先日、Rieke研の論文を紹介したので、それに関連する論文を読んでみた。 Science. 1995 Jun 9;268(5216):1503-6. Reliability of spike timing in neocortical neurons. Mainen ZF, Sejnowski TJ. summary スパイクタイミングのreliablityについて調べた先駆的研究だ。スパイクタイミングのreliablityの話なら、ほぼ確実に、この論文が引用される。 --- モチベーションは? 皮質ニューロンの発火パターンが示す「ゆらぎ」(variablityの意味)は、単なるノイズなのか?それとも情報を運んでいるのか?という大きな問題にアプローチすること。特に、ニューロンのスパイク生成中の「内因的なノイズ」はいったいどれくらいあるのか?ということを実験的に調べている。 --- どんな実
12月1日、大阪大学"ゆらぎ"プロジェクト東京シンポジウムが秋葉原コンベンションホールにて開催された。主催は大阪大学。 「大阪大学"ゆらぎ"プロジェクト」は、平成18年度 文部科学省科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」プログラムの1つとして本年度に採択された課題「生体ゆらぎに学ぶ知的人工物と情報システム」の略称で、大阪大学と民間企業6社、3研究機関との協働プロジェクト。「ゆらぎの利用」に焦点をあてて、基礎科学から産業化・実用化技術に至るイノベーション創出を目指す。 生体システムの機能発現の仕組みを「ゆらぎの利用」の視点から追究して新しいコンセプトを創出。そして、その知見を取り入れたナノ材料物質科学、情報システム科学、ロボット工学を構築することによって、生体特有の柔軟な機能を模倣した情報処理センサを組み込んだ人工臓器、人間にやさしい高機能ロボット、生体特有の適応性・
Genome sequence of an extreme animal Kumamushi is tardigrades (water bears) in Japanese. This tiny animal is phylogenetically interesting as they are believed to sit in-between worms and arthropods on the tree of life. Besides, this organism is known to survive the following extreme environments when dehydrated. High (151°C)[1] and low (-273°C)[2] temperatures. High (7.5GPa)[3] and low (open space
マウス脳・遺伝子発現マップ Mouse brain map is complete 'Google of the Brain': Atlas Maps Brain's Genetic Activity Allen Brain Atlasが完了したようだ。41,000,000ドルという巨額の資金を投入して、わずか3年で21,000個の遺伝子発現のマップ調べ尽くしたことになる。無料で公開されているデータベースにちょっとアクセスしてみたが、さすがに使いやすそうな感じ。ツールなどもかなり充実していそうだ。 同時期にマウス脳の遺伝子発現マップ調べのプロジェクトがいくつか立ち上がっていたが、このプロジェクトがおそらく最も質が高い気がする。 さて、これをもとにどうするか?「ポストゲノム」とは違った、「画像」などの情報を扱うinformaticsをやらないといけない。これから数年後には、このような画像デー
「経済学者は進化理論家から何を学べるだろうか」 (Paul Krugman講演録)が面白かった http://cruel.org/krugman/evolutej.html さて、進化論の分野でちょっと本を読めば、グールドがこの世界でのジョン・ケネス・ガルブレイスなんだというのはすぐにわかります。つまり、すばらしい書き手で、数式やむずかしい専門用語を使わないので文芸インテリには大人気だしメディアでもひっぱりだこ、という人物ではありますが、残念ながらかれが数式や専門用語といった罪悪に手を染めないのは、かれが同僚たちの上をいっているからではなく、同僚たちの話を理解できないせいらしい、ということです。 うーむ。そうだったのか。知らない事とはいえガルブレイスは素直に偉い人だと思ってました。断続平衡説の方はなんかおかしいとは思ってたけど。 包括適応度というのは、その個体の親戚の適応度の加重平均で、そ
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "染色" 生物学 – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2023年1月) 染色(せんしょく)とは、特定の生物組織、細胞、オルガネラなどに、特殊な色素を用いて色を付ける実験技術のこと。特に、顕微鏡での観察をより容易にするため、観察に先立って染色が行われることが多い。例えば、組織中の一つの細胞を顕微鏡で観察する場合、そのままでも形態の違いだけから結合組織中の細胞や、細胞中の細胞核を見分けることは可能であるが、あらかじめ細胞質や核を染色すればそれぞれの観察が容易になる。 染色の原理には、観察する標本に含まれている特徴的な生体分子(タンパク
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