What's New!

    ●サイモン・ラトルがベルリン・フィルとの2018年までの契約を延長しないと発表した。ベルリン・フィル公式サイトのリリースはこちら。2018年というと5年も先の話だが、それがもうビッグニュースになるのはさすがベルリン・フィルというべきか。昨日深夜からババッと勢いよくネット上で話題が広がった。 ●ラトルらしく、As a Liverpool boy, it is impossible not to think of the Beatles’ question, ‘Will you still need me.., when I’m 64?’ というメッセージを発表しているが、いろんな憶測を呼ぶ話題ではある。ともあれ、16年の任期は十分長い。カラヤン時代みたいに同じ曲を何度もレコーディングする時代ではないので、レーベル(およびDCH)に一通りのレパートリーを残したら首席指揮者交代という感じで、どん

  • ブログとかTwitterとかFacebookとか - CLASSICA - What's New!

    TwitterやFacebookといったソーシャル・ネットワーク・サービスが浸透するにつれて、ブログからそちらに移行する人が増えてきた。SNSのほうが話の輪が広がりやすい。ブログという仕組みも当初はトラックバック機能のようなSNS的な発想があったのだが、これはスパムの蔓延によってあっという間に機能しなくなってしまった。今ではむしろ双方向性よりも単方向性のほうがブログの利点になっているのでは。 ●つまりエッセイ、コラムみたいなものを載せるならブログ。情報記事や身辺雑記を綴るならSNS。文章には「言いっ放し」にできるほうがおもしろいものと、反応や反響を期待して成立するものがあるので。 ●あと、ブログは記事が残って「アーカイブ」になる。ネット上のプレゼンスがある程度あれば、古い記事でも検索エンジンが拾ってくれる。チリツモ効果が侮れない。SNSは蓄積よりも「今」がすべて。Twitterも一発言が

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    hyougen 2012/08/26
  • N響首席指揮者にパーヴォ・ヤルヴィ。2015/16シーズンから - CLASSICA - What's New!

    ●N響首席指揮者にパーヴォ・ヤルヴィが就任。これはびっくり。N響とは2002年と2005年に共演しているとはいえ、前回からかなり時間も経っているし、次期指揮者の候補として予想していた人は少なかったのでは。就任は2015/16シーズンからの3年契約。パーヴォ・ヤルヴィは現在パリ管弦楽団音楽監督、フランクフルト放送交響楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督。来季はベルリン・フィルの定期にも招かれるなど超多忙という印象だが、N響には就任に先立って2015年2月の定期公演に出演するとのこと。海外公演も計画されているという。 ●在京オーケストラの指揮者陣がどんどん豪華になっていく。現状でもかなり華やかだけど、まさかこんな最前線の人がやってくるとは。 ●Twitter上の人アカウントもNHKニュースのURLをつぶやいている。人すよね?

  • 2012 音楽家の記念年 - CLASSICA - What's New!

    ●恒例。2012年に記念年を迎える主要な作曲家・音楽家等をピックアップしてみた。生没年は原則として「新編音楽中辞典」(音楽之友社)に準拠。近年の傾向としてはっきりとしてるんだけど、生誕100年に指揮者や演奏家が目立って増えてきた。作曲家の時代から巨匠指揮者(演奏家)の時代へと移り変わってきているのだなあ、人々の関心の向かう先が。 ●で、2012年は誰でも知ってるような人気作曲家のアニバーサリーがない。ジョン・ケージ生誕100周年が最大の話題か。続いてマスネ没後100年あたり? 2013年になるとワーグナーとヴェルディという巨大イベントが控えているのだが……。 ●その代わり、指揮者の生誕100周年はたくさんある。ショルティ、チェリビダッケ、ヴァントあたりの録音でブルックナー攻めとか。レコード会社はなにかやるの? もっとも作曲家の場合と違って、やるといっても死んだ指揮者についてできることは限ら

  • Jリーグ反則王2011 - CLASSICA - What's New!

