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ブックマーク / ototoy.jp (57)

  • 【ハイレゾ&フリー配信】ポエタナティヴ・ロック(!?)の旗手、喃語

    INTERVIEW : 武田紀亮(喃語) OTOTOYにはたびたび、「こりゃなんだ!?」と思わされる、珍味的な香りを漂わせるアーティストが登場することは、常連のユーザーのみなさんならご存知の通り。ヘンなアー写、ヘンなジャケット、ヘンな曲(もちろん、すべて誉め言葉)。そしてヘンなバンド名の「喃語」。今回、そのヴォーカリスト…… いや、ヴォーカルでもなかった。ギター / ポエトリー・リーディングを担当している武田紀亮を相手に、謎めいたバンド・喃語とはいったい何者なのかを紐解こうとしたところ、その紐はますます絡まって解けなくなってしまいました。ただし、インタヴュー中に武田が「自主的におもしろい音楽を探している人たちにおもしろい音楽を提供したい」と言っているように、絶対ハマる人がいるはず。というわけで、あとはみなさん、2ndミニアルバム『話説』を聴きつつ各自その紐をほどいたり結び直したりしながら楽

    【ハイレゾ&フリー配信】ポエタナティヴ・ロック(!?)の旗手、喃語
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    hyougen 2024/07/24
  • ムーンライダーズ、『AMATEUR ACADEMY』40周年記念ライヴ決定

    ムーンライダーズが11月1日(金)に東京国際フォーラム ホールCにて〈AMATEUR ACADEMY and more 2024〉を開催する。 ライヴは1984年8月21日にリリースされた9枚目のオリジナル・アルバム『AMATEUR ACADEMY/アマチュア・アカデミー』の40周年を記念したライヴとなる。 同アルバムは収録曲全10曲のタイトルがアルファベットと数字だけで構成。今でもライブで演奏されることの多い「30 (30 Age)」や「G.o.a.P (急いでピクニックへ行こう)」も収録されている。 ライブは2部構成。第1部に『AMATEUR ACADEMY』楽曲を2024年の視点で再現。第2部ではムーンライダーズのオールタイムから選曲したライヴとなる予定。チケットは6月24日(月)18:00より抽選先行受付がスタートする。 公演タイトル:moonriders AMATEUR ACA

    ムーンライダーズ、『AMATEUR ACADEMY』40周年記念ライヴ決定
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    hyougen 2024/06/24
  • うみのて『IN RAINBOW TOKYO』リリース&インタビュー

    うみのて / IN RAINBOW TOKYO 【販売価格】 mp3 150円 / 1,500円(アルバム価格) wav 200円 / 1,800円 (アルバム価格) 【Track List】 1. TALKING BABY BLUES(HEY BOY HEY GIRL) / 2. NEW WAR(IN THE NEW WORLD) / 3. もはや平和ではない / 4. WORDS KILL PEOPLE(COTODAMA THE KILLER) / 5. 三億年 / 6. ぐるぐる回る / 7. SUICIDAL SEASIDE / 8. SAYONARA BABY BLUE / 9. 東京駅 / 10. 正常異常 / 11. ATOMS FOR PEACE / 12. RAINBOW TOKYO / 13. FUNADE INTERVIEW : 笹口騒音(うみのて) 太平洋不知火楽団

    うみのて『IN RAINBOW TOKYO』リリース&インタビュー
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    hyougen 2024/06/22
  • なぜ向井秀徳は12年もの間、自問自答し続けたのか──ZAZEN BOYSがたどり着いた、「らんど」という境地

    ZAZEN BOYSが実に12年ぶりにアルバム「らんど」をリリースする。今作の音像は、前作『すとーりーず』で鳴らされていたシンセ主体のものから、ギターメインのオルタナティヴなロックへと回帰。その音の迫力は、ZAZEN BOYSというバンドにしか出せない、唯一無二のすさまじいものがある。レコーディング、ミックスダウンはフロントマンの向井秀徳自身の“地獄耳”にて行い、マスタリングは小泉由香(Orange)に委ねたとのこと。細部までこだわり抜いたそのサウンドは、より良い音質、より良い環境で聴いた時に、その素晴らしさが倍増するはずだ。OTOTOYでは向井秀徳に単独でインタヴューを実施。今作「らんど」はどのようにして生まれたのか、そしてZAZEN BOYSとしての12年について、軽妙な「THIS IS 向井秀徳」節でたっぷりと語ってもらった。 ZAZEN BOYS、12年ぶりの最新アルバム! INT

