昨年11月、サインバルタの添付文書の改訂が行われ、自動車運転を一律に禁じる記載ではなくなり下線が引かれているように、十分に注意喚起することで、自動車運転もできるようになった。 この2ページでは添付文書改訂に至った根拠が記載されている。 ジェイゾロフトは、上記の2ページ目の左側の下の方「重要な基本的注意」の欄に、「自動車、機械を操作する際には十分に注意させること」とある。この注意レベルにサインバルタは並んだのである。 一方、3環系抗うつ剤ではどのように記載されているかというと、 これはアナフラニールの添付文書だが、1ページの左側の需要な基本的注意の(1)に、 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。 と記載されている。 整理すると、全てのSSRIは自動車運転はできると記載。SNR