    ●Jリーグには「アンフェアなプレーに対する反則金」っていう制度があったんすね。チームごとに反則ポイントを計算して、それが一定数を超えた場合、制裁措置として反則金が科せられる、と。 ●で、反則ポイントの計算方法は一見ややこしいが、基的には警告と退場を一定の重みを付けながら累積したもの。2011年の反則金対象クラブはJ1でゼロ、J2で4クラブ。その前のシーズンがJ1で1クラブ、J2で8クラブだったというから、昨年より改善している。 ●J1にしてもJ2にしても、おおむね成績上位のチームは反則ポイントも少ない傾向にある。J1ではガンバ大阪がベストというのは納得。カードの多くは守備時に発生するので、ボール・ポゼッションの高いチームは少なくなる。続いて山形、マリノス、鹿島、磐田、大宮、名古屋……と続く。降格した山形はどうしてこんなにフェアなのか、やや謎。マリノスについても微妙な気分。悪いことじゃない

  • 夏の音楽祭など、ウェブ中継いくつか - CLASSICA - What's New!

    ●どうせほとんど聴けないのだが、オンデマンドで配信されるものを自分用にいくつかメモ。 ●France Musique から、ラ・ロック・ダンテロンでのペヌティエのピアノ+山田和樹指揮イギリス室内管弦楽団。モーツァルトの協奏曲2曲他。 ●ARD Radiofestival 2011。ARDはドイツ公共放送連盟ってことでいいのかな? このあたりのアーカイブから、ザルツブルク音楽祭のティーレマン指揮「影のない女」などを聴くことができる。 ●ザルツブルク音楽祭関係はORFのアーカイブでブーレーズ指揮ウィーン・フィル他。 ●KUSCから、LAフィルのハリウッド・ボウル。ドゥダメル指揮ラン・ランの独奏で開幕。 ●もちろん、BBCのProms 2011も。引き続き、オンデマンド配信中。 ●あと、これは前からあがってるんだけど、Arteの「コジ・ファン・トゥッテ」(エイドリアン・ノーブル演出/ステファノ・

  • 「カルロス・クライバー 無への足跡」 - CLASSICA - What's New!

    ●エリック・シュルツによるドキュメンタリー「カルロス・クライバー 無への足跡」がDVDでリリースされる。昨年のクライバー生誕80周年にドイツのServus TVで制作された作品。ワタシは未見なのだが、友人や証言者たちとしてドミンゴ、ファスベンダー、オットー・シェンク、ミヒャエル・ギーレン、マンフレッド・ホーネック、そして実姉のヴェロニカ・クライバーらが出演しているという。収録時間は72分、3月30日発売予定。これは期待せずにはいられない。 ●で、ありがたいことに、これがNHK BSプレミアムシアターで放映されるんである。それどころか、ほかにも一緒に1986年のバイエルン国立管弦楽団日公演とか(!)、クライバー映像を大放出してくれる。放映日は4月2日(土)および4月9日(土)の午後11時30分~午前3時30分。詳細については BSプレミアムシアターのサイトでご確認を。 ●ウチはいまだにテレ

  • マゼールの「ベートーヴェンは凄い」がネットで生中継 - CLASSICA - What's New!

    ●もはや恒例となった今年の大晦日のあれ。「ベートーヴェンは凄い!全交響曲全曲演奏会」であるが、今年は大巨匠ロリン・マゼールが来日して岩城宏之メモリアル・オーケストラを振る。それだけでも十分驚きなのであるが(マゼールってもう80歳っすよ)、さらなるサプライズが。なんと慶應義塾大学がこれをネット配信してくれるんである。全曲を3D、高品質映像&音声で、PC、3Dディスプレイ、モバイルなど様々なデバイスで視聴可能な形で配信する(PDFのプレスリリースはこちら)。「学部研究科横断型研究・教育プログラムの一環として」行なわれるということなのだが、それを大晦日にやってくれるというのがすばらしすぎる。ベートーヴェンも凄いがマゼールも慶応も凄い。 ●しかしいくら怪傑マゼールといえども体力的には相当大変なんじゃないか。9曲分、ただ立ってるだけでも大変だ、フツー80歳なら。 ●大晦日ゆえに見やすいとも見づらいと

  • アリシア・デ・ラローチャ逝去 - CLASSICA - What's New!

    ●アリシア・デ・ラローチャ逝く。享年86(Alicia de Larrocha, Pianist, Dies at 86)。ワタシにとっては最高のモーツァルト弾きだった。モダン・ピアノを弾く人で、ソナタ全集を欲しいと思ったのはこの人くらい。 ●一度ご人を目の前にしたときに「こんなに小柄な大ピアニストはいない」と思ったことを憶えている。当に小柄で、身長は150cmにも満たなかったんじゃないだろうか。祈冥福。

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    hyougen 2009/10/01
  • ロイヤル・オペラが「ツイッター」で歌詞を募集 - CLASSICA - What's New!

