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2010/12/17:0 迷走する運命にあるワーク・ライフ・バランス政策 筒井淳也 ◇両立支援が充実しても…◇ 萩原久美子による『迷走する両立支援―いま、子どもをもって働くということ』は、ワーク・ライフ・バランスの問題が、「両立支援が整備されていない」ことの問題であるというよりは、「両立支援が充実してきた環境で働いているのに、仕事と家庭を両立することの苦しみは依然として存在する」ことの問題であることを見抜いた貴重なエッセイである。 そして結局のところ、子持ちの働く女性たちは、「これだけ苦労して両立する価値がこの仕事にあるのか?」という気持ちにたどり着く。 働いていても、仕事を続ける目標が見えない。なのに、このあわだたしさ。神経を張り詰める日々。何もかも中途半端な気がする。これが、「家庭も仕事も」と走り続けた結果なのだろうか。ただ「働き続ける」だけならば、このさき、なにに夢を持てばいいのか。
小倉千加子の「結婚の条件」はよくジェンダーを取り上げるあちらこちらの引用に用いられるが、 その中でももっとも有名な「結婚は、金と顔との交換」が、私には腑に落ちない。 本当に経済的に成功した男の結婚が「金と顔の交換」であったことがあっただろうか? 私が知る限り、一見、女性の「私の「美貌」は金で買われたの」的に「見える」カップルは、 実は女性側の出身階層が、収入の多い男性の出身階層よりもはるかに高いことが多い。 むしろ、高収入を得る男性が「金」で買われた、に近いのだが、 「結婚」に関して「階層」を考えなくてはいけないと、どこかでふれていた小倉千加子をしてすら、 そのことが見抜けていないのが、実に不思議でもある。 以前、「お金持ちの「妻」研究」という、まったくみもふたもない本を読んだことがあり、 それによると、金持ちの妻で本当に「玉の輿」的なカップルは、ほとんど「ない」に等しかった、 つまり、経
女性に男性ホルモンのテストステロンを投与すると、より公正で好意的なゲームプレーヤーに変えられるという。 一回の投与で十分な効果が得られるが、投与したことに気づかなかった場合のみだという。気づいてしまうと貪欲で我が儘になってしまう。精神がホルモンに打ち勝てることを示唆している。テストステロンは反社会的な行動を引き起こすように思われているが、それは思い込みである。男に投与しても同様の効果が得られると研究者は考えている。 ゲームは、「最後通牒」交渉ゲームを使用し、120以上の女性で調べた。 ホルモンが行動に及ぼす影響は人格や文化・社会に比べてわずかである。 --------------------------------------------------- Page last updated at 00:38 GMT, Wednesday, 9 December 2009 Testostero
「WANを支えてくださっている皆様へ この間の事情の説明」という文書が,2月14日付けで一部の人にメールで配布され,その後こちらに転載されました. オリジナルはPDFでA4で5ページにもわたる長文ですが,要するに「遠藤さんはいつも怒っているからこれ以上一緒に仕事はできない,クビにするのもどうかと思って,他の仕事を提案してあげたのに,やっぱり怒っていて,わけわからない.そのうえ世間に訴えたりして,信頼関係がなくなったから,もうやめてもらうしかないことになった.この際,お金もないことだし,事務所閉鎖して,ついでに,カサイさんにもやめてもらうことにした.解決金は払うからさ」ということが書いてあります. 使用者が,うっかりと不当労働行為を自白する文書を配布して墓穴を掘ってしまう,ということは,争議の中ではよくあることではありますが,直接目にするとやはり瞠目してしまいます. この間の経過で,私が最も
昨年発足した、ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)。そこで労働争議が発生した。 ウェブマスターの仕事をされていた遠藤礼子さんが、一方的に契約内容の変更をされ、それにともない賃金も五分の一に減額といわれたということだ。 遠藤さんの抗議の内容やおおまかな経緯は、ユニオンWANのブログ、非営利団体における雇用を考える会(仮)ーWAN争議を一争議で終わらせないーに書かれている。また、遠山日出也さんのブログでも、この件が取り上げられており、ほかにもこの件についてのブログエントリがいくつかネット上にはあり、twitterでも情報や意見の交換が行われている。 サイトのアクセス数が低いという問題を、すべてウェブ担当者に押し付けるというのはどうかと思うし、自称「IT弱者」であるとオープニング集会など様々な場において公言しておられた理事の方々が、冷静にサイトについて評価し、問題点を把握できているのか
今日の団交 退職勧奨のメール本文 昨日のWAN団交の報告およびWAN理事会からの退職勧奨メールが〈非営利団体における雇用を考える会(仮)〉のブログにあがっている。 くりかえし弁解をしておくと、わたくし労働問題にはお恥ずかしいことにまったく明るくないし、法律上、なにがどのように認められてどうなのか、あるいは労働契約がどのような形でどのようにむすばれるべきであり、それがどのような場合までどの程度に拘束力をもつのか、などの根本的なところをちっともわかっていない。さらに、今回の場合、ユニオンWAN側がウェブ公開という形で情報をだしてしまっているにもかかわらず(「しまっている」というのは、それが悪いという事を含意するものではなく、すでにそういう状態になっている、ということです。為念)、それにたいして理事会側はすくなくともWANサイト上では完全に沈黙をまもっており、したがって、理事会側の反論なり主張な
