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ブックマーク / wezz-y.com (5)

  • 知られざるプレコード映画の世界(10):嘘っぽい芸術と真摯な芸術~『奇蹟の処女』(The Miracle Woman) - wezzy|ウェジー

    2023.09.16 18:00 知られざるプレコード映画の世界(10):嘘っぽい芸術と真摯な芸術~『奇蹟の処女』(The Miracle Woman) フランク・キャプラといえば、最後のプレコード映画のうちの1であり、スクリューボールコメディが流行るきっかけとなった『或る夜の出来事』(It Happened One Night、1934)を撮った監督として有名です。今回の連載では、キャプラの非常にプレコード的な作品を紹介しようと思います。アメリカにおけるラジオ伝道とメガチャーチを批判したバーバラ・スタンウィック主演の『奇蹟の処女』(The Miracle Woman、1931)です。 プレコード宗教映画 ヒロインであるフローレンス・ファロン(バーバラ・スタンウィック)はプロテスタントの牧師の娘ですが、父親は長年教会に尽くしたにもかかわらず、若い牧師を求める教区から無一文で追い出されるこ

    知られざるプレコード映画の世界(10):嘘っぽい芸術と真摯な芸術~『奇蹟の処女』(The Miracle Woman) - wezzy|ウェジー
    hyougen
    hyougen 2023/09/19
  • 知られざるプレコード映画の世界(7)画期的なプレコード映画、ただし今見ると…?『結婚双紙』(The Divorcee) - wezzy|ウェジー

    2023.05.13 18:00 知られざるプレコード映画の世界(7)画期的なプレコード映画、ただし今見ると…?『結婚双紙』(The Divorcee) 1930年の映画結婚双紙』(The Divorcee)はプレコード映画の中でも重要な作品だと言われており、主演女優のノーマ・シアラーはこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞しました。しかしながら今の観客が見ると、ヒロインであるジェリーとさまざまな男性との出会いを扱ったこの映画はいろいろ面白いところはありつつ、単なるよくあるロマンティックコメディに見えるかもしれません。 今回の記事ではこの『結婚双紙』のどういうところがプレコード映画として重要だったのかを見ていきたいと思います。 ロマンティックコメディにぴったりのヒロイン 『結婚双紙』は、若い恋人同士であるジェリーとテッド(チェスター・モリス)が結婚を決めるところから始まります。ジェリーに恋

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    hyougen 2023/05/16
  • アンチ・モー娘。だった私と、アンチ・学校行事だった私。 文月悠光×牧村朝子 - wezzy|ウェジー

    2018.03.19 19:10 アンチ・モー娘。だった私と、アンチ・学校行事だった私。 文月悠光×牧村朝子 16歳で現代詩手帖賞を受賞し、10代から詩人として活躍してきた文月悠光さんが、「JK詩人」という肩書から脱却するため、八百屋、フィンランド、ストリップ劇場などに出かける冒険譚を綴ったエッセイ集『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)を今年2月に刊行しました。 そして3月8日、文月さんとタレント・文筆家の牧村朝子さんのトークイベントが下北沢B&Bで開催されました。牧村さんとのトークで明らかになっていく、「臆病な詩人」の文月さんが感じている「生きづらさ」の正体とは? 牧村さんがかつて「アンチ・モーニング娘。」だった理由は? この世界を自分の足で歩くためのヒントが盛りだくさんのトークの様子を前後編に分けてお送りします。 ウェブ連載を書籍化する際の工夫文月:こんばんは。詩人の文月悠光と申します

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    hyougen 2018/04/03
  • そろそろ、「少女小説」について語り始めよう/『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー - wezzy|ウェジー

    2018.01.05 16:00 そろそろ、「少女小説」について語り始めよう/『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー 「少女小説」と聞いて何を思い浮かべますか? 『なんて素敵にジャパネスク』に『炎の蜃気楼』、『アナトゥール星伝』に『ちょー』シリーズ、はたまた『十二国記』。世代によって、思い浮かべるタイトルは違うでしょう。しかしながら、どれも「ファンの間以外で語られる場面がほとんどない」という点については共通しています。電撃文庫やスニーカー文庫といったライトノベルレーベルに比べて少女小説は、たとえ大ヒット作品でもあっても批評や研究の対象になりづらい傾向があるようです。 しかし、少女小説が読者に与えてきた影響は決して小さくありません。少女小説の世界でこれまで何が起きてきたのか、そして「今」何が起きているのかを知ることで、見えてくるものがあるはず。そんな視座を持って書かれ

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    hyougen 2018/01/06
  • 隠れたるレズビアンと生殖~『わたしを離さないで』 - wezzy|ウェジー

    今日はイギリスの作家カズオ・イシグロが2005年に発表した小説『わたしを離さないで』(Never Let Me Go) をとりあげようと思います。この小説は2010年には映画化もされました。日でも2014年に蜷川幸雄の演出で舞台化されており、現在、TBSで舞台を日に移したテレビドラマが放送中です。今日の記事は小説についてのネタバレを含みますので、もしドラマを見ている人がいたらお気をつけください。 なお、この論考では、基的に引用については原書はKazuo Ishiguro, Never Let Me Go, 2005, Faber and Faber, 2006、日語訳についてはカズオ・イシグロ『わたしを離さないで』土屋正雄訳(早川書房、2016)に拠っています。 『わたしを離さないで』における情報の開示 『わたしを離さないで』は20世紀後半のイギリスで展開しますが、現実の歴史よりも

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    hyougen
    hyougen 2017/10/09
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