    なぜ向井秀徳は12年もの間、自問自答し続けたのか──ZAZEN BOYSがたどり着いた、「らんど」という境地
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    hyougen 2024/01/25
  • 「東京ブギウギ」へと至る「近代音曲史」──書評 : 輪島裕介著『昭和ブギウギ: 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』

    オトトイ読んだ Vol.18 文 : imdkm 今回のお題 『昭和ブギウギ: 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』 輪島裕介 : 著 NHK出版 : 刊 出版社サイト OTOTOYの書籍コーナー“オトトイ読んだ”。今回は輪島裕介による『昭和ブギウギ: 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』。現在放送中のNHK、連続テレビ小説『ブギウギ』、その主人公のモデルで、第二次世界大戦前後に爆発的な人気を博した「ブギの女王」笠置シヅ子、そして戦後復興期を象徴するヒット曲なった彼女の代表曲「東京ブギウギ」の作曲など、楽曲面でその活躍に寄与した服部良一。このふたりの活動をメインに、戦前の西洋音楽〜ジャズの大衆芸能としての受容にはじまり、いわゆる歌舞音曲の融合の様、そして戦後に「東京ブギウギ」を生んだ、その背景に迫る一冊。戦前・戦後の日のポピュラー音楽史、特にレコードのみならず、実際の「舞台芸能」をひとつ視点

    「東京ブギウギ」へと至る「近代音曲史」──書評 : 輪島裕介著『昭和ブギウギ: 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』
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    hyougen 2023/11/24
  • ムーンライダーズ、「moonriders アンコールLIVEマニア・マニエラ+青空百景」のジャケット公開

    デビューから47年目にして精力的な活動を続けるムーンライダーズが12月27日(水)に「moonridersアンコールLIVEマニア・マニエラ+青空百景」をリリース。日、そのジャケットが公開された。 作品は、 2022年12月25日(日)に 東京・恵比寿ガーデンホールで行われたライヴ「アンコールLIVEマニア・マニエラ+青空百景」を完全収録した作品になっており、Blu-ray、DVD、CDという多様な形態でリリース。 収録されるのは、1982年にリリースされたアルバム『マニア・マニエラ』と『青空百景』を、アルバムの曲順通りに披露しながらも大胆なアレンジで演奏したもの。 また、リリース日には東京・EX THEATER ROPPOONGIにて、「80年代のムーンライダーズvol.1」が開催決定。「マニア・マニエラ」、「青空百景」をはじめ、尖りきった作品を量産した80年代の楽曲を演奏する。 「

    ムーンライダーズ、「moonriders アンコールLIVEマニア・マニエラ+青空百景」のジャケット公開
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    hyougen 2023/11/07
  • 埋火

    —Profileに2003年1月にジュリー・ドワロンの前座で出演、痛々しい演奏が....と書いてありますが(笑) 見汐麻衣(以下、見汐):いやっ、もう最悪でしたね。緊張しすぎてコードが「ぽーーーん!」となって。歌もうたわないけんし、ギターもひかないけんし、でもコードが全く出てこなくなったんですよ。いやもう、演奏が成り立たない! 音がスコスコで演奏も下手やし、何やってるんだろうって感じで。終わってから誰からも何も言われないライブってのを始めてしました(笑)。 —その後一念発起して活動を活発化させ、2ndアルバム『恋に関するいくつかのフィルム』のレコーディングを福岡でして、発売までの間に大阪移住しましたね。それは何故ですか? 見汐:旦那さんの転勤がきっかけです。当時、結婚しようと思ってて。でもメンバーは福岡にいたから、半年間めっちゃ悩んだんですけど。でも、選ぶって言う考え方をやめて、なるよう

    埋火
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    hyougen 2023/07/16
  • 灰野敬二、2023年度ロイ・リキテンスタイン賞を受賞

    ニューヨークのファンデーション・フォー・コンテンポラリー・アーツ(Foundation for Contemporary Arts/FCA)は2023年2月15日、2023年度の助成芸術家を発表し、音楽家の灰野敬二がロイ・リキテンスタイン賞(Roy Lichtenstein Award)を受賞することが決定した。 FCAは芸術家個人の支援を目的として、作曲家のジョン・ケージと、画家のジャスパー・ジョーンズによって1963年に創設された非営利組織。 設立当初より、アール・ブラウン、マース・カニングハム、コーネリアス・カーデュー、メレディス・モンク、トリシャ・ブラウン、スティーヴ・ライヒといった数多くの芸術家への支援を行い、1993年には、ダンス、音楽/サウンド、詩、ヴィジュアルアーツ、パフォーマンスアート/演劇と、広範囲にわたる芸術家への助成金プログラムを公式化した。 2023年度の助成対象