去る6月20日(日)に大阪・ドーンセンターで開催された日本女性学会大会のワークショップ企画「フェミニズム運動や研究組織における非正規・無償労働問題を問い直す」について、マサキチトセさんのまとめたレポートが日本女性学会「学会ニュース 第120号」(2010年10月発行)に掲載されました。その内容を、以下に再掲載します。 ***** ●WAN労働争議をきっかけとしたワークショップを女性学会で開催しました ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)の労働争議をきっかけとする当WSではミヤマアキラ、清水晶子、斉藤正美が論点を提示し、ディスカッションを行った。 ミヤマはフェミニズムにおける平場主義やシスターフッドの幻想が権力関係を隠蔽するとし、指揮系統の不備や不透明な雇用者責任及びシャドーワークの低評価を指摘した。清水は、特にフェミニズムやジェンダー研究で恒常的な資金不足があり「大物を呼ぶ」時で
「WANが東大ジェンダーコロキアムと共催で送る」と銘打った「新春爆笑トーク 上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるか?」」のライブ中継を途中からみた。会場の予定調和的な雰囲気と会場で見られたヘテロセクシズムを追認する「笑い」にもなじめないものがあった。この日のトーク内容がヘテロセクシズムに満ちていることについては、トークに足を運ばれたid:tummygirlさんの笑おう、憤りと皮肉と拒絶とをこめてに詳しいのでそちらをご覧ください。 わたしは、このジェンダーコロキアムという場が、かつてフェミニズムは分裂含みの「連帯」をめざしているでも異論を書いたように、上野、澁谷さん、ならびにその場に参加している人たちをも含めて非対称な権力関係など存在せず、みな同じ前提に立ち同じ方向をめざしているとでも思っているかのような同調的な場であったことについて違和感をもったことについて書きたい。すでに、
【ライブ中継への反響・その1】わかりやす...(10-1-20 New!)ネバーランドを飛び出したティンカーベル ...(10-1-19 New!)高齢者が街へ出るには 上野千鶴子(10-1-16 New)【特集・装うことから考える・その7】「そ...(10-1-14 New)「ジュリー&ジュリア」で考えたこと ...(10-1-11)映画評:『カティンの森』 上野千鶴子(10-1-9)【特集・装うことから考える・その5】「変...(10-1-7)リブに遅れたけれど、WANに間に合って、...(10-1-7)【ウォッチ!新政権】鳩山内閣総理大臣所信...(10-1-7)CINEMA <女冥利に尽きる!生涯> 松本...(10-1-2) 「一般の人にわかりやすい言葉で話して下さい」と言われる経験は、私たちフェミニストには日常茶飯事だ。そう言われるたびに私はその言葉に憤りを感じ、口
そんなわけで、既に今年になって二本もエントリをアップしているので(そしてその時点で昨年の更新数を抜きました。ブログというより完全に跡地です)、今更ではございますが、みなさま新年おめでとうございます。 新しい年をぱっと華やかに滑り出し、本年もへたれ机上フェミとして明るく楽しく生き延びて行きたいものだという夢と希望をこめまして、新春のイチオシフェミイベントであると前評判しきりの爆笑トークを鑑賞してまいりました。 新春爆笑トーク 上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるか?」 結論から書いてしまうと、本当にもう、フェミにとって笑いは大切よね、わたくしたち笑わなくてはいけないわよね、笑いってこういう時に否応なくこみあげてくるものよね、という、いわばフェミ的笑いの原点、シクスー的な「メデューサの笑い」の原点へといざなわれる、そういう経験でございました。 死から抜け出すには、はじけるような笑
WANはウェブマスター業務の外注化を撤回せよ! ・・・ところで,労働条件の変更をともなわない,業務命令や配属変えは,使用者の権利ですが(例外はあります),労働条件の変更をともなう場合は別です.労働条件の不利益変更には,解雇同様,厳しい規制があります.そんなことが一方的に出来るとでも思っているのは,いかにも世間知らずのWANの理事なのですが,相手が無邪気でも,やられる方はたいへんです. (追記:上記の参照元URLから削除されたので、全文を以下に転載) あけましておめでとうございます. ユニオンWAN委員長/年末までWANウェブマスターをしていた遠藤礼子です. 私はWANの立ち上げ直前の3月半ばにWANのウェブマスターとして雇用されました.「とりあえず3年間は保障する」という話でした.私が採用された時点で,サイトの中身どころか,制作業者との打ち合わせも出来ていない状態でしたが,相当な無理をして
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