    ●何日か経ってしまったニュースだけど、せっかくなので。名門オペラハウスが歌詞を「ツイッター」で募集(AFPBB News)。ロイヤル・オペラがTwitterでユーザーから歌詞を募集して、それを実際に舞台上で演奏しようという企画で、これ自体はTwitterの利用法としてはどうかなって気もするんだけど、話題にはなる。 ●特に英語圏では音楽団体や演奏家でTwitterのアカウントを活用しているところは非常に多い。もちろん音楽祭とかレコード会社も。ロイヤル・オペラ、メトロポリタン・オペラ、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、BBCプロムス、ベルリン・フィル(ここは英語でつぶやいている)等々、膨大。個々のアーティストは多すぎて把握できない。 ●で、これまでに成功してきたネット上のサービスの例を考えると容易に想像できるように、今後日の演奏団体や演奏家も猛烈な勢いでTwitterに公式アカウントを取ること

  • 「クラシック新定番100人100曲」(林田直樹著) - CLASSICA - What's New!

    ●読了、「クラシック新定番100人100曲」(林田直樹著/アスキー新書)。最初の1曲から最後の100曲まで、前から順番に読んだ。LINDEN日記でおなじみの林田さんの新刊である。新書という一見気軽そうな装いに反して、これは渾身の力作。ぜひ書店で手に取って中身をご覧になることをオススメしたい。 ●この新書の特徴はモーツァルトだろうがフィンジだろうが、とにかく一人の作曲家につき一曲の名曲を紹介しているところ。しかもそのチョイスがところどころ普通ではなくて(実に林田さんらしい)、たとえばストラヴィンスキーなら「詩篇交響曲」だったり、シューマンならヴァイオリン協奏曲、サン=サーンスならクラリネット・ソナタとか来ちゃう。100人のランナップも斬新で、ジスモンチとかカプースチンが入ってくる。大胆っすよね。 ●でもその100曲の選択とか「名曲紹介」という外側の意匠よりも、肝心なのは中身。林田さんのこれま

  • 吉田秀和賞は片山杜秀氏の「音盤考現学」「音盤博物誌」に - CLASSICA - What's New!

    ●以前、当欄でもご紹介した片山杜秀氏の「音盤考現学」「音盤博物誌」が年の吉田秀和賞を受賞したとのこと。昨日決定して、すぐに記者発表。賞の公式サイトが見当たらないので(どして?)、版元のアルテスパブリッシングのブログにリンクしちゃおう。 速報! 吉田秀和賞受賞!! http://www.artespublishing.com/blog/2008/10/01-215 選評に「天才と博識がはじけ出てくるような批評集」とあって納得。他の誰にも真似できない。 ●昨日のエントリー、タイム誌の「オールタイムベスト100」で、「どうして1923年以降の作品が対象なんでしょね」みたいな話を書いたじゃないっすか。メールでご教示いただきました。1923年がタイム誌の創刊年だから(苦笑)。「オールタイムベスト」ってのはタイム誌の誌名も掛けてるんじゃないかと。そ、そっか、気が付かなかった……。ワタシはてっきり、現

  • バイロイト音楽祭2008開催中 - CLASSICA - What's New!

    ●今年もバイロイト音楽祭が開幕。欧州各局の生中継をネットラジオで聴くことができる。日時間だと金曜の23時にダニエレ・ガッティ指揮の「パルジファル」で開幕。これを律儀に生中継で最後まで付き合うと翌朝の5時くらいになってしまう。それはムリすぎなので、第1幕だけ一通り聴いて、あとは第2幕のおしまいをつまみ聞いて寝る。ワグネリアンじゃないけど、せっかくのお祭なので、遠巻きに眺めて参加するくらいの感じで付き合おうかと。各局中継予定は以下のサイトなどで。 operacast.com BAYREUTH 2008 http://www.operacast.com/bayreuth08.htm ●PC経由で聴いている以上、生中継だろうが録画中継だろうが現象的にはなにも違いがないはずなんだけど、こちらの高揚感はぜんぜん違う。「今まさにリアルタイムで演奏されている音楽がネットワークを経由してウチのスピーカーで