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ブックマーク / www.arban-mag.com (12)

  • 【レビュー】サン・ラ 伝説の映画『スペース・イズ・ザ・プレイス』がリバイバル上映|コロナ、BLM…こんな世に問う「音楽の力」 | ARBAN

    ジャズ・ピアニスト、バンド・マスター、教師、思想家、土星人。さまざまな顔を持っていたサン・ラ(※)が “肉体を脱ぎ捨てて宇宙に帰還”したのは1993年のこと。サン・ラの姿を見なくなっても、彼の作品は続々とリリースされ続け、彼の思想や音楽は新しい世代に影響を与え続けてきた。 ※ Sun Ra(1914―1993)米アラバマ州バーミングハム生まれのジャズ作曲家、バンドリーダー、ピアノ、シンセサイザー奏者、詩人、思想家。自身のグループ「アーケストラ」を率い、100作を超えるフルアルバムを録音。映画における日語表記は「サン・ラー」。 そんななか、50年代から活動を続けるサン・ラのバンド、サン・ラ・アーケストラが昨年、21年ぶりの新作『Swirling』を発表して話題になったが、今度はサン・ラが脚音楽を手掛けて主演した伝説の映画『スペース・イズ・ザ・プレイス』(74年)が、日では初めて劇場

    【レビュー】サン・ラ 伝説の映画『スペース・イズ・ザ・プレイス』がリバイバル上映|コロナ、BLM…こんな世に問う「音楽の力」 | ARBAN
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    hyougen 2024/05/16
  • 【サン・ラー】22人の大所帯バンドで展開した豊穣なフリー・ジャズ──ライブ盤で聴くモントルー Vol.30 | ARBAN

    「世界3大ジャズ・フェス」に数えられるスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバル(Montreux Jazz Festival)。これまで幅広いジャンルのミュージシャンが熱演を繰り広げてきたこのフェスの特徴は、50年を超える歴史を通じてライブ音源と映像が豊富にストックされている点にある。その中からCD、DVD、デジタル音源などでリリースされている「名盤」を紹介していく。 最近、自身が脚音楽、主演をつとめた映画が、国での公開から50年近くのときを経て日で初公開されたサン・ラー。ジャズ界最大の奇才の世界観をそのままパッケージングしたような映画だったが、一方そのSF的世界観とは別に、彼は卓越したピアニストであり、統率力あるバンドリーダーであり、独創性に溢れたソングライターであった。70年代半ばに出演したモントルー・ジャズ・フェスティバルの記録からわかるのは、彼が何よりも優れた「音楽家」で

    【サン・ラー】22人の大所帯バンドで展開した豊穣なフリー・ジャズ──ライブ盤で聴くモントルー Vol.30 | ARBAN
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    hyougen 2024/05/16
  • 【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN

    音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する特集。今回は、ジャズの生演奏が毎日楽しめる『HUB(ハブ)浅草店』にお邪魔しました。英国風パブとして知られるチェーン店が、なぜジャズの演奏が楽しめるお店になったのか? そこには興味深い歴史がありました。 古き良き英国パブを再現した店内で、サッカーの試合やミュージックビデオを眺めながら、エールビールとフィッシュ&チップスで乾杯する。『HUB(ハブ)』と聞けば、そんなスタイルを思い描くだろう。いまや全国で102店舗(82 ALE HOUSE含む)を展開する大型チェーン。しかし、浅草店だけは、そのどの店舗とも違う独自のスタイルを貫いている。 大きな違いは、毎日のようにニューオリンズ・ジャズを中心としたライブ演奏が聴けるということ。また、キャッシュオンではなくフルサービスであること。ライブの時間帯はチャー

    【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN
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    hyougen 2024/05/01
  • 【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

    2023年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Aaron Parks Little Big/Live In Berlin ブラッド・メルドーの再来とも称され、ジェイムス・ファームなどで活躍するピアニスト、アーロン・パークスのリーダー作。作はバンドの一体感や結束力を強く感じさせる内容。時にコンテンポラリー・ジャズの枠を大きくはみ出し、ロック的なダイナミズムが漲る場面も。iPhoneのボイスメモで録音されたという作だが、意図せず入り込んでしまったざらつきや歪みがアクセントとなり、アルバムに深みや奥行きを与えている。 Banksia Trio/MASKS 須川崇志(b)、林正樹(p)、石若駿(ds)という豪華メンバーによるトリオ作。これが3作目とあって、これまで以上に緊密で濃密な音のコミュニケーションがはかられている。また、菊地雅章やポール・モチ

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    hyougen 2024/01/03
  • 天才トランペッター急逝─ 最後のツアーを追ったドキュメンタリー映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』|エリアン・アンリ監督インタビュー | ARBAN

