STAP細胞を巡る問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは、8日午後、理化学研究所に対し、ねつ造などの不正を認定した調査のやり直しなどを求める不服申し立てを行いました。理化学研究所の調査委員会がねつ造や改ざんと認定した2つの実験データについて、小保方晴子リーダーは、いずれも不正には当たらないと反論していて、調査委員会の今後の判断が注目されます。 写真の切り貼り まず、STAP細胞が、体の細胞から出来たことを示したという実験結果の写真が一部、切り貼りされていた点についてです。 調査委員会は、実験結果の画像を一部切り貼りしただけでなく、縦の長さを変えるなどの操作が行われていたなどとしたうえで、きれいに見せたいという目的性を持って行われたもので、改ざんに当たる不正と認定していました。 これに対し、今回の申し立てでは、小保方リーダーは見やすくするために操作をしたが、操作を加えたからと