    灰野敬二、2023年度ロイ・リキテンスタイン賞を受賞
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    hyougen 2023/02/26
  • 灰野敬二率いるHAINO KEIJI & THE HARDY ROCKS、DOMMUNEに登場

    灰野敬二率いるリアル・ロック・バンド、HAINO KEIJI & THE HARDY ROCKS待望のスタジオ・アルバム『きみはぼくの めの「前」にいるのか すぐ「隣」にいるのか』のリリースを記念したスペシャル・プログラムの開催&配信が決定した。 1970年に前衛ロック・バンド、ロスト・アラーフのヴォーカリストとしてデビュー、1978年に不失者を結成、それ以来ソロのほかに滲有無、哀秘謡、Vajra、サンヘドリンなど、多様な形態で活動し、国際的に高い評価を受ける音楽家・灰野敬二。 常に「今」を追求しつづけている灰野が、川口雅巳(Kawaguchi Masami's New Rock Syndicate)をはじめ若手実力派ミュージシャンとともに2016年に結成したロック・バンド、HAINO KEIJI & THE HARDY ROCKS。灰野がヴォーカリストに徹し、自らの原点といえるロックンロ

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    hyougen 2022/10/24
  • 生きる“尊厳”を奪われるな! 未来に向かって踊れ!──ソウル・フラワー・ユニオン、新作『ハビタブル・ゾーン』

    決めつけずに、ここから新しいものを作っていきたい ──中川さんと奥野さん、お2人でのインタヴューって見ないですよね? 中川 : はじめてやんな? ニューエスト・モデル時代以来じゃない? ──えっ! はじめてなんですか? 奥野さんはなぜ受けてなかったんでしょう? 奥野 : いや、昔から喋るのが下手で…。 中川 : というよりこのひとは忙しいからね。 ──コロナでも忙しかったんですか? 奥野 : いや全然。もちろんいろんなライヴが飛んだしね。でも、いままではスケジュールに追われて、プレイヤーとして新しいものを吸収する時間もなかなかなかったから、音楽を聴く時間や、ある種、自由な時間がたくさん取れて、むしろ自分の好きなものを再認識することができたいい時期やった。 ──その再確認できた好きなものとは? 奥野 : やっぱり元々自分の中にある音楽、ニュー・ウェイヴとかリズム&ブルースやら革新的なもの。し

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    hyougen 2020/12/11
  • 灰野敬二 率いるリアルロックバンド「THE HARDY ROCKS」4年ぶりワンマンライヴが9/ 22配信決定

    灰野敬二率いるリアルロックバンド・THE HARDY ROCKSが、4年ぶりのワンマンライヴを9月22日(火)に無観客にて開催、配信を行うことが決定した。 THE HARDY ROCKS は、"Born To Be Wild"そのものの灰野敬二が、自らの原点といえる曲を選んでヴォーカリストに徹し、若手メンバーと共に挑むロックのネクスト・レベル。 ロックンロール、R&B、ソウル、ジャズ、歌謡曲……すべてロックとして炸裂させる。どんな曲が飛び出すのかお楽しみに。 ライヴ情報 THE HARDY ROCKS 無観客・配信ライブ at LUSH 2020年9月22日(火) 配信START 20:00 電子チケット ¥2000+(投げ銭) チケット購入URL https://qumomee.toos.co.jp/products/0922lush THE HARDY ROCKSメンバー 灰野敬二 K

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    hyougen 2020/09/08
  • SAKANA

    瑞々しくも愛おしい記録 さかなを初めて聴いた時の事はよく覚えている。当時ルーム・シェアをしていた友人が部屋でかけたそれは、一瞬にして僕の耳を奪った。 「ねえ、今聴いてるのって何?」 「これ? さかなっていうんだよ。これは『リトルスワロウ』っていうアルバム。いいでしょ。気に入った?」 なんて大きな歌なんだろう。身も心もとろけるような音楽とはまさにこれだと思った。それ以来僕は彼らの音楽の虜になったままだ。何とも抽象的な言い回しになって申し訳ないのだが、どうしても彼らの音楽を他のポップスと同じような語り口で表現する事が出来ない。それを聴くと、一瞬だけれど他が色褪せて見えてしまうような音楽が、片手で数えられる程だが僕にはある。さかなの音楽はそのうちのひとつなのだ。 そんなさかなの活動初期の作品4枚がひとつのパッケージとしてまとめられ、再リリースされる事になった。今改めて聴くと、彼らが当時どれだけ音

