理研、次世代スパコンの新システムを“スカラ型単独”に変更 〜 富士通と共同開発 7月17日16時49分配信 RBB TODAY 独立行政法人 理化学研究所(理研)は17日、文部科学省が推進する「最先端・高性能汎用スーパーコンピュータの開発利用」プロジェクトの一環として開発を進めている次世代スーパーコンピュータの新システムを、“スカラ型単独”構成に決定したことを発表した。 【その他の画像やURL】 理研は、次世代スーパーコンピュータの開発主体として2006年9月から概念設計を開始。2007年に概念設計が終了、評価を経て開発を推進していた。当初、システム構成は、スカラ部とベクトル部からなる複合システムだったが、ベクトル部の開発を担当していた日本電気が、2009年5月に製造段階への不参加を表明。複合システムの実現が困難な状況となっていた。新システムの開発は、理研と富士通が共同で実施し、性能目