    Home ニュース 天才トランペッター急逝─ 最後のツアーを追ったドキュメンタリー映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』|エリアン・アンリ監督インタビュー 投稿日 : 2023.11.15 天才トランペッター急逝─ 最後のツアーを追ったドキュメンタリー映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』|エリアン・アンリ監督インタビュー 2018年11月2日、現代最高のジャズ・トランペッター、ロイ・ハーグローヴは49歳の若さで亡くなった。映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』は彼の最後のツアーとなった同年秋のヨーロッパ・ツアーを追いつつ、彼のキャリアをたどるアーカイヴ映像、そしてミュージシャンたちのインタビューを編集して構成した 「人間ロイ・ハーグローヴ」の軌跡だ。ロイの長年の友人でもあるエリアン・アンリ監督に話を聞いた。 取材・文/村井康司 マネージャーの怒号 村井 映画を観て

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    hyougen 2023/11/23
  • 【インタビュー】平林牧子─ “デンマークのグラミー” 獲得した日本人ピアニスト | ARBAN

    デンマークで最も栄誉ある音楽賞「デニッシュ・ミュージック・アワード 2021」に、ある日人ミュージシャンの名前が挙がった。マキコ・ヒラバヤシ──彼女は当地、コペンハーゲン在住のピアニストである。 デニッシュ・ミュージック・アワードは、ポップミュージックを中心にさまざまな系統の音楽を対象とした、いわば “デンマークのグラミー” だ。そのジャズ部門でメインとなる賞「ジャズ・リリース・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀アルバム)」を獲得したのが、平林牧子のアルバム『Weavers(ウィーヴァーズ)』だった。 Makiko Hirabayashi Weavers『Weavers』(2021/enja) 授賞式の様子は現地のテレビでも生中継され、彼女の作品『Weavers』がコールされた際、プレゼンターはこんな言葉で作を称えた。 「この世界をより素晴らしいものにする崇高な音楽」 そして会場は大きな拍手

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    hyougen 2023/11/05
  • 【松丸契 インタビュー】日本生まれパプア育ち。米音大の首席を経て邦シーンの中枢へ─サックス演奏時にイメージするのは“金属の球” | ARBAN

    松丸契は日で生まれ、パプアニューギニア(以下パプア)で育ち、現地で独学によりサックスを体得。高校卒業後はバークリー音楽大学に進学し、首席で卒業したという異形の経歴の持ち主だ。 そして2018年に帰国すると、石若駿をはじめとする様々なミュージシャンからオファーが寄せられ、瞬く間にシーンの中央へと躍り出た。彼が演奏/表現に身を投じる理由はどこにあるのか。ソロ名義としては初となるリーダー作の内容と併せ、自身の音楽観について話を聞いた。 作品の解釈を聴き手にゆだねるための余白 ──幼少の頃から住環境の変化があったということですが、状況の変化には順応できましたか? 小中学校のころ、日に帰省した時に漢字が分からなかったり、パプアに戻ったら英語の綴りがわからなくなったりとかなり苦労しました。バークリーには日人がたくさんいたので、そこで日語が上達したんですけど、今も日語を使いたい時に英語の方が先

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    hyougen 2022/01/04
  • 歌手のノラ・ジョーンズが、アニメ「めぞん一刻」とまさかのコラボ | ARBAN

    「Don’t Know Why」などのヒットで知られる歌手ノラ・ジョーンズが、日の人気漫画「めぞん一刻」とコラボレーションしたミュージック・ビデオを制作した。2020年10月16日20時から、Youtubeでプレミア公開される。 10月16日(金)20時からプレミア公開 これは、今年6月にリリースしたアルバム「ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア」の収録曲「アイム・アライヴ」の公式MVとしてブルーノート・レコードが制作。コロナ禍のリリースにあたり、「生きる」というテーマを多くの日のファンに伝えたい、と企画された。同曲で描かれた葛藤を抱えながらも強く楽しく生きようとする女性像と、亡き夫から主人公の浪人生・五代裕作に移ろいゆく気持ちの葛藤を抱えた漫画のヒロイン・音無響子に共通点が多くコラボが決まった。住人との出会いの中で「生きる」意味を考え、五代に心を開いていく様子が漫画イラストで展開さ

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    hyougen 2020/10/20
  • マイルス・デイビスの特番第2弾『ジャズマイルス II』がNHK-FMで5夜連続放送 | ARBAN

