子どもを狙った暴力的性犯罪の前歴者の居住地情報を、法務省が警察庁に提供する制度で、2005年6月の制度開始から09年末までに、登録者672人のうち、99人が再び性犯罪で摘発された一方、再犯を未然に防げたケースは、わずか7件にとどまることがわかった。 所在不明者も58人に上っており、制度の限界が浮き彫りになった。 同制度は、13歳未満に対する強姦(ごうかん)、強制わいせつなど、四つの罪の前歴者について、法務省が氏名、居住地などを提供。居住地を管轄する都道府県警が対象者を登録し、原則5年以上、所在を確認する。 同庁によると、09年末時点の登録者は672人で、性犯罪の再犯は99人(14%)だった。このうち、容疑者を早期に絞り込むなど、登録情報が生かされた例は19件にとどまった。 制度の目的は再犯防止だが、子どもへの声かけなどの前兆の段階で指導・警告を行い、再犯を未然に防げたのは7件だった。 居住
「引きこもり」という言葉が、メディアでも再びクローズアップされるようになった。 きっかけの1つには、4月17日未明に愛知県豊川市で起きた一家5人殺傷事件の影響もあるのだろう。容疑者の長男(30歳)は、約15年間、家で「引きこもり」状態にあったことがわかり、全国で同じような状況にある当事者や家族に、大きな衝撃を与えた。 あまり報道されていないが、5日前の4月12日にも、北海道北見市で、やはり「引きこもり」状態だった長男(23歳)が、両親を殺傷する事件を起こしている。とはいえ、このような殺人事件にまで至るのは、これまで表面化したケースを見る限りでは、年間に数件程度だという。 厚生労働省の訪問面接調査によると、20〜49歳の対象者1660人のうち、平均で1.2%が、これまでに「ひきこもり」を経験していたと、2010年2月、内閣府主催の公開講座の中で公表している。08年度の20〜49歳の人口
今回のエントリはちょっと変だけど、「パニック障害と広汎性発達障害のパニック」の続きである。(元々1つのエントリであった) 彼女を最初に診たのは、まだ彼女が13~14歳の頃だったと思う。なぜその年齢でうちの病院にやってきたのか、よく憶えていない(昔のカルテを調べるとわかるのだが・・)。 精神疾患といえばそうなのだが、いわゆる不良少女であり、家族も手が付けられない状態だった。こういう子供は一般には躾が悪いからそうなったと思いがちだが、躾でどうにかなる部分は非常に少ないと感じていた。(一般の感覚とは乖離している) 彼女は広く言えば神経症なのだが、ADHD的な部分もあるのである。しかしあのような子供をADHDとも言わないと思う。(個人的にだが・・)。 彼女は治療がほとんど続かず、継続して通院なり服薬などしたことがない。しかし、特に冬に悪化し、たまに入院になっていた。どんなに酷い状態でも短期間で体調
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く