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    hyougen 2020/08/20
  • 灰野敬二、初の無観客配信ライヴを7/19、20の2日連続で開催

    新型コロナウィルス感染症の影響で4~7月のライヴ・コンサートがほとんど延期になる中、灰野敬二の初めての無観客配信ライヴが2日連続で開催されることになった。 1日目は大友良英、美川俊治、ドラびでお等エクストリームな対バンによる轟音ライヴ。2日目は角銅真実との初コラボレーションによるアコースティックで静謐なライヴとなっている。 ●角銅真実コメント 灰野さんと、久しぶりに下北沢で待ち合わせ。 灰野さんの音楽から、私は沢山の "うた"と"よろこび"を知りました。 2人で音を出すのは今回はじめてで、 この日に起こることを秘密にしておきたいような、見ていただきたいような・・・そんな、大変にどきどきした心持ちで過ごしております。 どきどきしております! よろしくお願いします! 世界的に活動する音楽家・灰野敬二の対照的な二つの面を配信で楽しめる二日間。是非お見逃しなく。 ライヴ情報 【配信ライヴ・スケジュ

    灰野敬二、初の無観客配信ライヴを7/19、20の2日連続で開催
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    hyougen 2020/07/19
  • 【実録】REAL MODERN MUSIC Talk Show Part1 〜モダーンミュージック開業からPSFまで〜 (A Challenge To Fate)

    Guest 0 Collections Redeem Passcode Sign In Sign Up Guest mode has some restrictions. Please sign in or sign up for free to use all the features of OTOTOY. Guest Mode Messages Collections My Page Settings Register Your Card Purchase History Points History Sign Out REAL MODERN MUSIC Talk Show Part1 〜モダーンミュージック開業からPSFまで〜 輸入レコードショップ・モダーンミュージックの80年代 初期モダーンミュージックのスタッフだった小山、松谷、石原の三氏に初代スタッフだった高桑氏を迎え、若かりし

    【実録】REAL MODERN MUSIC Talk Show Part1 〜モダーンミュージック開業からPSFまで〜 (A Challenge To Fate)
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    hyougen 2020/05/12
  • 不失者、灰野敬二68歳の誕生日に6人のゲストを迎え特別公演開催

    70年代から現在まで、常に「今」を追求し続けているアーティスト、灰野敬二。 68歳を迎える誕生日の5月3日に、彼の美学の核となるロックバンド・不失者の特別公演が決定した。 6人のゲスト・ミュージシャンを迎えてのコラボレーションは初の試みとなる。1978年の結成以来、たゆまず進化を続け、ハードロックに全く新しい強力で重層的な次元を切り開いてきた「不失者」の新たな進化を目撃してほしい。 チケットは3月19日(木)より高円寺ShowBoatにて、プレイガイドでは3月28日(土)10:00~発売となる。 〈不失者 〜灰野敬二生誕公演 2020〉 2020年5月3日(日祝)東京・高円寺ShowBoat 開場 18:00/開演 19:00 【料金】 前売¥4,500/当日¥4,800(税込・別途ドリンク代¥600) ●出演 不失者 -Fushitsusha- 灰野敬二(vo,g,etc) ナスノミツル

    不失者、灰野敬二68歳の誕生日に6人のゲストを迎え特別公演開催
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    hyougen 2020/03/15
  • 灰野敬二 ブラジル国際交流基金ウェブサイトにて最新インタビュー公開/2019年ライヴ・スケジュール (A Challenge To Fate)

    のノイズミュージシャンの元祖、即興音楽の革新者 2018年12月ブラジル・リオデジャネイロの音楽フェスティバルNovas Frequências出演の為、初めて南米の地を踏んだ灰野敬二が、地元メディアのインタビューで活動当初のエピソードや音楽観、人生観そして他アーティストとの共演についてまで、幅広い内容を語った。 「表現という前に世界について考えれば、この45年間、世界は汚染が進んでいるし、住みにくい世界になっているとは思います。そんな中で、自分がどれだけ表現しても世界を良い方向に変えることができない、ということは残念だけどその通りです 。でも、唯一自分が変えられる物があるとすれば、それは「自分」なんだと思います。それだけは努力すればできる。他は関係性だからいくら誰かに「何々をやろうね」といっても結局他者がやろうと思わなければできる物じゃない。だから、自分は自分を良い方向に変え続ける、

    灰野敬二 ブラジル国際交流基金ウェブサイトにて最新インタビュー公開/2019年ライヴ・スケジュール (A Challenge To Fate)
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    hyougen 2019/11/29
  • PoPoyans『ZOO』