    NHKラジオ らじる★らじる」にてマイルス・デイビスの音楽や人物像を探求する番組『ジャズマイルス II』が、10月13日(火)から17日(土)にかけて5夜連続で放送される。 ジャズをはじめ、ロック、ヒップホップ、エレクトリック・ミュージックのほか、今日のポップ・ミュージックに多大な影響を与えたマイルス・デイビス。同番組は、昨年8月に放送された特番『ジャズマイルス』の第2弾で、番組DJは、マイルスと親交があった音楽ジャーナリストの小川隆夫が務める。 10月14日(水)の放送では、ギタリストの渡辺香津美、10月15日(木)の放送では、小川とともに著書『マイルス・デイヴィスとは誰か「ジャズの帝王」を巡る21人』 を執筆した平野啓一郎がゲスト出演する。 【番組詳細】 NHK-FM/ラジオ第1 「NHKラジオ らじる★らじる」 https://www4.nhk.or.jp/P5915/ ●『ジャズ

    マイルス・デイビスの特番第2弾『ジャズマイルス II』がNHK-FMで5夜連続放送 | ARBAN
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    hyougen 2020/10/15
  • 誰がジャズにアイビーを持ち込んだのか─ モダン・ジャズのファッションの起源【ヒップの誕生 ─ジャズ・横浜・1948─】Vol.14 | ARBAN

    戦後アメリカで初めて誕生した若者向けファッションのムーブメントは、それほど時を置かずに日でも知られることになり、一大ブームを巻き起こした。その新しいファッション──アイビー・ルックを日人に教えたのは、モダン・ジャズのレコード・ジャケットだった。では、ジャズの世界にアイビー・スタイルを持ち込んだのは果して誰だったのか。50年代の日米におけるジャズとファッションの関係を探る。 サラリーマンの月収に相当したスーツの価格 「初期のジャズ・ミュージシャンたちの多くは服装に凝っていた。ぱりっとした服装はそのまま成熟と成功を意味していた。おかげでジャズマンたちの収入のかなりの部分がワードローブの充実のために費やされることになった。何人かのミュージシャンたちは着こなしがあまりに見事だったので、ファッションの流行に影響を及ぼしさえした」(『ジャズ・アネクドーツ』ビル・クロウ著/村上春樹訳) アメリカでは

    誰がジャズにアイビーを持ち込んだのか─ モダン・ジャズのファッションの起源【ヒップの誕生 ─ジャズ・横浜・1948─】Vol.14 | ARBAN
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    hyougen 2020/07/10
  • 英ラジオ局が山下達郎を特集 2時間のミックス音源公開 | ARBAN

    英ラジオ局「NTS Radio」は、山下達郎の楽曲(29曲)を特集した約2時間のミックス音源を公開した。 近年のシティポップ・ブームで海外でも高い人気を博す山下達郎。NTSの記事では「YouTubeのアルゴリズムには、これまで聴いたこともなかったレコードを数100万回再生に導く力があります。山下達郎の1982年のLP『For You』はそのひとつです」と紹介。 また『For You』について「このレコードには彼の音楽的特徴が詰まっており、ファンクやジャズに影響を受ける“シティポップ”というジャンルの代名詞になっている」と紹介している。 同ミックスの選曲は、“邦シティポップの大ファン”だというロンドン在住の女性DJ ANUが担当している。 【トラックリスト】 1.TATSU YAMASHITA Overture 2.TATSURO YAMASHITA Fragile 3.TATSU YAMA

    英ラジオ局が山下達郎を特集 2時間のミックス音源公開 | ARBAN
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    hyougen 2020/04/22
  • 【沖野修也/菊地成孔】立場は逆。でも同じ場所に立っている? 出演者ふたりが考える「東京JAZZ」 | ARBAN

    投稿日 : 2015.08.29 更新日 : 2019.02.22 【沖野修也/菊地成孔】立場は逆。でも同じ場所に立っている? 出演者ふたりが考える「東京JAZZ」 2015年4月、モダン・ジャズに正面から向き合ったアルバム『MISSION』をリリースしたDJの沖野修也と、そのアルバムに参加したサックス奏者の菊地成孔。9月4日(金)から9月6日(日)に東京・丸の内で開催されるジャズ・フェスティバル「第14回 東京JAZZ」で三度目の共演を果たす。DJとして、ミュージシャンとして、それぞれの視点をもつ両者に「東京JAZZ」に関することや、現在の日のジャズ・シーンについて話を聞いた。 ——まず、沖野さんは「東京JAZZ」に出演されるのは初めてだと思いますが、心境はいかがでしょうか? 沖野 僕自身、「Tokyo Crossover/Jazz Festival」というクラブ・ジャズとクロスオーバ

    【沖野修也/菊地成孔】立場は逆。でも同じ場所に立っている? 出演者ふたりが考える「東京JAZZ」 | ARBAN
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