    ――前作を出してからの4年間で、おふたりを取り巻く状況も少なからず変わったようですね。 non : 『祝日』を録音していた当時、私たちはまだ学生で、リリースが卒業とほぼ同じくらいだったんです。自分たちがまだ社会に出る前の、音楽への夢と希望ばかりが溢れていた時に作ったのがあのアルバムでした。未熟だったけど、根拠のない確信と自信に満ちていましたね(笑)。自分たちの作るものが、当にすごくいいと思ってた。 ――もう少し『祝日』のことを振り返っていただきたいんですが、おふたりは当時、どういう構想をもってあのアルバムの制作に臨んでいたのでしょう。 non : 『祝日』の前に自主アルバムを2枚作っているんです。それはお互いが学生時代に住んでいた部屋で録ったもので、部屋の外を走る車や電車の音が入っていたりして。ふたりが顔を寄せ合って作っていたものだったんですね。だから、ふたりの関係性をなによりも大切にし

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    hyougen 2018/04/03
  • てらいなくポップに振り切る新世代──矢島和義、岡村詩野に訊く、OTOTOYトピック2017ロック編

    昨年末からスタートした「OTOTOYトピック2017」。ヒップホップ、アイドルに引き続き今回はロック編!! 様々な出来事が起きた2017年、ロック・シーンはどんな一年だったのでしょうか。スカートやミツメなどと縁深いレコード屋・ココナッツディスク吉祥寺店から名物店長・矢島和義、そして音楽評論家の岡村詩野を迎えて振り返ります。対談の最後にはお二人からベスト・ディスク5タイトルを選出していただきました。お読み逃しなく!! もう「インディーだからカッコいい」っていう概念がない インタヴュー&文 : 鈴木雄希 構成 : 阿部文香 ──まず今年ロック・シーンにもいろんなことが起きたと思うのですが、おふたりが感じるキーワードみたいなものってありましたか? 矢島和義(以下、矢島):なんだろう…… 「メジャー」かな。スカートや、どついたるねん、never young beach(以下、ネバヤン)、Yogee

    てらいなくポップに振り切る新世代──矢島和義、岡村詩野に訊く、OTOTOYトピック2017ロック編
  • 過去、現在、そして未来へと繋がるサウンドスケープ──キセル、3年ぶりのアルバム『The Blue Hour』リリース

    キセル / The Blue Hour 【配信形態】 ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC 【配信価格】 単曲 205円(税込) / アルバム 2,160円(税込) 【収録曲】 1. 富士と夕闇 2. 君を待つあいだに 3. 山をくだる 4. わかってたでしょう? 5. 二度も死ねない 6. うしろから来る 7. モノローグ 8. 来てけつかるべき新世界 9. 明日、船は出る 10. 一回お休み 11. きざす 12. ひとつだけ変えた 『The Blue Hour』特設サイトはこちら INTERVIEW : キセル もうキセルも19年目なんだって。つまりは、僕も彼らと出会って19年ってことだ。住む場所も、レーベルも、サウンドも、あたり前のように変わったけれど、根幹にながれる揺るぎないキセルが好きで、いつも僕はアルバムを楽しみに待っている。『The Blue

    過去、現在、そして未来へと繋がるサウンドスケープ──キセル、3年ぶりのアルバム『The Blue Hour』リリース
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    hyougen 2017/12/15
  • 伝説のデトロイト・テクノのレーベルからリリースされた、この国のアーティストのアルバム──HIROSHI WATANABEの作品をハイレゾ配信

    ──こうして出てみると、そのサウンドに必然性はすごくあるんですが、ケルンの〈コンパクト〉からのKAITO名義、もしくは1990年代のNYのハウス・シーンでの活躍を考えると、ちょっとデトロイトというのは意外な感じもして。デトロイト・テクノとの出会いってどんな感じなんでしょうか? デリック・メイという人の存在には、1992年あたりから、テクノやハウスとかダンス・ミュージックにのめり込んでいったときに当たり前のように到達はしていて。でも当時の認識としては、とくに“デトロイト・テクノ”という括りの認識はまだなかった。さらにカール・クレイグやケニー・ラーキンといったアーティストもデトロイトとは明確な認識をせずとも聴くようになる。そこは「同じアメリカからのアーティスト」で「すげーな」くらい。その当時は、日のように情報誌が細かくアーティストを語る記事を読んで、探す、みたいな環境ではなかったんです。ボス

    伝説のデトロイト・テクノのレーベルからリリースされた、この国のアーティストのアルバム──HIROSHI WATANABEの作品をハイレゾ配信
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    hyougen 2017/09/11